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病気のこと

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治療の経過をまとめて行こうかと思います。 2019年1月 乳がん告知 すでにリンパ節、骨、肝臓に転移ありのステージ4。 2月より抗がん剤治療をスタート。 MIB-1(Ki67)…
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#日々

新たな疾患?

新たな疾患?

2月からなのでまだ3ヶ月弱。
それでも言いたい「ご無沙汰しております」

2月に漢方を取り入れましたと書きました。その後、東京・益子・笠間出張へ行き、写真を撮ったりしていたのですが、ちょっと視界がおかしい。

左端がぼやけて見えることに気づきました。

なんでこんなことに?

最寄の眼科に行きました。いろいろ検査していただいた結果、乱視が強いから。白内障が始まっている。白内障…!おばあちゃんがなる

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漢方もとりいれてみた。

漢方もとりいれてみた。

note更新しようしようと思いながら、早何ヶ月??

またまた久方ぶりの更新になりました。
おかげさまで元気に過ごしています。

治療について今の治療については、前回更新時に書いたこととあまり変化はありません。タイケルプとゼローダを飲み、脳転移は定期的にチェック。

ありがたいことに抗がん剤による重大な副作用はなく。
ただやはり脳への転移を止めることができません。2021年11月の時点で、年明けの

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先日の検査結果と緩和ケアありがたし。

先日の検査結果と緩和ケアありがたし。

先日、脳腫瘍の1ヶ月検診のためにMRIを受けてきた。
主治医がいる病院ではガンマナイフの設備がないので別の病院にかかってる。

結論から言えば、12月の状態とほぼ変わりなく。
12月の検査では腫瘍の数は多いけど小さすぎるから、ガンマナイフはもったいない。もう少し細かく様子を見て育てようという方針だったのに、なぜか先生「ガンマナイフ しとくか」発言。は?と思ってたらうちのパートナー氏間髪入れず「お願

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お正月はおわり。現状報告です。

お正月はおわり。現状報告です。

あけまして、おめでとうございます。
昨年の1月に余命1年以内かもしれないと言われましたが、いちおう無事に年を越せました。とりあえず、1ヶ月以内にどうこうって感じではなさそうで普通の暮らしをおくれています。

うちの年末年始は大晦日に「今年もお疲れさま」って感じでおせちっぽいものを食べながらだらだらとして「笑ってはいけない」を見るのが恒例。1日、2日はパートナーの実家に泊まらせていただいて、親戚たち

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検査することが大事。

検査することが大事。

自分は病気にならないと思っているものです。どこかで。誰でも。ある程度は。わたしは自分の病気がわかったとき、あ、そういうこともあるんだ。そりゃそうか。と思いました。なんにも思い当たる節がなかったので、受け入れるのにもちょっと時間がかかりましたけど、基本的には命にかかわるような病気にならないと思ってたんですよね。

今日スタッフが口の中に口内炎のような、でもそうではない違和感があると言っていて、はやく

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また新しいお薬が登場みたい。と母の治療の話。

また新しいお薬が登場みたい。と母の治療の話。

昨日11日は定期検査の結果発表だった。CT、MRI、骨シンチの結果をもとに先生たちがカンファレンスを開いて今後の治療を決めていく。前回、まだ新しい抗がん剤を使うのはやめておこう。いろいろカードを切りすぎているからという理由だったけど、主治医は新しいカードを切ろうと言い出した。きっとカンファレンスでそのようになったのだろう。

脳にはとてもすばらしい機能があって、毒が届きにくい構造になっている(らし

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なごむ緩和ケア。早めにかかってよかった。

なごむ緩和ケア。早めにかかってよかった。

明日は緩和ケアの日。わたしは緩和ケアの先生に会うことを楽しみにしている。がん告知をうけた1月。疼痛のケアのためにペインクリニック代わりにかかることになった緩和ケア。最初にそのドアをあけたときに、先生に言われた言葉が

