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もうひとつの「とんがり帽子」
「とんがり帽子」は、1947年に発表されたずいぶん昔の歌なのですが、映画「ゴジラ-1.0(マイナスワン)」ファンにはおなじみでしょう。発声OKの応援上映(ゴジラマイナスワンでは応援乗船と呼ばれている)では、当時、生まれていない人たちばかりだっただろうと思われますが、一緒に歌う人もけっこういたりしましたね(私もそのひとりでしたが)。
映画の中ではラジオから聴こえてきます。そこでは一部しか流れないの
和解への道8~らっきょ編~
先日ラジオを聴いていたとき、らっきょの話を耳にしました。そして思い出しました。私が和解できていないもののひとつにらっきょ(カレーに添えられているらっきょの甘酢漬け)があったことを。
いったいいつかららっきょの甘酢漬けが苦手だったのか思い出すことはできません。気がつけば避けて通るようになっていました。別の容器に入っているタイプの提供方法なら(たとえば吉野家の紅生姜みたいなやつね)最初から取らなきゃ
小料理屋の女将とワケアリ板さん
なりたいもの、っておそらく誰しもある(あった)んじゃないかと思います。子どもの頃になりたかったものが、大人になるにつれなれるわけないじゃんと諦めるなんてこともよくありそうだし、まっすぐがんばってそれになった人も多いだろうし、大人になって急になりたいものができてがんばってそれになることができた、という方たちもいるでしょうね。
そういう、なんというかちゃんとした「なりたいもの」ではなくて、別に本当に
「餌をやる」って言っちゃダメですか?
ペットにまつわる言葉もずいぶん変化してきましたね。より「家族感」が強くなるのはいいことだなと思う一方で、それによる弊害ってないのかしら、とも思ったり。
<餌をやる/ごはんをあげる>
ペットと飼い主との関係性が変化していくにつれ、その界隈で使われる言葉も変わっていきますね。
原稿に、ペットにごはんをあげることについて書くときは「食事を与える」、あるいはその書籍や雑誌の購読対象によっては「食事を
和解への道7~鮭の皮編
鮭の皮って食べます?
長いことあれは「食べないもの」というかもう「捨てるところ」といったほうが正しいけど、私にとってはいらないところでした。だって、皮だし、身じゃないし。そもそも魚の皮は食べたくないので、誰も見てなかったら鯖味噌の鯖の皮はこそげたいし、キンメの煮物の皮もこそげたいです。
「猫またぎ」という言葉がありますね。お魚好きな猫すら避けるほどまずい魚、というような意味と、あまりにもきれい
和解への道6~マシュマロ編~
先日映画を見ていたときに出てきた食べ物を見て、まだ和解できていない食べ物があったことを思い出しました。それはマシュマロ。映画の中に、マシュマロを焼いて食べるところが出てきたのでした。
マシュマロを焼くのって、なんかボーイスカウト感があって楽しそうだなあ、とは思うんです。
でも、マシュマロのおいしいところを、いまだ見つけられていない。
ゴースト・バスターズのマシュマロマンは好きなんですけどね。
居酒屋にいる子どもの向こうにいるもうひとりの子ども
居酒屋に小さいお子さんが来ているのってどう思いますか。正直なところ私は、「うーん」と思ってしまう側の人間です。酔っぱらって判断力が減少しつつある大人たち、タバコを吸う大人たち(まあ最近は飲み屋でも禁煙が多いが)、居酒屋は大人の場所であって、子どもがいる場所じゃないと思うんですよね。住み分けってあるじゃないですか。
子どもがいる親は居酒屋に行ってはいけない、とは思わないんですけど、子どもを連れて行
和解への道1~グリーンピース編~
嫌いな食べ物、ありますか?
ざっくりとした分類でなら、私は嫌いな食べ物はありません。野菜も、肉も魚も好きだし、辛いものも甘いものも好きです。ゲテモノ系は別の話ね。
ただ、食材単位だと嫌いな食べ物もちょっとあります。とはいえ、たとえばねぎや玉ねぎのように随所に登場するようなもので嫌いな食べ物はないので、日常的には困らないです。
アレルギーも幸いなことにありません(今後のことはわかりません)。子ど