半波

量を食べる才能がある。

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最近の記事

転職悲喜こもごも覚え書き

ここ1ヶ月半程、業後に転職活動をしていたのだけれども無事に次の会社から内定が出ました。 個人的な経験が活かせそうな貴重な求人だったので、書類が通った後は面接対策の動画とか人事の本音みたいな記事とかを見まくって、無事に内定までたどり着けた段階です。後は入社日などを決めるのみ。 人生の一大イベントなので、ここしばらくの出来事とか気の持ち様とか、買って良かったもの、ネガティブなことからポジティブな事までつらつらと書いていければと思います。 買ってよかったもの持ち運ぶのが苦じゃな

    • 平成初期生まれは『近所のおじさん』になれるか?

      世は平成10年代後半。 ギャルもオタクもガラケーをふり、電波を求めた時代。 ガラケーからは着うたが流れ、着うたフルが登場した。定額制の登場により、携帯の利用料金におびえることを知らない我らが、本来請求されるはずだったパケ代を見てキャッキャと笑った時代。 NANAが流行りごくせんは第2シリーズが始まった。中島美嘉とYUIに夢中になる女たち。アンジェラ・アキはすばらしい歌声だったし、ピアノを叩いていた。オタクには流行らなかった電車男、部活内で回し読みした花男。1リットルの涙

      • SF初心者の『夏への扉』体験記

        ロバート・A・ハインラインの『夏への扉』を読んだ。2020年12月の早川書房の新版だ。 想像以上にロマンチックで面白かったし、SFというジャンルの本を他にも読んでみようと思った。せっかくなので感想を書いてみたい。 ただ、夏への扉を詳しく語る記事にはなりそうになく、SF初心者の体験記みたいなざっくりした記事になりそう。 SFというジャンルへの印象 夏への扉の名前だけならば知っていた。少し前に邦画で実写化されていたのもなんとなく知っていた。SFでは古典らしい、という程度。

        • 冒険メシを100時間プレイした感想

          ※ストーリーのネタバレはしないのでご安心ください。 冒険メシのプレイ時間が100時間を越えてしまった…。 100時間もダンジョン探索に費やしたのか~と一瞬真顔になったけど、エンドコンテンツは終わっていないのでまだ少しプレイ時間は延びそうなところ。 SRPGを久々にプレイしたので、FFTAをプレイしていた頃の気持ちがよみがえってきて、マス目とミニキャラと汎用ユニットとランダム要素強めなゲームはやっぱりいいな!と思った。 ストーリー攻略のパーティとエンドコンテンツ攻略のパ

        転職悲喜こもごも覚え書き

          ダンジョンエンカウンターズが面白い話

          ※大したネタバレはなく、地下20階に到達したばかりの人のプレイ感想です。 10/14に発売されたダンジョンエンカウンターズが面白い。写真のようにマス目の床と数字で構成されるダンジョンゲームだ。 正直に言うとプレイ直後は困惑したし、地下3階位までは面白さがわからずに「単調だなあ」と思ったりもした。thinkって何だよ、考えるとこないじゃんと思っていた。 それでも今は違う。このゲームは面白い。 キャラメイクやボイスは無い。グラフィックもストーリーも最低限だ。むしろ目に見えて用

          ダンジョンエンカウンターズが面白い話

          平成初期生まれ携帯サイト育ち

          91年生まれの私が高校生だった2007年から2010年の頃、高校生の中でモバゲーやmixiなどのSNSの走りみたいなものが流行っていた。twitterは今ほど一般的ではなく、ネットが好きなその道の人たちが楽しんでいたものだった。 twitterでコミュニティを作る事が当たり前になる前、ちょうど私の高校時代あたりに黄金期を迎えていたのが携帯サイト時代だ。 当時はギャルもオタクも何かしら自分のホームページを持っていた。 その中でもオタクに、もっと言えば腐女子に絞って言うと、

          平成初期生まれ携帯サイト育ち

          伊集院光の深夜の馬鹿力の話

          昔、絵を描く仕事をしていた頃に会社で徹夜作業をする事が多々あった。 寝落ちや作業の飽きを防ぐために役立ったのがラジオだった。radikoで流し聞くこともあれば好きな番組のアーカイブを漁ることも多かった。 作業をするにあたり無音の環境はベストだけれど、人が少ない夜中に会社にこもって作業をすると、ものすごく寂しくなる。 どうしても人の話している声を聞きたくなる時間があった。そうした頃に、伊集院光の深夜の馬鹿力には随分助けられた。話がおもしろいこと、そして何より放送時間帯が良

          伊集院光の深夜の馬鹿力の話

          リッツ・マルールというヒーローの話(FFTA)

          小学生の頃に出会ったリッツ・マルールが好きだった。 約20年程度前になるが、ゲームボーイアドバンスが携帯機の主流だった頃に買ってもらった「ファイナルファンタジータクティクスアドバンス(FFTA)」が私の初めてのファイナルファンタジーになった。 気弱な転校生マーシュ、いじめられっ子のミュート、勝ち気な女の子のリッツという、知り合い以上友達未満な三人とマーシュの弟であるドネッドが、ある日突然手にした魔導書の力で異世界「イヴァリース」に飛ばされるという王道な異世界ファンタジーだ

          リッツ・マルールというヒーローの話(FFTA)

          怪盗クイーンと はやみねかおるの思い出話

          つい一昨日の話。 帰宅してTwitterを開くと夢のようなトレンドが上がっていた。 怪盗クイーン 2022年劇場OVAアニメ化決定令和3年、ありがとう。勝ちました。 この記事ははやみねかおる作品との出会い話から「いつも心に好奇心」、「怪盗クイーンはサーカスがお好き」で人生が曲がるまでの思い出話です。 ランドセルを背負った現役小学生中学年の頃、赤ずきんチャチャと世紀末のエンジェルを愛読していた私が少し背伸びして選んだ次の本は、はやみねかおるの「そして五人がいなくなる」だった

          怪盗クイーンと はやみねかおるの思い出話