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【カンボジアの学校へ行こう!39】 #プロジェクト成功のカギ(2)#すべては学校長の決断次第#熱血先生応援プロジェクト(空回りしない)
◾️ 校長先生がプロジェクト成功のカギ
現在進行しているのは「州内のすべての中等学校」という大所帯を相手にした図書館と学校保健という2つのプロジェクトです。成功させる秘策。それは各学校の校長たちのモチベーションを如何に高めかるという事。
日本のシステムと違って、カンボジアの公立学校では、なんと基本的に教員たちの人事異動がありません(!)。すなわち学校における校長職は永続的で校内における影響力は
【カンボジアの学校へ行こう!38】 #プロジェクト成功のカギ その(1)意識改革#教師としてのマインドセット#熱血先生応援プロジェクト(空回りしない)
■ 研修受け慣れ。。。
国際支援プログラムを始めるのに欠かせないのが人材育成。そして人材育成に欠かせないのが短期研修。カンボジアで教員に対するアップグレード研修は、ほぼ海外の国際機関からの助成金で賄われていて、教材費、地方からの遠征費、宿泊費、食事に至る日当も含まれます。研修の価値はひとそれぞれ。教育研修の内容の中で、自分の指導する専門教科についてであれば、素直に喜びますしテンション高いです。し
【カンボジアの学校へ行こう!37】 #全部の中学校に保健室!#コッコン州 #熱血先生応援プロジェクト(空回りしない)
◾️ プロジェクト・フェーズ2始動!
世界中でコロナを契機に保健教育の重要性が強調されてますが、それを担っていくのは「公衆衛生学」保健行政の専門家、日本で言うと厚生労働省が管轄する医療機関ですね。
実は子供の頃から「健康教育」を学習する「保健教科」のカリキュラムを国で扱っていて専門の保健教員(養護教員)がいる国ってどこの国にもあるわけではないのです。😳
その盲点を、日本財団と一緒に20
【カンボジアの学校へ行こう!36】 #オンラインでフォローアップがラック楽〜!#熱血先生応援プロジェクト(空回りしない)
■ 当たり前だった280kmの移動
NGO事務所のあるプノンペンと支援中学校のあるコッコン州間の距離は280km。高速道路の開通のおかげで車両移動の時間は半減。しかしそれでも移動には半日かかります。
それから1日中支援校を訪問し、事業実施状況を確認するだけでも最低3日を費やします。そこに登場してくれたのがコロナ期の移動制限を支えてくれたZoomでのオンライン会議。
■ 研修を困難にしていた
【カンボジアの学校へ行こう!35】 #保健教科=性教育!?#熱血先生応援プロジェクト(空回りしない)
◾️ 現代のコロナ。過去のエイズ。
最近、コロナウイルスという自然の脅威に晒された現代の私たち。しかし昭和世代の脳裏には、忘れかけていた記憶が甦えった瞬間でもあった。80年代末から90年代という時代を震撼させたHIVウイルスによるエイズ感染の猛威である。
当時は今以上に現代科学万能を疑わなかった世代だったし、バブルに浮かれた世相もあってか、あまり身近に感じることはなかったが、今思えば、性や同性
【カンボジアの学校へ行こう!33】 #教員養成大学用学校保健教科書#先生の先生用#熱血先生応援プロジェクト(空回りしない
🔳 日本製作の学校保健教科書が国定教科書に
日本財団が支援している全ての子どもたちのためのカンボジア学校保健サービス創生事業のなかで製作された教員養成大学小学校課程用の”学校保健教科書”が、このたびカンボジア政府、教育青年スポーツ省(日本で言うところの文部科学省)に移譲されました。製作にあたったのは日本では教育大学の最高峰、東京学芸大学を中心としたグループ(SHCC/Scool Health
【カンボジアの学校へ行こう!32】 #先ずは大人が楽しむべし#保健委員会コミュニティー活動2#熱血先生応援プロジェクト(空回りしない)
◼︎ 地域住民と一緒に「学校保健活動」単なる医務室ではない、カンボジアの田舎の現状にマッチした、多機能な「学校保健室」づくりを目指しています。
