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文化編

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#祭り

【青森県の祭り後半】八戸三社大祭

【青森県の祭り後半】八戸三社大祭

 前回は、青森県西部津軽地方で行われているねぶたの魅力について語りました。まだ読んでない方は、こちらをお読みください。

 青森県は、東西で文化が分かれており、それぞれ違った魅力があります。今回は、南部地方の中心都市八戸市で開催されている八戸三社大祭について語ります。

法霊山霞神社(八戸市) 八戸市の中心市街地のあるJR本八戸駅から徒歩5分。八戸三社祭りの主催の神社の1つです。江戸時代に作られた

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【青森の祭り前編】青森三大ねぶた

【青森の祭り前編】青森三大ねぶた

 8月上旬、東北地方は祭りが一斉に始まります。梅雨が明けて暑さに負けないほど七夕で東北地方の祭りを取り上げましたので、下に掲載したリンクからお読みください。

 今回は、記事では書ききれなかったねぶたの魅力について語ります。青森県西部の津軽地方では8月上旬に各地でねぶた祭りが行われており、その中でも、青森市、弘前市、五所川原市で行われているねぶたが、「三大ねぶた」と言われています。三大ねぶたには、

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8月上旬に集中している東北の祭りのまとめ後半

8月上旬に集中している東北の祭りのまとめ後半

 2023年7月7日の七夕に東北を代表する祭りのうち、七夕に関係する青森県のねぶた祭り、秋田県の竿燈まつり、宮城県の七夕まつりについて特集しました。前編は、こちらをお読みください。

 今回は、前回の続き。岩手県のさんさ踊り、山形県の花笠まつり、福島県のわらじまつりについて、取り上げます。

盛岡さんさ踊り(岩手県盛岡市) 毎年8月1日~4日に開催されています。日本一太鼓の多い祭りで、盛岡市内各地

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【七夕】七夕と東北の祭りの関係【東北の祭りのまとめ前半】

【七夕】七夕と東北の祭りの関係【東北の祭りのまとめ前半】

7月7日は七夕 七夕は中国発祥のイベントで、日本には奈良時代に伝わりました。日本の七夕は、中国発祥の「乞巧奠」と日本発祥の「棚機」という行事がベースになっています。乞巧奠とは、手芸などの職につく女性が、もっと上達するように星空に祈りを捧げる行事で7月7日の夜に行われます。棚機は、秋の豊作を願い着物を織って神へに供える行事です。
 現在の日本の七夕は、織姫と彦星が年に一度会うことの許される日です。

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四国の2大踊り

四国の2大踊り

阿波踊り(徳島県) 徳島市で毎年8月12~15日に行われる日本最大の盆踊りイベント。2010年代までは徳島県の人口を超える100万人以上の観光客が訪れました。
 2020年から、規模を縮小して開催しました。

歴史

 阿波おどりは、400年以上という長い歴史があります。起源は不明で、蜂須賀家が徳島藩を治めてから始まりました。一説によると、徳島城の築城記念に踊られたのが最初らしいです。また、鎌倉時

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