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#新型コロナウイルス感染症

日本での月経周期追跡アプリを利用したmRNA based COVID-19ワクチン接種後の生理の異常の検討

日本での月経周期追跡アプリを利用したmRNA based COVID-19ワクチン接種後の生理の異常の検討

日本において、2021年4月から、mRNA based COVID-19ワクチン[BNT162b2 (Pfizer/BioNTech) and mRNA-1273 (Moderna)]接種が開始して以降、不正出血、月経痛や生理不順を主訴として受診する方が増えてきました。

既に、諸外国では、mRNA based COVID-19ワクチンの副反応の1つとして生理の異常(月経不順や不正出血など)が、報

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子宮内膜における遺伝性過誤腫性病変の発症とCOVID-19 Vaccinationとの関連性に注意

多くの子宮体がんの発生には、卵胞ホルモン(エストロゲン)という女性ホルモンが深く関わっています。卵胞ホルモンには子宮内膜の発育を促す作用があります。したがって、卵胞ホルモンの値が高い女性では、子宮内膜増殖症という前癌病変の段階を経て子宮内膜がんが発生することが知られています。出産経験がない、肥満、月経不順(無排卵性月経周期)が認められる、又は、卵胞ホルモン製剤だけのホルモン療法を受けている女性では

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ワクチン濃度の重要性



『新型コロナワクチン「5~11歳にも効果」 』

『コミナティ筋注:大人の1/3の量での接種、5~11歳にも効果あり』

良き情報である

発症率でいうと、コミナティ筋注の副作用の発症

大柄な欧米人<<<小柄な日本人

体格に合わせて、日本人へのワクチン接種量を欧米人への接種量の
2/3くらいにすれば、日本人の副作用の発症率が低くなるかも

以前、子宮頸がんワクチンの接種後の副作用の検証を行

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癌治療と新型コロナウイルス感染症COVID-19時代、ACE2-lowering antineoplasticsの処方の重要性



最近公表された臨床研究では、ACE2の発現を低下させる可能性のある抗腫瘍薬を投与された患者は、他の抗腫瘍薬治療を受けた患者でのSARS-CoV-2陽性率12.9%と比較して、統計的に有意に低下したSARS-CoV-2陽性率7.0%を示したことが示されている。つまり、他の抗腫瘍薬と比較して、ACE2の発現を低下させる可能性のある抗腫瘍薬を投与された患者は、SARS-CoV-2陽性率が低いことが明

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IL-6阻害剤とCOVID-19治療の重要な関係性



COVID-19治療において、有益な結果が報告された。

本臨床試験において、IL-6受容体拮抗薬であるトシリズマブとサリルマブによる治療により、ICUで臓器サポートを受けているCOVID-19の重症成人患者の生存率のアウトカムが改善されたことが報告された。トシリズマブとサリルマブは、共にIL-6阻害剤である。

2021年4月21日、日本の厚生労働省は、慢性関節リウマチに対する治療のために処

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質問:COVID-19ワクチン接種によりウイルス変異体に対する中和活性は誘導されるか?



いくつかの臨床医学の研究グループは、以前にCOVID-19に感染した医療従事者が、mRNAベースのCOVID-19ワクチンの単回投与に対するリコール反応を開始できるかどうかを評価している。ある研究グループは、実験室で確認された血清学的検査に基づいて、以前にCOVID-19に感染した医療従事者は、以前に感染していない医療従事者よりも、mRNAワクチン(コミナティ筋注接種)の単回投与に対する抗体価

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日本政府によるCOVID-19ワクチンのパスポートの発行についての方針



COVID-19ワクチン接種歴などが記録されているCOVID-19ワクチンのパスポートの発行について、日本政府は、海外で、COVID-19ワクチンのパスポートの活用が進んでいる場合、日本政府もCOVID-19ワクチンのパスポートの発行を検討していく考えを示しました。

EU(ヨーロッパ連合)は、COVID-19ワクチン接種歴などが記録されているCOVID-19ワクチンのパスポートの導入を検討し

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