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仕事に必要な、"攻撃力"と"守備力"

仕事に必要な、"攻撃力"と"守備力"

ビジネスパーソンは大きく2つに分けられる。
攻撃力が高い人間と、守備力が高い人間だ。
と、勝手に思っている私です。

私は従業員数千人単位の大企業から中小ベンチャーへ転職し、そこからさらにできたてほやほやのスタートアップにJOINするという、巷では"リスクジャンキー"と呼ばれているらしいキャリアを歩んできたのでこの"攻撃力"と"守備力"について感じることが多々あります。

もちろん組織が大きくなれ

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失敗したときはお客様の顔を見て

失敗したときはお客様の顔を見て

何をするにも失敗はつきもの。

しかもその失敗の多くは、お客様を巻き込んでしまうものです。

面と向かってお叱りをいただくのは何回経験しても胃が痛むものですが、失敗したときほどお客様の顔を見ることが大切だと思っています。

そう考えるようになったのは、大学生のときにやっていたイタリアンでのアルバイトで失敗してマネージャーから叱られたことがきっかけです。

ホールで働いている人なら経験したことがある

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「小さな約束を守る」ことの重要性について

「小さな約束を守る」ことの重要性について

最近、SNSマーケティング周りの案件が急激に増えてきたので、Wantedlyを使って学生インターンと若手社員を募集してみた。結果として、ありがたいことにたくさんの応募があったのだけど、困惑することも少なからずあった。

端的に言うと、基本的な約束を守れない学生さんがとても多かったということだ。たとえば、

・約束の15分前にメールでドタキャンする

・相手の都合に合わせて予定をずらしたのに「寝坊し

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仕事ができるひとの「円」の大きさ

仕事ができるひとの「円」の大きさ

社会人になってしばらくして気づいたことがある。

それは、想定しているお客さんが大きいひとほど仕事ができる、ということだ。

働きはじめは、無我夢中で、与えられた仕事をこなしている。疲れたし、こんなもんだろうと、とタスクを終える。そうすると、上司に修正される。この状況は、いちばん内側の「自分」と、その次の「上司」の中を行ったり来たりしている段階だ。

「会社」が全体としてどこを目指していて、自分の

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コンテンツは、なくても死なない。

コンテンツは、なくても死なない。

12月8日に、会社が設立5周年を迎えた。

ピースオブケイクの社是は、「世界をもっとおもしろくする」というものだ。これには実は、裏の意味があって、ネットの状況がこのままだと、おもしろいものがどんどん減ってしまうのではないか、という懸念がある。

インターネットメディアの最大の課題は収益性だ。

これまで、日本のコンテンツ業界が盛り上がってきたのは、およそ100年前にはじまった「出版」というビジネス

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その背中は、あなたの10年後

その背中は、あなたの10年後

ロールモデルやメンターなど、自分の見本をつくれとよく言われるここ最近。

私自身も「どの背中を追いかけるか」をとても大切にしています。

特に大企業の場合は未だに年功序列がしっかりしているので、入社年次が10上の先輩はそのまま自分の10年後。

5年後、10年後にこの人と同じ景色を見ていたいか?

身を置く環境を選ぶ際、この問いを自分に投げかけ続けることが大切だと思っています。

なぜならば、人は

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"多様性"というマジックワード

"多様性"というマジックワード

"ダイバーシティ"という言葉が一般的にも普及し、多様な価値観を受容することがいいこと、という風潮が当たり前になってきました。

ひとつのレールを絶対的に正しいと信じるのではなく、いろんなレールやときには獣道を通ってきた人たちが集まって事を成すというのはこれからの時代大切な考え方だと思います。

しかし、時に"多様性"は思考を停止させるマジックワードになってしまうこともあります。

ものごとには必ず

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上司に評価される(小手先の)仕事術

上司に評価される(小手先の)仕事術

先日、ある20代の男性から、

「同じくらい働いているつもりなのに、同僚ばかりが評価されて納得がいかない」

という仕事の悩みを聞いた。なんでも、同僚は適当にサボったりもしているのに、要領がいいので上司からは評価されるのだと。一方で自分は、同じくらいの成果を出しているのにさほど評価されず、不満を抱いているのだと。

この話を聞いて私は、とある外資系企業で先輩に教わった「転職に成功する三原則」を思い

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入社2年目までに、私の鼻を(いい意味で)へし折ってくれた5つの言葉

直近、入社からの10年の軌跡をふりかえる機会があって「あぁ、最初の数年でいろいろ叱咤してもらって変なプライドを取り除いてもらったのは、わたしの社会人スタート期にはよかったんだなぁ」とふと思えました。

ということで、

今になってとても感謝している、入社2年までにわたしの鼻を見事にへし折ってくれた、厳しくもありがたき言葉たちwをまとめてみようと思います。

※もちろん受け取り方は人によるし、相性も

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攻撃的なバランスの取り方

攻撃的なバランスの取り方

開始されたときからずっと購読している経沢さんのnote。

毎回学びがあるだけでなく、その考え方に触れるだけで背筋がシャンとするので毎月750円以上のリターンを感じています。

その中で昨年更新されたこの記事が自分の中でずっと引っかかっていました。

詳しくはぜひnoteを購読していただきたいのだけど、同時期にこのnoteに書かれていることとまったく逆の考え方を目にしていたので、この違いはなんなん

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続・集客は点ではなく面で考える

続・集客は点ではなく面で考える

以前「集客は点ではなく面で考える」という記事の中で、まずエリアに人を呼ぶ意識が重要だと書きました。

そのためのツールとしてお散歩マップを作り、近隣のカフェやショップに置いておくというのは、"面の集客"の第一歩だと思います。

そして最近自分がでかけてみて思うのは、次のステップとして店舗間のつながりが重要だということです。

突然ですが私はとにかく甘いものが好きで、暇を見つけてはあれこれ調べて糖分

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勝負するべき場所の見つけ方

勝負するべき場所の見つけ方

自分の本当にやりたいことってなんだろう、何で勝負すべきなんだろう。

時間は有限だから、自分が得意で且つ需要があるものを早めに見つけ出さなければならない。

でもそんなものどこにあるんだろう。どうやって見つけるんだろう。

「どう生きるべきか」というテーマは、社会にでてからもずっとずっと悩み続けることです。

私自身も絶えず悩んでいることではあるのですが、最近はやるべきこととやらなくていいことの判

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いいチームには、「指摘」の文化がある。

いいチームには、「指摘」の文化がある。

先日「事業の失敗」について話していたのですが、その時失敗の要因のひとつとして「お互い遠慮して指摘できなかったこと」を挙げられたのが印象的でした。

特にフリーランス同士で集まってプロジェクトを手がける場合、雇用者・被雇用者という関係ではない分、進捗確認やクオリティチェックがしづらく、マネジメントが難しいという話は非常に納得しました。

お互いのリスペクトはチームを組む上で必要なものですが、クオリテ

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成功者の言う「運がよかった」は、実は必然的なもの

成功者の言う「運がよかった」は、実は必然的なもの

普段仕事でポップアップショップの事例記事を書くとき、再現性のありそうな「成功のポイント」を引き出そうと毎回あの手この手で質問しているのですが、普遍的なことを聞き出すって難しいなあといつも四苦八苦しています。

特に場所探しにおいては「人のつながりで運良く、たまたま見つかって」と言われることが多く、これまでそうした属人的な回答は極力削って記事にしてきました。

しかしあまりにみんなが口を揃えて「運良

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