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5分で読める小説

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5分で読める!3000字以内の創作小説 (一部3000字以上あります←ナニソレ)
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【1話完結小説】文化祭(午後原茶太郎シリーズ)

【1話完結小説】文化祭(午後原茶太郎シリーズ)

高校生活最後の文化祭。俺はベタながらお化け屋敷をやりたかった。男子はほとんど俺の味方をしてくれたけど、女子の大半が「メイドカフェをやりたい」と譲らない。

「文化祭と言ったらお化け屋敷だろ!」
「そんな暗いしキモチワルイの絶対イヤ!」
「メイドカフェ、一回くらいやってみたいし!」
「そんなもん女子しか盛り上がんねーだろ!」

意見は平行線で、出し物は永遠に決まらず、明日、改めて仕切り直すことになっ

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【1話完結小説】豆まきの夜

【1話完結小説】豆まきの夜

僕は物心ついた時からこの家に母さんとニ人きりで住んでいる。狭いながら庭のついた一軒家。母子家庭のくせに、って前にクラスのみどりちゃんから言われたけど、そんなこと僕に言われたってどうしようもない。ずっとずっと昔にはこの家に父さんもいて、僕たちは三人家族だったらしいけれど僕は父さんのことなんかこれっぽっちも覚えていない。そもそもなんでいないのか、それすらまだ母さんから教えてもらってない。

二月三日、

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【1話完結小説】ひねくれた女の子がネッシーを信じる話

【1話完結小説】ひねくれた女の子がネッシーを信じる話

夢の中で私は、目の前にいる私好みのイケメンにくどくど持論を語っていた。リアルでやったら絶対ウザがられるやつ…と思いながらも言葉は口から次々飛び出した。夢なんだから別にいいやと考えていた。イケメンもウザい顔ひとつせず笑顔でウンウンと聞いてくれている_____

*****

転校してもずっと続く友情とか
休んだら心配してくれるクラスメイトとか
いじめられたら庇ってくれるヒーローとか
高めあえるライバ

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【1話完結小説】【エッセイ】SNSで絶対にやってはいけない事

【1話完結小説】【エッセイ】SNSで絶対にやってはいけない事

■はじめに 今や私達の生活とSNSは切っても切れない関係です。仲間とのやりとりは勿論、情報収集からプレゼントの応募まで、日常のあらゆる場面で密接に関わり合っています。
 そんな便利なSNS。普段空気を吸うように当然のごとく使用していますが、使い方を誤ると大変な事があなたの身に降りかかる場合があります。この記事では、まだあまり知られていないけれど実は“SNSで絶対にやってはいけない事”をお伝えしてい

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【1話完結小説】あなたのそばにも主人公…

【1話完結小説】あなたのそばにも主人公…

 編集との打ち合わせが長引いてしまった。深夜、帰り着いた自宅マンションのホールでぼーっとエレベーターを待っていると、後ろから急に声がする。

「アンタ、自分の書いた小説の主人公を全部覚えてるか?」

 振り返ると、薄汚れた作業着姿の中年男が立っていた。いつの間に現れたのだろう。ヒョロリと背が高く、無精髭の生えた頬はこけ、目だけがやたらギラついている。ジャック・バウアーからガタイの良さを抜き取ったよ

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【1話完結小説】ろくな事にならない

【1話完結小説】ろくな事にならない

 俺は母親の顔を知らない。俺が1歳の時、男と駆け落ちして出て行った。だから俺はずっと親父と祖母の3人暮らしだった。

 高校の時、祖母が死んだ。母親代わりに優しく見守ってくれた存在がいなくなったのだ。俺は表向き気丈に振る舞ったが、心中は散々だった。そんな俺を気づかってか、それとも逆に1ミリも気づかっていないからか、ほどなく親父は会社の部下だった若い女と再婚した。

 10歳ほどしか歳の変わらぬ新し

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【1話完結小説】露利根山事件

【1話完結小説】露利根山事件

僕の町には言い伝えがある。

「子供の名前に“子”をつけると、子供好きな露利根山の神様にさらわれる」

露利根山ってふざけた名前だけど、本当に町の西側にあるんだよね。ちょっとしたハイキングできるレベルの、しょぼい山。

そもそもこの言い伝え自体馬鹿げてると思わない?でも実際、昔々に優子とか正子とかいう名前の子が行方不明になった…って。長老クラスのご老人はみんな口を揃えて言ってる。

“名前に子がつ

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