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オススメ漫画とアニメ

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漫画やアニメの紹介や、漫画からの考察記事を書いています。
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#アニメ感想文

2024年の漫画アニメ展

2024年の漫画アニメ展

2024年は僕のお気に入りのアニメ展が4~5月で目白押しでした。
ここにて観てきた記事を載せたいのですが、まだ観ていない人もいるでしょうし、これから大阪など東京以外でも開催されるでしょうから、今回はコメント少な目でざっとその魅力を紹介していきます。

ぼっち・ざ・ろっく展東京の松屋銀座にて、5月6日までに、僕が大好きなアニメ「ぼっちざろっく」の展覧会がありました。
コミュ障で友達がいない中学生「後

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映画「BlueGiant(ブルージャイアント)」、映画館で観るべき。アニメの絵と音楽の迫力、ジャズを知らない僕もその熱量とカッコよさに嗚咽と涙が溢れました。CGの粗は多少は気になりましたが、それよりも音楽と演奏! 紙面から音楽が溢れるこの漫画に、実際の音楽がつけばもう最高過ぎる…

聖地巡礼へようこそ!④ ~Shirobakoと武蔵野市へ。

聖地巡礼へようこそ!④ ~Shirobakoと武蔵野市へ。

みなさんこんにちは。
僕は町歩き(散歩)しながら郷土資料館などに赴き、その町の歴史を調べるのが好きな人間です。また、同時に漫画やアニメも大好きです。
そんな僕が書いていく漫画アニメの聖地巡礼記事。
ただ「アニメで出てきた場所は実際はこうです~」という写真をアップするだけでなく、「この町はこんな歴史や名所がありますよ~」ということも書いていきたいのですが、けっこうマニアックですし字数も多いので、どう

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一つのお菓子から、京都の風情を感じます。一つのお菓子から、人々の思いを感じます。バンドやってた東京の青年・和(なごむ)は実家の老舗「緑松」に戻る。しかしここには孤児の少女・一果(いつか)が跡継ぎとしていた。2人と、町のまわりの人々とともに、京都の和菓子をつくる漫画「であいもん」。

恋に歳の差なんて関係ありますか? 店長のことが好きなんです!
何かを喪失した女子高生の橘あきらは、バイト先のファミレスの店長の近藤正己のささやかな思いやりに惹かれ、恋に落ちる。一途なあきら、店長はさえないオッサン。はたしてただのすれ違いか。「恋は雨上がりのように」、作画が芸術的!

誰もが伏線回収に気づき感嘆し、さらにそれを探すために何周も読み直すでしょう! 宇宙漂流モノである「彼方のアストラ」、マンガもアニメも傑作だった。宇宙に放り出された9人の高校生が惑星を転々としつつ故郷に帰ろうとする。ギャグ、シリアス、謎、対立と成長。9人のキャラと仲間になった気分!

出会えました! アニメ鑑賞は、新しい漫画との出会いのチャンスをつかめる。今期ノーマークだった「その着せ替え人形は恋をする」、アニメがキラッキラ!動きも滑らか!最高!! 岩槻の人形師で陰キャの五条くんが、実はコスプレ好きの海夢(まりん)と出会う。まりんかわええ!衣装の完成に泣いた…

「放課後ていぼう日誌」の8巻が発売。女子高生が「釣り」を本格的に楽しむオッサン歓喜の日常モノ。魚ごとに釣りの方法があり、道具に挑戦したり、料理もおいしそう。何だか生々しさや色っぽさを感じた原因は、「脚の描写」かも。脚フェチ!? 元々先生がその界隈出身だったからだろうか、プロの技。

あんこうとガルパンを求めて

あんこうとガルパンを求めて

東京では大雪警報が相次いでいる冬、新年を経て2月に入り疲れてきた。新しい仕事環境を迎えやっと慣れてきたかどうか。昨年度を終わらせ、ますます自分の能力のなさを痛感していき、気持ちとしては、厭世気分が募っていく。身も、心も寒い。しばらくずっと引きこもっている。

やっと給料が出、休みを迎えた。すべてを置き去りにして遠くのほうに旅へ出たい衝動に駆られる。
しかし、どこに赴くか頭が真っ白な状態。散歩記事を

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「岬のマヨイガ」を観に行った。

「岬のマヨイガ」を観に行った。

岩手の美しい景色。そして東日本大震災の描写。主人公の少女・女子高生・おばあちゃんや、ご近所さんたちの交流。遠野の妖怪や伝承。

監督の川面真也さんは「のんのんびより」以降、美術制作社は「草薙」と組むことが多い。僕の愛読する漫画「ハクメイとミコチ」の緻密な絵を、草薙は見事に美しく表現してくれた。川面監督は「ばらかもん」での田舎の表現もすばらしかった。

今年は東日本大震災の10周年である。
あの災害

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