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転職悲喜こもごも覚え書き

ここ1ヶ月半程、業後に転職活動をしていたのだけれども無事に次の会社から内定が出ました。
個人的な経験が活かせそうな貴重な求人だったので、書類が通った後は面接対策の動画とか人事の本音みたいな記事とかを見まくって、無事に内定までたどり着けた段階です。後は入社日などを決めるのみ。

人生の一大イベントなので、ここしばらくの出来事とか気の持ち様とか、買って良かったもの、ネガティブなことからポジティブな事までつらつらと書いていければと思います。

買ってよかったもの

持ち運ぶのが苦じゃない大きさのノートPCは必須。
業後に転職活動をする身としては、これがなくては始まらないレベ ルだった。昨今の世情のおかげか、今いる業界がIT業界だからかは不明ですが、オンライン面接が可能であるところがほとんどだったのでリュックに入れて持ち運べる程度(14型程度)のノートPCは買って良かった。自宅のデスクトップPCも古くなって不便に感じていたのもタイミングが良く、転職活動初めての面接の前日にヨドバシで買って帰りました。24分割払い!

転職活動を考えている方は、私のように土壇場ではなく余裕を持って買うことをおすすめします。

個室型レンタルスペースが職場の近くにあったので、定時に職場を出ればそのままレンタルスペースに行き、オンライン面接が出来たのが大きかった。下手に有給を消費しなくても良いので、非常に助かりました。

在職中の転職活動はエージェントが必要

条件に合った求人を探すのも面接のスケジュール管理もエージェントにお願いしました。

求人条件については何度かエージェントとお話しつつ、適宜修正しつつ、必要であれば方向性も変える相談もして、手元に届く求人の調整をしていただけたのはかなり助かった。転職においてのマナーといった初歩的なところの相談から、書類のチェック・修正、自分の今後のキャリアの相談もできるので、一人で完遂する気の猛者以外は是非エージェントを使用してみては如何でしょうか。

「こういうタイプの仕事は嫌だ」「こういう条件の仕事がいい」「業務内容にも一言ある」という要望を汲んでいただく為のエージェントとの打ち合わせの時間は、ある程度確保したほうがいい。思ってたのと違う求人が来たらその旨ちゃんと伝えて、どういう求人だといいのかというお願いも怖じ気付かずにした方がいい。

後、エージェントもプロなので「受かりそうなところに応募するか、行ってみたい会社に応募すべきか」みたいな質問も真剣に回答してくれます。「当たり前のように後者だろ!」と思うかもしれませんが、時と場合によっては急ぎ前者となるような転職活動もあるので(前回の転職がそうだった)。
今回はご縁があって、行ってみたい会社から内定を出していただけたけど、その場合でも「直ぐには決まらないという前提で覚悟出来るのであれば、是非そういうチャレンジをした方がいい」と助言をいただきました。具体的なスケジュール感の説明から、書類落ちがつづいてもへこまないモチベーション管理などもサポートしていただけたのが有り難かった。
後、応募については勢いに任せてめっちゃ出した(トータルで30社くらい)けど、要領の良い方であれば初めから絞って10社程度で応募する方が賢いと思います。

年収や福利厚生、業種などは自分自身でも思い浮かべてるとは思いますが、業界や会社の規模(老舗や大手、若い会社)など、「何を叶えたくて何を捨てられるか?」のラインを自分で設定できれば強いと思います。私は当初これが出来ていなかったので、転職活動の中でブラッシュアップしていきました。

面接対策

必須。あまりにも必須です。

一般的にネットに転がっているよくある面接対策をするのは勿論、自分の棚卸しとラッピングは必要。どういう人間であり、どういう仕事をしてきて何が出来て、御社でも同様に働ける理由の説明や、これからは何がしたいかを口で話せるようになる練習は必須です。後にも述べますが、私はこれをやっていなければ撃沈していたと思う。

エージェントから送られてくる面接対策も「はいはいこういうのあんのね~でも面接はぶっつけ本番で会話すりゃいいっしょ」って思って、最初の1・2社くらいはこの程度で挑んだけど今思い返すと恥ずかしい面接をしてしまったと思う。
確かにめんどくさいけれど、これは必須です。Youtubeで是非「サラタメ 転職 」で検索した動画を見てみてください。

私はサラタメさんの動画を見ていなければ内定までたどり着けなかったと思う。

転職の意識や方向性が変わるのは当たり前

何でもいいから今の会社を出たい!というネガティブな理由から転職を始めたので、とにかく早く内定がでそうな会社へ、当初は応募していました。

勿論書類は通りやすかったのですが、面接でお話を聞くと今と同じ様な環境と内容だったのでものすごくうんざりしてしまって(勝手な話ですが)、「もう少し応募先を良い条件のところだけにしたい」とエージェントへ相談しました。そして、同業界の中でもジャンルを少し変えて応募したいともお伝えし、「厳しい戦いにはなると思うけど覚悟してやってみましょう」とのことで、転職活動の方向転換をする事に。

エージェントによると「実際に応募して面接を受けていくと、自分でも言葉に出来なかった本音が出てくるので、方向性が変わるのは良くあること」らしいです。

書類通過率は落ちたものの、興味のある求人に絞れたので面接対策にも身が入るのなんの。


モチベーションやメンタル

どん底に落ちるというより、不安が大きくなる時期がありました。というか、大体はそんな気持ちを抱えながら活動する。しかも仕事で疲れた後に。

「私の市場価値云々」というような高尚な悩みは私にはありませんでしたが、「誰にも必要とされてなかったらどうしよう」とか「自分のダメさを思い知る」とか「同じ年齢の他人と並んで競うにはあまりにも足りない」とか「惨めだ」とか、そういうネガティブな気持ちと改めて向き合わないといけないのがしんどかった。

普段仕事をしていると、自分を外から見るような事もなかったし、外(社会)から見られる事を意識するような機会もないので、普段はそれほど思わない類の気持ちが降って湧いてくる。

そんなネガティブものに向き合いながら未来の話を考える日々なので、やっぱり結構しんどかったです。日記帳とかにネガティブな気持ちとかを書いては吐き出してました。

後、業後に企業研究やら面接でしゃべることとかを考えると、通常の日に比べて睡眠時間は減りがち。


いい企業との出会い(落ちた)

ネガティブスタートの転職とは言えど、求人を見ていると「こんな会社で働きたい!」みたいな良さそうな会社を見かける機会もあるので、そういう会社で働く自分を想像してはテンションを上げていました。今でも悔しいのは、めっちゃ良い会社(穴場)を見つけて書類通過後に初めて本気で企業研究をしたけど面接の結果お見送りになった件。出来る限りの面接対策とコミュ力(なけなし)をアピールしきったけど、落ちた。

転職活動をはじめて悔しいと思ったのがこの一件。この経験が、その後の対策に本腰を入れるきっかけになったのと、転職活動の方向性を変えるきっかけにもなったのでトータルで見て良い経験になりました。徳の高そうな人たちが沢山いそうな、すごく良さげな会社だったんだ…。これがきっかけで、今の私に一番マッチしそうな会社を見つけることが出来たので、個人的には良いイベントでした。

今後は退職調整に時間をとられていくとは思うけど、業後の転職活動に終止符を打てそうで一安心というところです。疲れた!


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