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作品と過程と

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創作者としての 作品とできるまでの過程のまとめ
運営しているクリエイター

#お芝居

「偽善者」て使うことある??

「偽善者」て使うことある??

“偽善者“という言葉を目にすることがあります
「私こんな良い事をしました」というネットの書き込みに対して
「それは偽善だ!」という指摘の文脈で見ることが多いのですが
そもそも、これは何を指摘している言葉なのかが
わからない時がある 

ドラマやアニメなどでも
「この偽善者め!!」なんてセリフが飛び交ったりしている
私自身もよく言われる
家族や友人から、もちろん冗談でだが
それもあってか「偽善てなん

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「叱る」をする為の発電所

「叱る」をする為の発電所

社会人になって6年目に差し掛かっています
わかっているけどもう新人ではない
後輩が沢山できて、
なんなら人事として新入社員のお手本になり指導をしていかないと立場に

後輩たちと接する中で
一番頭を悩ませるのは後輩に注意をするとき
小さなミスを指摘するぐらいならいいのだが
大きな問題が起こった時、彼らにどんな言葉を伝えるか、、、
とても、、、、悩む

あまり感情的にならない性格なので
怒鳴ったり、声

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「狂える神、狂う人」④

「狂える神、狂う人」④

誠はまた、その時に起こった事を淡々と話し出した

女性はフラついた足取りで帰路についていた
誠は女性に気づかれないように距離をとって“ストーキング“を続けた
ただ、その女性は歩くのに精一杯で周囲に気を配る余裕はなさそうだ
「家まで送りますよ」そんな一言を掛けられればいいのだけど
断られたら自分は、自分の家の方へ踵を返すしかなくなる
そんないらない思案が次々と頭の中を通り過ぎていく
バタン
余計なこ

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枝豆が食べれるようにって開けた世界

枝豆が食べれるようにって開けた世界

今年ついに28年間嫌いな食べ物「豆類」を克服しました
決して好きなった訳ではなく
大人になったから味わい方が変わったという訳でもなく
苦手意識は残りつつも食べられるようになったというのが正しいかもしれません

ただ長年好きか嫌いかで判断していたものが
それだけではない何かに気づけるようになったのだと思います

物心がついた時には豆が嫌いでした
自分の記憶で一番古いものは
朝ごはんの食パンに塗られた

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[エッセイ]無限のカフェを一人歩き

[エッセイ]無限のカフェを一人歩き

よく勉強や執筆のために近くのカフェに行く
ただ、昔から注意力が散漫な方で、すぐ集中力が切れ別の事を考えてしまう

よく、やってしまうのが
今この場所にいる人たちは何を目的に来ているかを考えてしまうことだ

待ち合わせ、息抜き、時間潰し、雑談、デート、仕事に勉強
このカフェにる30〜40人は何をしにきているのか
ざっくりとした妄想をすることだ

例えば、目の前にいるの男女は、大学2.3年生のカップル

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「秋」でも「冬」でもない

「秋」でも「冬」でもない

師走初旬の札幌はとても微妙な時期
雪が降ったり降らなかったり、積もったと思えば溶けたり
家を出る時に、どのコートを着るか、傘をさすかどうか考えることが急に増える
日中は雨だけど、夕方から雪が降るとかもザラで
「もうどっちかにして!」と
朝から奇声を上げたくなる日々が続く

私にとって
山下達郎さんの『クリスマス イブ』
「雨は夜更けすぎに、雪へと変わるだろう」の歌詞は
クリスマスに浮き立つ、雪の少

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[短編]テーマ課題「狂わす神、狂う人」①

[短編]テーマ課題「狂わす神、狂う人」①

テーマ おうし座、事務所、狂人

「なぁ、神様って信じる?」
人の部屋に上がり込みダラダラとスマホ弄っていた誠が突然の話題を
切り出す
「え?なに急に?なんか…誘われている」
誠のことだ。ありえない事ではない。知り合いに中でビジネスの話や
ツボをかわそうとしてくる人がいるとしたら、間違いなくこいつだ
気づかれない程度に警戒をする
「いや、そういうんじゃなくて」
「びっくりした。その切り出し方やめろ

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