さかたぽちこ

2児の母(5歳、9歳)。 映画、子育てなど 日々の考え事のなかでの気づきを発信中。 …

さかたぽちこ

2児の母(5歳、9歳)。 映画、子育てなど 日々の考え事のなかでの気づきを発信中。 ※あくまで個人的ブログです。

マガジン

最近の記事

  • 固定された記事

言うこと聞いていないのは、大人のほうかもしれない。

少し前、休みの日に家族で、子供向けの施設に行った時のこと。 予想はしていたが、到着してみると、入場に行列している…。「あぁ、息子たちは待てるだろうか…。」 10分くらい経って、列の前のほうから、 「もう、言うこと聞かないと、おうち帰るよっ!(怒)」 という男性の声が聞こえて、ビクっとして、目をやった。2歳後半くらいの子かな。行列待ちが嫌でグズッてしまったのだろう。 私は普段 ”言うことを聞く” という表現をあまり使わないので、ちょっと反応してしまう。 (他にも、”い

    • へんなひと

      noteを書くのは思考のデトックスと言っていた私が、1年以上ぶりの更新です。 色々書きたいことはあるのですが、やはりこの1年でこれを書かずにはいられない。そんな気持ちにさせる人がいまして。 国崎和也。 ランジャタイの国ちゃん。 彼を語るにいろんな面で私には不足がすぎるのですが、それでもやはり、今の私のあこがれパーソンについて書いておきたい気持ちのほうが勝ってしまいます。 2021年のM‐1決勝で初めて見て、目を奪われてから気になって情報を追ってるくらいの者なので、なに

      • どんなモードでも、血がピンク色でも。

        宇多田ヒカル、新アルバム『BADモード』を聴きながら、 今は疎遠になってしまった古い級友のことを思い出した。 出会ったのは、留学先のソウル。同じ教室で学んだ。 彼のルーツは韓国だけど、オーストラリアで育ち、大学はアメリカで通っていた。 飄々としていて掴みどころがなく、人見知りはしないけど、だれかと親密になっている様子はない。みんなでわいわい話しているとふと輪にはいってたりするんだけど、またふと気づくと消息不明。そんな奴。 なにかの授業中だったか、彼がぽろっと言った言葉が忘

        • げいじゅつがばくはつだ~!

          先日、4歳の甥っ子がぬりえをしている横で、7歳の長男がふいにかけた言葉にみんな「ぽかーん」となってしまった。 「すきないろでいいんだよ。  はみでちゃっても大丈夫!  あのね、だって、げいじゅつは、ばくはつだから....!」 7歳の口からとびでた岡本太郎先生の有名な言葉に、甥もその場にいた母も「・・・?」という状態。 わたしだけが爆笑。 他でもない。 長男に「芸術は爆発だ」と普段から教えていたのは、この私。 絵を描くとき、色をぬるとき、ねんどをするとき、工作をすると

        • 固定された記事

        言うこと聞いていないのは、大人のほうかもしれない。

        マガジン

        • こそだてのとちゅう
          さかたぽちこ
        • 子育て引継ぎnote
          さかたぽちこ

        記事

          子育てに向き不向きはあるのか?

          「子育てに向いてる、向いていないとかってありますか?」 大学生からそんな質問を受けて、「うむ....」と一瞬戸惑ってしまった。 あんまり考えたことなかったな、と。 そもそもなぜ大学生とお話ししていたかというと、スリールさんのおこなっている大学生へのキャリア教育「ワーク&ライフインターンプログラム」に育児中の社会人として参加したからでした。 大学生が子育て中の社会人にオンラインでインタビューしたり、子供と触れ合うことで、10年後をイメージしたり、自分の将来ワーク&ライフを

          子育てに向き不向きはあるのか?

          習い事スイッチは突然に…

          「習い事とかいかせた方がいいのかな?」 「なにか習い事してます?」 子育て中の親があつまると、あるあるな会話ですよね。 我が家でも長男が4歳くらいから、保育園の保護者同士や夫婦の会話でも登場してました。 ところが、我が家の長男。 「保育園の○○ちゃんはスイミング通ってるってー興味ある~?」 「・・・うーん、いかない」 「ダンス好きそうだから習ってみる?」 「・・・うーん、ちょっとやだ」 「ピアニカ練習好きなら、ピアノ教室ってのもあるけど?」 「・・・うーん、いいや」

          習い事スイッチは突然に…

          はて、妊婦体験、どうしたら進化させられるのか?

          重りのジャケットをつけた議員さんの妊婦体験が直近話題になっていました。 これまでも<どこかの知事が妊婦ジャケット体験~>などと見かけるたびに「取り組み自体は素晴らしいのに、、、なんとかならんものか~」と感じていました。 妊婦の大変さや困難を実感するのが目的だとすると、手段があっていないのではないかと感じ、もやもやしてしまうのだ。 なんなら間違ったメッセージを強めることにもつながるのではないか?とも懸念してしまう。 というのも、私も自分が体験するまでは「妊婦さん、お腹大き

          はて、妊婦体験、どうしたら進化させられるのか?

