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石徹白Life2076日目2023年8月26日(土)【岐阜大学、1泊2日で夏のゼミ合宿】その1土木や交通、地域マネジメントを学ぶ学生の皆さんと共に、「縄文人になろう!」というテーマで

1日目を過ごしました。到着した27名(学生22名、教員5名)を石徹白川の下流にある小谷堂(こたんどう)へご案内しました。現在は人家もなく廃村となっていますが、縄文時代の遺跡も発見され、かつて旧石徹白村を構成していた場所です。夕方までの講師は、同地の出身である山崎章徳さんにお願いしました。活動は「かつての水源地までの道を整備すること」、「川と共にある暮らしや遊びを体感すること」、「縄文村の看板を設置し、発掘体験をすること」の3つです。



2mを超す草藪を刈り払い、前日までに目星をつけておいた場所まで100mほど斜面を登っていきます。小さな沢筋に数十年前まで使われていたコンクリートの桝や採水するための施設が出てきました。生き物にとって不可欠な水をどれほど苦労して使ってきたのでしょう。素掘りの側溝も近くにありました。学生のみなさんと一緒に草や蔓を刈り払い、倒木をどかし、埋め尽くされている土砂を掘りました。土木を学んでいるとはいえ、腰が入っていない学生さんたちのスコップの扱いに危うさや現場経験の少なさを感じました。インターネットをはじめ技術や機械の発達に伴って身体性が余りにも失われていないでしょうか。横並びに同じような行動や指示を待つ姿には、同調圧力の時代を生きている若者たちの苦労を感じました。しかし同時に携帯電話が圏外であることも相まって日常から解き放たれたように、手足を使って生きた知識を学ぶ中で表情が生き生きとしたり、風土や人と関わる場面に遭遇できたことを楽しんでいる姿に希望を感じました。発掘体験も初めての方が多く楽しんでいました。



さて一生懸命に働いて汗をかいた後は石徹白川の本流へ行きました。ライフジャケットを着用して、淵で泳いだり、飛び込んだり、魚を見ました。川で冷やした石徹白地区のトマト(農園tete 松本さん夫妻と深澤さん)は最高のおやつとして大好評でした。



一部の人たちは章徳さんが仕掛けている「滝分け」や「登り落ち」と言われる川での漁を見聞きしたり、石積みのお手伝いをしていました。



夕食はカルヴィラいとしろに戻って、棒1本の「錐揉式発火法」で火を起こしてからの交流BBQでした。通常の食材に加えて、石徹白地区ならではのものを食べていただくため、いくつか準備しました。朝採りのトウモロコシは加藤勇人さんが様々な工夫や苦労をされてきた逸品です。山で獲れた子鹿も提供しました。両方とも美味しい!と喜んでいただきました。


翌日の続きは・・・
石徹白Life2077日目2023年8月27日(日)【岐阜大学、1泊2日で夏のゼミ合宿】その2) 2日目の午前は自分たちで石徹白大杉などを見学に行ってきたようです。昼食はマゴエモンのお弁当をいただき、


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