あなたが死ぬ前に後悔することが、後悔する前にわかる話

いつか人は死ぬ。

自分は死なない。

そう信じていた時代があなたにもあったはずです。

だけど人は死にます。

今なら分かることです。

想像してください。

もしも45年後のあなたが、今の自分と入れ替わるとしたら。

放課後はマンガを読んで、友だちと遊んで、兄弟とゲームをして、ケンカをして、母親の手料理を食べて、父親の背中を流して。

45年後のあなたはどう感じるでしょうか。

45年も経っていればもしかしたらあなたの両親や祖父母は亡くなっているかもしれません。
生きていたとしても話ができず、動けない状態かもしれません。
料理を作ったり、アルバムを見返したりすることさえもできなくなっているかもしれません。

そんな状況のあなたが今の自分と入れ替わったとき、あなたは親や兄弟、友だちにどんな言葉をかけますか?

あなたの隣で笑っている人ともう二度と会えなくなったとき、伝えたいことを伝えられなかったとき、自分が死んでしまったとき。

自分が死んだあとの世界を想像したことはあると思います。
死ぬ前に後悔しないように生きようという言葉を、なんども耳にしてきたはずです。

だけどあなたはリアルに感じられましたか?

ボクはもしかしたら今のこの世界は、認知症になった未来の自分が見ている過去の夢なんじゃないかと考えたことがあります。

そんなことを考えていてもボクたちはなにもしていません。

後悔しないように生きようって思っても毎日退屈な学校に行くし、親にありがとうの一言さえ言わない。
隣の部屋にいる妹が明日死ぬなんて微塵も想像できていない。

誰かが死ぬことを考えて涙を流したとしても、結局なにもわからない。

ボクたちはまだ死ぬことを知らないんです。

だけど45年後の自分が今の自分と入れ替わることを想像してみてどう感じましたか?

今の自分は認知症になった自分の走馬灯かもしれないって考えてどう思いましたか?

おそらく少し寒気がしたのではないでしょうか。

ボクがこの世から消えてしまうときのことはボクが死んでみないとわからないので、考えていてもムダですが、それがあなたが死んだときにする後悔なのではないでしょうか。

あなたが死ぬのはまだまだ先のことかもしれません。

笑顔から始めてみましょう。
ありがとうっていいましょう。
大好きだって伝えましょう。

後悔する前に恥をかきましょう。

恥をかけば後悔しないですみますから。

宝くじを買うようなものです。ボクがあなたの夢になります。