「緩和ケアにきたら、もう末期で終わりなんじゃないかと感じるかもしれないけど、ペインクリニックがこの病院にはないから、その代わりとしてしばらく通ってくださいね」

というものだった。病

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地味につらい味覚がかわること。

地味につらい味覚がかわること。

乳がんでの抗がん剤治療を現在進行形でしておりまして、わたしの場合は3種類。ハーセプチン、パージェタとドセタキセル。ハーセプチン、パージェタは分子標的治療薬といってわかりやすくイメージするとがん細胞にだけ働きかける抗がん剤。これは正常な細胞に作用しない分、副作用が少なくとても楽です。もうひとつのドセタキセルはいろいろと副作用があります。ただ、事前に防げる、または副作用を少なくする方法もあり、わたしの

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告知を受けたあとに視点が変わったこと。

告知を受けたあとに視点が変わったこと。

1月に乳がんの告知をうけて、落ち込むわけです。がん=病人=床にふせる。そんな図式が頭の中にあって、暗澹たる思いになって、人前でもどんな風に振る舞えばいいのかわからない。今までと違う世界線で生きているような感じ。そのときのことはリアルタイムでnoteに書いてる。

今でもときどき思う。例えば、目の前に60歳を過ぎた健康な人がいたら、なんでこの人はがんにかからずに、60年生きてこれているのか。44歳で

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副作用がひどくない。

副作用がひどくない。

今回、久しぶりに強めの投薬だったんだけど、今までにくらべて副作用がしんどくない。

前だったら、
倦怠感がつよくてイスに座ってられない。
のどがただれたように気持ちわるくて、食べものが喉を通らない。
鼻血がでる。
味覚がかわって食欲でない…などなどいろいろあった。

今回、イスに座っていられる。
ごはん、食べられる。
着替えようという気持ちになる…など、明らかに楽。

なにが違うのかなと思って思い

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栄養についてはずっと悩ましく思っている。

栄養についてはずっと悩ましく思っている。

写真はこの間行ってきた地元の花火大会。
体調もよく今年も見ることができてよかった。
今回の副作用は軽くすんだ。
その要因として思い当たるのは2つ。栄養と整腸剤だ。

先月、取引先の方がわたしを心配していろいろ差し入れをくださった。
その中ににんじんジュースがあって、それがとてもおいしかった。
わたし自身、おいしく感じるものは体が欲しているものだと
思っているので、その日のうちにぐびぐび飲んだ。

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できないものはできない。

できないものはできない。

不定期につづけているnoteですが、公表もしてないのにぽろぽろと小出しにしていていいのかな。ちょっといい傾向らしいんです。治療の結果が。

自分でもそんな感じする。あれだけ痛かった疼痛もないし、お薬の量も減った。1日3回たくさん飲んでいるお薬のうち、大半がカルシウムやアレルギー止め、胃腸の薬。たまに睡眠導入剤。相変わらず体調がいい日はない。

ほかの患者さんの活動を見ていると、なんでそんなに働ける

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あたまがクリアになってきた(身体的に)

あたまがクリアになってきた(身体的に)

ご無沙汰しております。
病気を告知されて早3ヶ月が過ぎ、やっとこの状況にも慣れてきたように思います。痛み止めの副作用に悩まされてましたが、日常感じていた痛みがおさまってきたようで、その痛み止めを使わなくても過ごせるようになってきました。あの副作用のぼーっとした眠気。ホントにしんどかった。本も読めないで横たわってるだけやし。なにもできずに過ぎていく時間がもったいなくて、つらかった。

緩和ケアの先生

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違う世界線で暮らしてる感じ。

違う世界線で暮らしてる感じ。

病気になってずっと感じていることは
今までとは違う世界線で暮らしている感じがすること。
テレビをみても、電車に乗っていても、
わたしは他の人とは違う。
カラダのなかに病気があるって自分で自覚しすぎてしまう。

痛みがないときは病気のことを忘れて笑って、
前向きにこの先のことを考えられるけど、そういう時間は短い。
いつのまにかずくずくと痛んできて、あぁそうだった…と
病巣と暮らす世界線に戻されていく

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