          ヱヴァ観たことないけど、あえてOne Last Kissを語る

          はじめに再生数、すごい勢い。 私も全貌公開前からずっとリピートし続けている。 ただ、ヱヴァを一度も観ていないわたしがこの歌について言えることは少ない。 ヱヴァファンたちの考察をありがたく読んでると、やっぱり観ないといかんな~とも思えてくる。 でも、もしかしたらヱヴァ見ていない宇多田ファンとして何か言える事もあるかもしれない。フラットに。 ということで、「これは誰目線の歌だ~」とかはまったく言えないけど、知らないなりに、知らないからこそ思うこと書いていきますよ。 I

          ヱヴァ観たことないけど、あえてOne Last Kissを語る

          2歳の心が壊れかけるのを見た。

          1年以上、経ったので、書いてみる。 コロナ禍が始まる前の2019年、次男が風邪をこじらせて、肺炎になり4日間入院した。 当時は2歳ということで夜間も付き添いOKだったので、夫と交代で付き添えた。(いまは感染症対策で付き添いNGと思う) とはいえ、いつもと違う環境にストレスを受けたのか、次男の様子は普段と違っていた。 看護師さんや先生がベッドにくるたびにおびえる、オムツをかえようとするたび、着替えをしようとするたびに暴れる。ほとんど笑わない。話さない。 点滴があるので

          2歳の心が壊れかけるのを見た。

          年賀状が好きだった

          子供のころ、年賀状が好きだった。 その理由がやっとわかった気がする。 作るのも好きだったけど、届くのがもっと好きだった。 自分宛てではない、家族宛てのものをじっくり見ていた。 父には仕事関係も届くので量も多くて、毎年楽しみにしていた。 なんであんなに熱心にみていたのか? 単純に届くのが嬉しかった? たぶん NO 見知らぬ家族の写真を楽しみにしていた? たぶん NO お年玉くじを楽しみにしていた? 少しはあったかもだけど、NO 分かったんですよ。 アイデアを楽しみにし

          年賀状が好きだった

          2020:波

          2020年が波乱になるであろうことは、もう年始の時点で予想はしていたんです。 自身の転職と長男の入学が決まっていたから。 それだけでも、変化の1年になるとは思っていた。 からの、コロナ禍。 もう春〜夏くらいの記憶が遠い昔のようです。 ガラス玉に入った記憶のように歪んで見える。 先が見えない中、必死で駆けぬけましたね。 自分の仕事の変化。子供の環境の変化。生活の変化。 それぞれ、振り返って、言語化して、浄化しておきたい。 自分の仕事の変化 長く務めた会社を離れ、スタ

          両立できているのか、誰が決めるの?

          夫はNHKのいくつかの番組が好きで、よく録画しては夜な夜な見ているんですが、そのひとつがSWITCH。 聞き役をスイッチしながらお互いインタビューしあうというシンプル番組なんですが、意外な組み合わせだったりと化学反応が面白い番組です。 で、「この回観た方がいいよ」と教えてくれた、河瀬さんと小雪さんの回を見たのですが、すごくよかったです。 小雪さんの「正直3人目出産後は仕事続けるのは無理かな?」と悩んだという前置きの後の「でもね、(仕事と育児の)両立ができているかできてい

          両立できているのか、誰が決めるの?

          勤労に、感謝。

          「世界は誰かの仕事でできている」 ジョージアのこのコピー、前からとっても好きなのですが、最近になって頻繁に頭の中に浮かんでくるのです。 おそらく理由はふたつあって... ひとつは、これまでの仕事は似たような職種の方が多かった職場だったけど、今は商品企画やロジチームといった業務の幅が広く、またパートナー会社さんも多く、ひとつのサービスを多くの人で支えている感覚が強いこと。 もうひとつは、担当しているサービス「オフィスおかん」が、多くの業種・業界に活用されているということ。

          勤労に、感謝。

          子育てブーメランと自転車と

          子育てしていると、こんなことありませんか? 我が子に向かって言ったこと。我が子に対してアドバイスしたこと。 それらが、ブーメランのように、グイーンと自分の心に返ってくる現象。 私は、最近、長男の自転車練習に付き合っていて、こんなことがありました。 「最近、ちょっと停滞しているから、ママが見てくれない? なんか転ぶの可哀想で、ずっと支えちゃうんだよね。たぶん別の人の目線を入れた方が上達しそう....」 と当初、練習を担当していた夫から相談がありました。 たしかに、夫だ

          子育てブーメランと自転車と

          3歳が「死む」と言い間違える理由?

          次男(3歳)が「セミって、すぐしむんでしょ?」と言うのを聞いた夫が 「かわいい言い間違いだなぁ~」という反応をする横で、、、 「いや、違う!これは…かなりスゴイことだよ!」と思わずつっこんでしまった。 というのも、長男も3歳あたりでまったく同じ言い間違いをしたことがあるのである。 で、その当時長男が3歳のとき、ちょっと考えたんです。 そして、気が付きました。 なんで「しぬ」が「しむ」になるのかの仮説に。 動詞のうち、「死んだ」「死んでも」と「ん」に変形するものって、「む

          3歳が「死む」と言い間違える理由?

          そうか、オフィスのOMO化か。

          転職後、「これからのオフィス」というテーマについては、頭の片隅でずっと小人が考え続けていることだけど、 週末に、ふと「あ、そっか」と思うことがあった。 「Eコマースが普及した今、リアル店舗の役割はなんだろう?」という問題はここ数年(もうちょっと前からか?)、ホットなテーマであったけど、それと同じ図式なんですよね。 「オンラインでもワークできるけど、物理的なオフィスの役割はなに?」っていうのは。 で、店舗のほうは、購入機能はECに振ったショールーミング店舗やブランド体験

          そうか、オフィスのOMO化か。