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漢方もとりいれてみた。

note更新しようしようと思いながら、早何ヶ月??

またまた久方ぶりの更新になりました。
おかげさまで元気に過ごしています。

治療について

今の治療については、前回更新時に書いたこととあまり変化はありません。タイケルプとゼローダを飲み、脳転移は定期的にチェック。

ありがたいことに抗がん剤による重大な副作用はなく。
ただやはり脳への転移を止めることができません。2021年11月の時点で、年明けのMRIでガンマナイフをやりましょう。と言われました。

前回も書いたように「保険が効かないかもしれない」「放射線壊死」の問題があったのでこれは自分でも何かできることを増やさねばと思いました。

漢方クリニックへ

何度か主治医に漢方薬を取り入れたいような話をしたのですが、主治医からの許可がでることはありませんでした。今までは「そうかぁ」と言うことを聞いていたのですが、自分の体調は自分がよく知っている、やらない後悔よりやる後悔を選ぶと決意し、漢方クリニックを探しました。

漢方クリニックは考え方が合わないところもあり、標準治療を否定しない、治療のサポートに徹してくれることを条件にネットで検索しました。

1件見つかりました。以前は内科の医師だった先生が東洋医学の勉強を始めて開業されたクリニックで、「西洋・東洋」「両医学」をもって治療するというコンセプトがとてもしっくりきました。いつも通う病院のすぐ近くにあり連携医療機関としても登録されているようでした。
ここは理想的なのではと、すぐに予約をとりました。

漢方薬の処方

実はだいぶ昔に漢方茶を煎じて飲んでいる時期があって、ものすごく値段が高くて継続がむつかしいなぁと思い、辞めてしまいました。

今回は煎じ薬ではなく錠剤。粉がベストと言われましたが、わたしは粉薬が苦手です。なので、数は飲まないといけないけど錠剤にしてもらうことに。保険が効いてびっくりするぐらい安い!

気の巡り1種類3錠、血の巡り2種類3錠ずつ。
合計9錠を朝晩2回飲みます。(※後に水系の薬が追加され1回12錠に)

漢方の先生は腫瘍のことを「できもの」と言い、だいたいの原因は血の巡りにあると考えておられるようで。わたしとしては血が巡るようになれば、飲み薬の抗がん剤も脳に届きやすくなるのでは…という単純な考えだったので、血に関する漢方を処方していただいてよかったです。

漢方は劇的になにかが改善された!ということはないのですが、飲み始めてから体調が底上げされているような気はしています。わりと元気です。

主治医にも漢方を取り入れたことを報告し、お薬手帳に貼ってもらった薬名シールを見せ、公式に許可を得ました。

さて、経過はいかに?

わりと元気に過ごせていて、胸の腫瘍も落ち着いてマーカーも基準値内に。ステロイドの副作用でムーンフェイスが気になるのですが、前からそんな感じだったと言う意見もあり、密かにショックを受けている今日この頃。

抗がん剤の副作用として手指の皮が小さく剥けてくるので保湿クリームを日々塗り込むのですが、年末キャンプでケアしきれず、右手親指第一関節までの皮がずるっと剥けました。あと両足の人差し指の爪が変形。やや痛いけど、そこまで…といった感じでこれまでの副作用に比べたらないに等しいぐらいです。

問題の脳転移ですが、1月の結果では「多少大きくなっている腫瘍もあるが、小さくなっているものもあり」ということでガンマナイフ見送り。これは、かなりうれしかったです。

何が効いたのかわかりませんが、今後もやんわり食事に気をつけ、漢方の力も借りて、ストレスを溜めないように日々過ごし、治療を続けていきたいと思います。

セカンドオピニオンで聞いた「元気にしていても2ヶ月後に急変することもある」という言葉は忘れずに。

※リングフィットアドベンチャーでの室内運動は休止中。そう、休止です。また再開するんですぅー。(たぶん)

後付け:仕事について

脳への放射線治療の影響で物忘れや認知症のような症状がでてくるということで、最近、ちょっと自分でもそうかも...と思うこともあり、作家さんや取引先とのやりとりで迷惑がかかってもよくないので、スタッフが1人サポートに入ってくれることになりました。ありがたいことです。

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