見出し画像

仕事で大切なことは全部子供に学べ!

個人的な話ですが、僕は中学生の子供を持つ親です。

で、最近つくづく思うのですが、子育てすればするほど仕事でも同じだな!と思う瞬間にしょっちゅう遭遇します。

子育てと仕事で大切なことには共通点が多いので、子育てと仕事を切り離すのはもったいないよ!と、世の中の親御さんに伝えたいのです。

子育てというよりは、子どもの観察を通じて仕事で大切なことに気づくという感じでしょうか。

1.マインド編


大人は会社にいけば、DXだのイノベーションだの、時には心理的安全性だのダイバーシティだのと鼻息を荒くして変革を唱えています。また、実現のためにロジカルに語り、ロジカルに物事を進めます。

もちろん、大人の社会ではこのような処し方でなければ、物事は動かないことでしょう。でもね、ここで少し視点を変えて子どもの目をフィルターにして、仕事やビジネスを見てみたらどうなるでしょう?

そこに小難しい話はなく、仕事やビジネスのスタンスも必然的に変わってくると思うのです。大切なことは全部子どもから学べるような気がするのです。

例えば・・・

<子どもを見習うべき7つのこと>

1.実現性を考えずに夢を見る力
2.知らないことを質問する力
3.将来に憂いず今を楽しむ力
4.忖度せずに嫌なことを嫌と言う力
5.考え過ぎず直感のまま動く力
6.我慢せず泣いてスッキリする力
7.雲を恐竜のように見たてる想像力

あなたは、このうち何個の力を大人として持っていますか?最近、どれが欠落していますか?

仕事やビジネスは、シビアな部分が多いので青臭い話だけでは太刀打ちできない現実があります。

しかし、いったん肩の力を抜いて子ども心に立ち返り、素直にふるまい、思考すると必然的に変革が起こせるのではないかと考えています。チームワークだって、リーダーシップだって子ども心に学べる教訓はたくさんありますよ。

違うかな?

2.スキル編


先日、子どもが通う塾から有名校に合格した先輩たちの合格体験記を持ち帰ってきました。

個人的には、合格体験記を読むのが大好きなので子どもから奪って先に熟読しておりました。

はじめは低空飛行の成績だったのに、口うるさい親との不仲、仲直り、家族からの励まし、深夜に至る勉強、最後まであきらめない精神・・・そして、受かる見込みがなかった学校に逆転合格!

合格体験記の中のストーリーは、情熱大陸かプロフェッショナルなどの番組ですか?というほど魅力的な物語が詰まっています。

あれ?

情熱大陸やプロフェッショナルといえばビジネスパーソンが熱くなる大好きな番組だよね。

世のビジネスパーソンよ!子どもの受験の中にも学べるものはたくさんあるじゃないですか!?

で、具体的な勉強の方法論の箇所を読み込むと、こんな記述が頻繁にどの子からも出てきます。

勉強は、勉強量やノウハウ以前に段取り力こそが大事と感じました。短時間で最大の効果を得るためにはどのような優先順位でやるべきか。途中でどう振り返り、軌道修正していくか。同時並行で行う各教科のスケジューリングをどうすべきか。勉強量ではなく、段取りが全てでした。

どうしても気が乗らない時は、簡単な問題から解き始めリズムをつくってから難問に挑むようにしました。こうすることで、モチベーションダウンを防いだのです。

模試の成績で他人と比較していても、自分の成績が伸びるわけではないことに途中で気づきました。それ以来、過去の自分と比較してどれだけ前進したのかに集中するようになったのです。ここから第一志望校までの集中力が増しました。

難問だらけのテストの場合、まずは全体を眺め、時間をかけるべき問題と後回しにして捨てる問題を仕分けすることから始めました。はじめに選択と集中をいかにできるかで勝負が決まった気がします。

これって、すべて仕事で大切な要素が入っているのでは?と気づき、大人流に解釈してキーワードをピックアップしてみました。

5W1Hで勉強計画を立て、実際の推進はPDCAを高速で回し、優先順位は緊急度・重要度で判断し、モチベーション管理を考慮し、他人に嫉妬せず選択と集中を繰り返しながら生産性を極限まで追求するサイクル。

仕事で大切なことが、全て受験勉強にも含まれているように思えてきませんか?

こうしてみてみると、受験制度には賛否両論ありますが、今は決められたゲームの中で戦うしかないのであれば、その中でいかに最大のパフォーマンスを出すか。

もっといえば、他にも応用が効くようにいかに人生や仕事スキルと紐づけてコーチングしていくか。こんなスタンスも子どもを見守る上で大切だと考えています。

なんだか、子どもから学ぶことばかりで、親が教育されているような毎日です。

いつの時代も、子どもは偉大だ!

という小話でした。

おしまい。

さて、今回の内容は
いかがだったでしょうか?

少しでもお役に立てば幸いです。

それでは、また会いましょう!

著者・思考の整理家® 鈴木 進介

P.S.

毎週水・日曜日に「メルマガ」でも思考整理のエッセンスを配信中です!
以下よりご登録ください↓↓↓

「LINE」でもショートコラムを毎朝7時に配信しています!
以下よりご登録ください↓↓↓

最新刊はこちらより↓





この記事が参加している募集

子どもに教えられたこと

フォローしてくれたらモチベーション上がります! ◆YouTube http://www.youtube.com/user/suzukishinsueTV ◆メルマガ https://www.suzukishinsuke.com/sns/