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誰かに話したくなる語彙や雑学マガジン

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#語彙

「文字変換」との対話

「文字変換」との対話

イレギュラーとして処理するか正常パターンとして組み込むかによってコストが変わってくる。

みたいなことを書こうとしていたときに処理の変換でいきなり「胥吏」が出てきたんですよ。

今までこんな漢字見たことも使ったこともなかったので、一瞬PCがバグったんかと思いつつ。ちゃちゃっとスペースで別候補を見ると間違いなく「処理」が出てきたので、バグではないんだ、と少しだけ安心した。

「しょり」
胥吏(しょり

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「初心・原点」に返るか・帰るか、どっち問題

「初心・原点」に返るか・帰るか、どっち問題

「玉坂さん、その漢字、ひらいといた方がいいですよ」

と、指摘を受けたのが20代後半だったか30代に差し掛かったかだった時分。Web制作会社にて、業務拡大のために営業兼ディレクターでの求人を出して、自身が採用した2つほど年下の女性だった。

周りに細かなことを指摘してくれる、いわゆる「直属の上司」のような存在がいない環境が長かったので、大変にありがたいチームメイトであった。体大卒で、営業成績も良く

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ネタの「サイズ感」

ネタの「サイズ感」

毎日更新することを決めて、早250日ほど。
1年間続けようと思い、2/3程が過ぎました。

本当はね、小説を書こうと思っているのですが、5話でぴたりと止まっていますね。

筆が進まない日は何か別の記事でもいいから毎日何かを書く、ということではじめて、およそ250日。小説は5話。残りは他の雑学記事です。もはやそちらがメインですね。

こういうこと言うと自意識が肥大化している感じがして、あまり好きでは

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「ビブリオ」ファンタジー

「ビブリオ」ファンタジー

読書猿さんが好きでして。

最近ですとこちらの書籍のプロモーションであったり、紹介であったりがしばしば目にされます。お目にかかったことがある人もいるかもしれませんね。

すべての知識を得ようなんてうぬぼれは勉強不足の証拠だ

みたいなことをおっしゃっていて(いたはず…)、自身の興味関心を絞ることの重要性を重々噛みしめました。20代後半だったと思います。そんじょそこらの適当な人にこんなこと言われても

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m(__)mはカジュアルで、「mm」はオフィスカジュアルです。

m(__)mはカジュアルで、「mm」はオフィスカジュアルです。

テレワークとなって久しく。

もともとSkype、Chatwork、Slackでのコミュニケーションが多い企業では、さほど違和感なく日常が過ぎているのかな、と思う反面オフィス回帰のニュースもちらほらと。

日本のテレワークは遅れているのであるという論調も見聞きするので、過渡期感がすごい。

テレワークの良さと、オフィスワークの良さをハイブリッドで活かせる企業がさらに強くなるのは間違いなく、どちらか

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オリンピック予選→準決勝→決勝の候補者の右に出てる「Q」ualified

オリンピック予選→準決勝→決勝の候補者の右に出てる「Q」ualified

時節柄、オリンピックを眺めています。

予選から準決勝に進めるのは上位2名と、全体で記録の良かった3名です

水泳やら陸上で、個人の順位を争う競技だとよくあるルールですね。

「2プラス3名が次に駒を進めます」
なんて解説者が言っているのをよくよく耳にします。

で、順位表を見ていると見出し絵みたいに参加者リストの国旗・名前・記録と、その右側に「Q」と「q」とが書かれているんですよね。

どちらか

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「先祖返り」してます

「先祖返り」してます

ちょっと腕の部分、先祖返りしてるんでしっかりチェックしてもらっていいですか。

当たり前に使い過ぎて何の違和感もありません。
こういう時の「先祖返り」。

使います?

デザインやら、プログラムやらのデータを修正(1回目)して、アップロードして、その後再度修正(2回目)して、アップロードして。

すると1回目の修正箇所が修正前に戻ってしまっている場合なんかに「先祖返りしてもーてますよ」って言います

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「鼎」の軽重を問う

「鼎」の軽重を問う

博士の異常な鼎談というTV番組がかつてありまして。

この番組で三者が向かい合い話すことを「鼎談」というのだと知り、「鼎」という文字を知りました。

鼎談

むしろこの番組以外で「鼎談」にせよ「鼎」にせよを見たことって数回あるか、ないか…。しかしながら、字面にせよ、「ていだん」という響きにせよ、心地よさのある言葉です。好きなんです。

二者での話し合いだと「対談」でしょ。なぜ三者での話し合いでわざ

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「射幸性」を知るお話

「射幸性」を知るお話

意外性、危険性、夜行性やらなんやかと。○○性。
性で終わる言葉ってたくさんある。

興味があれば、ここでコツコツひとつひとつ眺めてみてください。
10×65ページで650個ほど並んでいるので。

好き、というかとても気になってしばしば頭に浮かんでくる性がいくつかあって、今日はその一つの話。上記リストには載っていないのだけれど。

射幸性
偶然の成功や利益を狙う度合い。 簡単に言えばギャンブル性。

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「イエベ」とか「ブルべ」とか

「イエベ」とか「ブルべ」とか

随分前、10年ほど前だったかな。
ファンデーションに関するWebサイトを制作したことがあって、その際の説明文で「黄色人種の肌の色には、パープル系のファンデーションがおすすめ」みたいなものがあった。

パープル系のファンデーションというものがあることにも驚いたけれど、黄色にパープルを乗せてなじませるという視点に、なんというか、はじめて知ったということもあって刺激的な知識を手に入れたもんだと高揚したこ

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「聖人君主」じゃありませんから

「聖人君主」じゃありませんから

「知事になる前は聖人君子のような生き方をしていたわけでない」

聖人君子。
はじめて聞いた訳ではなんいんだろうけれど、橋本徹さんのコメントで、この時の言葉が頭に残っている。

先日ふと、同じような言い回しをしようとしたときに「聖人君子」だったか「聖人君主」だったかわからなくなって、今日の記事。

「聖人君子」とは「徳や品があり、かつ知識や教養もある、理想的な人物」を意味する四字熟語。「聖人」は「知

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「スラング/Slung」って日本語でなんていうのかね

「スラング/Slung」って日本語でなんていうのかね

「あースラングだねー,それー」

Slang/スラング
改まった場面で用いられない品のない言葉。 広く知られている言葉も含む。 特定のエスニック集団、職業、年代、生活環境、生活様式、趣味、嗜好を共通にする集団の中でのみ通用する隠語、略語、俗語のこと。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B0

英語の勉強を

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「色覚タイプ」色の見えにくさと優位の話

「色覚タイプ」色の見えにくさと優位の話

「ちょっと見えにくい色があるようなので,色弱かもね。軽度だし気にする必要ないけれどー」
なんて学生時代の視力検査時に言われて,その言葉を長らく気にしていた。その後似たような検査をちょこちょこ試してみると特にそのような兆候は見受けられなかったので,ほんとに気にする必要のない程度なのだとは思う。
色覚のタイプ。
緑と赤の見分けが弱いタイプが多いらしく,中には黄と青の見分けが弱いタイプもいるのだとか。

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「バナナ」はクールですか?

「バナナ」はクールですか?

cool bananas?
いい感じかね?

授業の合間合間で先生が「cool bananas?」って問いかけて来ていてよく覚えている。授業の合間合間で先生が「cool bananas?」って問いかけて来ていてよく覚えている。今調べると10年前くらいの記事がちらほら。わたしが受けたのはまた更に前だけれど。オーストラリアのスティーブン先生。まだ続けてらっしゃるのかな。

慣用句か方言かなにかなんだろ

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