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先日の検査結果と緩和ケアありがたし。

先日、脳腫瘍の1ヶ月検診のためにMRIを受けてきた。
主治医がいる病院ではガンマナイフの設備がないので別の病院にかかってる。

結論から言えば、12月の状態とほぼ変わりなく。
12月の検査では腫瘍の数は多いけど小さすぎるから、ガンマナイフはもったいない。もう少し細かく様子を見て育てようという方針だったのに、なぜか先生「ガンマナイフ しとくか」発言。は?と思ってたらうちのパートナー氏間髪入れず「お願いします」

えええええ

結果的には一応、入院の予約はとったけどわたしの中のもやもやは消えない。ちょうどカドサイラという脳に届くと言われている抗がん剤に変更して2回目。もうちょっと薬の経過を見てもいいんじゃないのー?薬でなんとかなるならガンマナイフ したくないよ。というのがわたしの気持ち。

数日後に緩和ケアの予約があったので、そのもやもやを先生にぶつけました。家族や他院への不満をぐちぐち話すわたしに、そらそうですよー。とか、いやですよねー。とか共感しながら全部聞いてくれて、淡々と報告してるけど、ホントはつらいんじゃないですかー?みたいな目でじーっとみてくる。

…それはヤメい。泣けてしまうわ。

緩和の先生は仕事柄なのか患者(わたし)の話を聞きながら、ホントはどう思ってるのかな?っていう目で見てくる。目で見てくるだけで「つらいでしょ?」とか直接的に聞いてきてわたしに言わそうとしたりはしない。

「淡々とお話ししてくださるけど、脳のことやし心配でつらいでしょうねぇ。不安に思って当たり前ですよ。」

「不安で眠れないとかないですか?」

それだけ。
これでものすごく気持ちに寄り添ってきてくれてる気がするし泣けてくる。わたし、長引く治療にだいぶ弱ってるのかなという気もする。

実際、不安で眠れない日はあまりない。どちらかといえば、連日忙しくて身体は動くので夜もお風呂から上がったあと、寝る直前まで作業したりしてる。副作用で動けなかった日々の方がつらかったし不安だった。だから、今の薬はありがたい。副作用がまったくないわけじゃないけど、座ってられるし、朝着替えようと思ったらそれができることがいい。

写真家の幡野さんがいうように、自由で動けることが大事なんだと思う。


話は変わりますが…
うちのパートナー氏も年始早々に手術入院してました。11月頃にココイチの4辛たべたらなんか胸あたりがしみるというので、早めに胃カメラ受けといでと言ったら、そこで超初期の食道がんが見つかって、内視鏡手術をしたのです。2センチぐらいの腫瘍をとったのですが、細胞診では悪性の一歩手前だったとか。いやー、発見が遅くなって、わたしみたいにならなくてよかった。だって、あの人がわたしみたいになってたら絶対面…(自粛)


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