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子育てエッセイ

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5歳・1歳息子の世界観を覗き見して、感じたこと学んだことを綴るエッセイを集めました。
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#自分と向き合う

子育て期間を最大限楽しむための4つの極意

子育て期間を最大限楽しむための4つの極意

息子4歳。ママ4歳。

息子が4歳になって思うことは、子育ては本当におもしろいということ。

もちろん大変なことも多くて、悩みや葛藤、余裕のなさで心が占拠されている時なんかは、子育てが楽しめないこともあります。

だからこそ、4年間で得た子育て期間を最大限楽しむための極意をまとめてみたいと思います。

「今・ここ」にフォーカス子どもは今何に興味があるのか?
子どもの発達段階はどこなのか?
子どもは

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正体が分からない不安を経験した息子の話

正体が分からない不安を経験した息子の話

人は、正体が分からないことに不安を感じてしまう生き物。

脳科学的には、「ノルアドレナリン」の分泌によって、心理学的には、「思考」が不安を作り出すそう。

昨夜のこと。

息子が急に、私の膝の上に滑り込んできて「怖い…。」と怯えていました。

「どしたん?」と聞くと、ドアが勝手に開いたとのこと。

「あぁ~ドアが半開きになってたから、開いたんやと思うよ。」と言っても息子は、「誰かがいるかもしれない

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ピンクの気持ちはどんな気持ち?

ピンクの気持ちはどんな気持ち?

先日、職場の先輩から頂いた「カラーモンスター」。絵本をきっかけに4歳の息子と気持ちについて考えたことをまとめておきたいと思います。

息子とは、抱いた気持ちをシェアするのが毎日の日課。目には見えないからこそ、言葉で表現することを大切にしてきましたが、色や絵で視覚的に見ることができると一層理解が深まったように思います。

感受性が高く繊細な息子。自分の感情、人の感情にとても敏感です。

カラーモンス

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子どもの遊びと生活のテーマは働くこと

子どもの遊びと生活のテーマは働くこと

息子の遊びや好きなものを観察していると共通点が見えてきました。

それは、「働くこと」。

働く車のストーリー作り車は普通の車よりも働く車が好き。

消防車、救急車、ショベルカー、ダンプカー、カーキャリア、ミキサー車が大のお気に入りです。

最近は、YouTubeで「タヨ」という働く車のアニメにはまり、真剣に見ています。

遊ぶ時も自分の消防車や救急車に名前をつけて、セリフを考えながら1人何役もこ

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怒りと甘え。環境を見直して仕組み化する

怒りと甘え。環境を見直して仕組み化する

最近の息子は感情が目まぐるしい。

好き嫌いがハッキリしてきて、ごまかしも効かなくなってきました。

自我はもともと強い方でしたが、さらにバージョンアップしてきて、自分の意思が通らない時の拒否反応の激しさも日に日に増しています。

楽しいこと、喜びに対してはもちろん、嫌なこと、したくないことに対しても激しい怒りから声と体で全身で表現しています。

怒りと甘えの感情今朝の保育園の登園は過去一でした。

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息子と家の中で過ごした1週間と帰ってきた日常

息子と家の中で過ごした1週間と帰ってきた日常

実は夫がコロナに感染し、私たち家族は1週間の自宅療養と自宅待機をしていました。

夫は使っていない空き部屋で隔離生活。

共有スペースは使用の都度除菌を徹底してなんとか乗り切りました。

子どもの成長を感じた1週間
子どもは状況を敏感に察知している様子で、何回も息子の言動には驚かされました。

この1週間パパが家にいることは分かっていながら、会えない状況を過ごしていましたが、息子は一度もパパと遊び

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子どもの感性を養う「選択」の習慣

子どもの感性を養う「選択」の習慣

感性を養うためには何をすればいいでしょうか。

感性を養うとどんないいことがあるでしょうか。

私は、子どもの頃からの選択の積み重ねが感性を養うのではないかと思います。

そして、感性を養うことで自分らしくありのまま生きることを楽しめるようになると思うのです。

私は、幼少期から今もですが、服を選ぶことが苦手です。

両親が服飾関係の仕事をしていたので、自分が服を選ぶとダサいとかセンスがないなどと

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心の整理をした3歳に気付かされたこと

心の整理をした3歳に気付かされたこと

息子はたまに自分の心が環境に追い付かず感情が爆発することがあります。

朝の出発の時間、夕方の家に帰宅する時間、寝る時間に心の時間が追い付かないのです。

何をしていても時間は過ぎていく。

今を生きている子どもはまだ理解できない。

息子の中の時間のスピードは1分150秒くらいの感覚です。

私と夫が朝食を済ませて身支度を始めると息子は、一緒に食べたいと大号泣。

(息子は食べてる途中に遊びたく

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