教師を含めて、殆どの住民は保健についての教育を学校で受けたことがありません。また最寄りの医療施設が悪路の20km先にしかないことが殆どです。そんな事情もあって、地域の人々にも保健室の「教育としての保健活動」を体験していただくイベントを、定期的に開催してい
【カンボジアの学校へ行こう!31】 #オラが村の海を守る!#保健委員会コミュニティー活動#熱血先生応援プロジェクト(空回りしない)
■ 月1回という海岸の村の清掃活動
生徒56名、教員6名という小さな漁師町の中学校が地域住民と地域清掃を始めた。それ自体はなんら珍しいことでは無いように聞こえるでしょう。でも私たちにとっては、大きな変化なんです。
我々がこの村に行くには、首都プノンペンからタイ国境近くにあるコッコン州の州都まで車で9時間かけて移動し、そこから小さなスピードボートで1時間かけてしか行くことができませんでした。ここ
【カンボジアの学校へ行こう!30】 #読書で伸びる先生たち#中学校図書館研修#熱血先生応援プロジェクト(空回りしない)
◆ ぜ〜んぶの中学校に図書館を設置
カンボジア南西部に位置するコッコン州は、全国のなかで最もアクセスの悪い地域のひとつ。中学校は全部で31校しかありません。その全部の中学校に図書館を設置すべく、今回は13校の教師を対象に図書館研修を行いました。
図書館事業を始めた背景には、コロナ期の経験が大きく影響しています。国内でコロナについての様々なウソ情報が飛び交い、人々は不安の渦に巻き込まれました。
【カンボジアの学校へ行こう!29】 #誰もが舞台で輝ける!?#保健研修でロールプレイ劇#(空回りしない)熱血先生応援プロジェクト
初めてのことを勉強してもらい、それを好きになってもらわないといけない時、結局それは、やってみて「楽しい」ことである事が求められます。
体育が雨天中止になった時に行われた記憶のある「保健体育」の授業ですが、日本以外では、先進国を含め、ほとんどの国では普通に行われていません。カンボジアの公立学校でも、もちろん行われておらず、外資系私立のインターナショナルスクールでも、からだと心の健康というテーマを飛
【カンボジアの学校へ行こう!28】 #田舎から先生たちが大集合!#コロナを忘れない#(空回りしない)熱血先生応援プロジェクト
■ 黄色の軍団!地域の教育のために立ち上がれKizuna Alumnae Networkのワークショップを3年ぶりに開催しました。
Kizuna Alumnae Networkは、カンボジア首都プノンペンにある教員養成学校在学中に、日本財団の支援でNGO ESC-KIZUNAを通じた奨学金を受けて卒業した教師たちの集まり。総勢2400人にのぼります。
多くのメンバーは国境に近い辺境の公立中学校
【カンボジアの学校へ行こう!27】 #こんな式典なら出てもイイ!#Youは日本を表現できますか?!#(空回りしない)熱血先生応援プロジェクト
■ 伝統芸能は次世代に傳えるべき国の誇り。。。
カンボジアの公立学校は、通常11月始業の8月終業というサイクルである。今年もプノンペンにある教員養成大学の卒業式に招かれた。
通常は、長〜い役人達のクメール語のスピーチをアクビを堪えながら終了の時間を待つのが常である。しかし、コロナの終息ムードに乗じて、今年はアートクラブの発表会が再開された。式典ムードは、一転して学芸祭ムードに包まれていた。
【カンボジアの学校へ行こう!26】 #カンボジアで革新的な英語の授業 #これは日本でも使えるのでは?!#(空回りしない)熱血先生応援プロジェクト
■ 英語は中学校から → 小学校から私の学生時代、「英語」は中学校からの必須科目だったことを記憶しているし、教科書に登場したヘレンというアメリカ人女子キャラの登場に一喜一憂した想いを昨日のように覚えている。授業冒頭に「グッモーニンエヴリバディー!」とドヤ顔で発していた英語の先生。あれ、絶対英語しゃべれなかっただろうな。
あれから数十年の時がながれて、中国が世界第2位の経済発展を遂げたりもしたけど