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「文字変換」との対話

イレギュラーとして処理するか正常パターンとして組み込むかによってコストが変わってくる。

みたいなことを書こうとしていたときに処理の変換でいきなり「胥吏」が出てきたんですよ。

今までこんな漢字見たことも使ったこともなかったので、一瞬PCがバグったんかと思いつつ。ちゃちゃっとスペースで別候補を見ると間違いなく「処理」が出てきたので、バグではないんだ、と少しだけ安心した。

「しょり」
胥吏(しょり)とは、旧体制下の中国や朝鮮において、庶民でありながらも役人の仕事をする者を規定した用語である。 正規の高等官僚としての官人と対応し、両者を併せ、「官人」の「官」と「胥吏」の「吏」で官吏と呼ばれる。
引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%83%A5%E5%90%8F

あー、行政法やってた時に「官吏」なら出てきたことあるぞ。なんて久々の漢字に懐かしさを感じたものの、なんで「しょり」で「胥吏」なんて出してくるねん!と文字変換の、なつかしみプレゼンツ機能に突っ込みを入れた。

いらんいらん。

すごくランダムで普段と別の提案とかしてくる機能が備わってるんですかね。

本来であれば、文字変換てよく使う文字を提示してくるんで、その人の思考をある程度反映してくれるんです。使えば使うほどよく使う文字が出てきて使いやすくなると。

自分以外の人が使っているPCで文字打つと結構ストレスありますもんね。

例えば「だいたい」で変換かけて「大体」とか出てくると腹が立つというか。

「大体」とかいわんのです。「大体」ということを表現したいときは「およそ」とか「概ね」っていう。だから「だいたい」といえば「代替」なんですよ。「大隊」が出てくるならまあいいんですよ。単にその人の趣味が表れているだけなんで。あー、一個大隊で攻め込みたいのかなーって。冗談ですよ。いずれにせよ「大体」なんか出してくると、うまく思考を汲んでくれない文字変換に腹が立つというか、波及してそのPCの使い手にまで立腹が及んでしまう。なんで大体とか使うねん!って。

わたし、好き好んで「依然」って言葉を使うのですが、「いぜん」って変換して「以前」が最初に出てくるとかはいいんですよ。そりゃ好みの問題だわって納得いく。

「保証」とかだとたまに思いますね。なんで「保障」が最初に出てくるねんと。人権活動家かって。大体ビジネスシーンで「ほしょう」するのは「保証」です。「補償」もするか、保険屋さんとかなら。国やら役所でもないのに「保障」せんやろうがって思ってしまう。安全保障に関する記事でもアップしているのかしら。ブログに。

人のPC使うと見えてくるその人の癖ね。

それにしても「胥吏」が出てくるのが解せん…。
って、また使うから次もきっと出てくる。

胥吏 ほら。

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