記事一覧
平成初期生まれは『近所のおじさん』になれるか?
世は平成10年代後半。
ギャルもオタクもガラケーをふり、電波を求めた時代。
ガラケーからは着うたが流れ、着うたフルが登場した。定額制の登場により、携帯の利用料金におびえることを知らない我らが、本来請求されるはずだったパケ代を見てキャッキャと笑った時代。
NANAが流行りごくせんは第2シリーズが始まった。中島美嘉とYUIに夢中になる女たち。アンジェラ・アキはすばらしい歌声だったし、ピアノを叩い
SF初心者の『夏への扉』体験記
ロバート・A・ハインラインの『夏への扉』を読んだ。2020年12月の早川書房の新版だ。
想像以上にロマンチックで面白かったし、SFというジャンルの本を他にも読んでみようと思った。せっかくなので感想を書いてみたい。
ただ、夏への扉を詳しく語る記事にはなりそうになく、SF初心者の体験記みたいなざっくりした記事になりそう。
SFというジャンルへの印象
夏への扉の名前だけならば知っていた。少し前に邦
冒険メシを100時間プレイした感想
※ストーリーのネタバレはしないのでご安心ください。
冒険メシのプレイ時間が100時間を越えてしまった…。
100時間もダンジョン探索に費やしたのか~と一瞬真顔になったけど、エンドコンテンツは終わっていないのでまだ少しプレイ時間は延びそうなところ。
SRPGを久々にプレイしたので、FFTAをプレイしていた頃の気持ちがよみがえってきて、マス目とミニキャラと汎用ユニットとランダム要素強めなゲームは
ダンジョンエンカウンターズが面白い話
※大したネタバレはなく、地下20階に到達したばかりの人のプレイ感想です。
10/14に発売されたダンジョンエンカウンターズが面白い。写真のようにマス目の床と数字で構成されるダンジョンゲームだ。
正直に言うとプレイ直後は困惑したし、地下3階位までは面白さがわからずに「単調だなあ」と思ったりもした。thinkって何だよ、考えるとこないじゃんと思っていた。
それでも今は違う。このゲームは面白い。
キ
平成初期生まれ携帯サイト育ち
91年生まれの私が高校生だった2007年から2010年の頃、高校生の中でモバゲーやmixiなどのSNSの走りみたいなものが流行っていた。twitterは今ほど一般的ではなく、ネットが好きなその道の人たちが楽しんでいたものだった。
twitterでコミュニティを作る事が当たり前になる前、ちょうど私の高校時代あたりに黄金期を迎えていたのが携帯サイト時代だ。
当時はギャルもオタクも何かしら自分のホー
リッツ・マルールというヒーローの話(FFTA)
小学生の頃に出会ったリッツ・マルールが好きだった。
約20年程度前になるが、ゲームボーイアドバンスが携帯機の主流だった頃に買ってもらった「ファイナルファンタジータクティクスアドバンス(FFTA)」が私の初めてのファイナルファンタジーになった。
気弱な転校生マーシュ、いじめられっ子のミュート、勝ち気な女の子のリッツという、知り合い以上友達未満な三人とマーシュの弟であるドネッドが、ある日突然手にし