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息子と家の中で過ごした1週間と帰ってきた日常

実は夫がコロナに感染し、私たち家族は1週間の自宅療養と自宅待機をしていました。

夫は使っていない空き部屋で隔離生活。

共有スペースは使用の都度除菌を徹底してなんとか乗り切りました。

子どもの成長を感じた1週間

子どもは状況を敏感に察知している様子で、何回も息子の言動には驚かされました。

この1週間パパが家にいることは分かっていながら、会えない状況を過ごしていましたが、息子は一度もパパと遊びたいと口にしませんでした。

私が、「あー、お外行きたいなあ」とつい出てしまった言葉に対して息子は、「パパしんどいからだめよ」と諭されてしまいました。

私よりはるかに大人だなぁと感じます。

朝、息子は1日の予定を確認する習慣があるのですが、いつも聞く「今日はどこに行くの?」が、「今日もどこにも行かないの?」に変わっていました。

お外が大好きな息子がお外で遊びたいと一度も言わなかったことにも感心しています。

食事の時は、パパとテレビ電話しながらコミュニケーションも取っていました。

でも、途中からパパにはかけないと言い、祖父母と電話する息子。

理由を聞くと、「すぐに寝るから」と言っていました。

食後に飲む薬が効いてすぐに眠くなってなってしまうので、寂しさや彼なりの配慮、心配など色んな感情を感じていたのだと思います。

またこの1週間、いつも夫と二人三脚だった家事を全て1人でしなければいけなくて、本当に疲れました。

いつも家事をしてくれてる夫に感謝。

そして、率先してお手伝いをしてくれた息子の気持ちにとても癒されました。

色んなことを感じて考えて、自分の行動を選択している息子を見て、本当に3歳なのかな?と思うほど成長を感じました。

健康が1番

昨日は久しぶりにお外に散歩に出かけました。

久しぶりの外は一気に解放された気分で、中高生の時に感じたテスト終わりのように気持ちでした。

息子は長い距離を抱っこと一度も言わずに歩いていました。

よっぽど外に出られるのが嬉しかったのか、昼食も夕食もお庭で食べたいという息子。

夕方は冷えてきて寒かったのですが、「寒いね〜!!」とぶるぶる震えながらもとっても嬉しそうに食べていました。

夫も元気になって久しぶりに3人で会話したり、ご飯を食べたり、お散歩することに幸せを感じながら、やっぱり健康が1番だと感じました。

デトックスが大切

ストレスや疲れを解消できていないと体調を崩したり、感染症をもらってしまうことに繋がります。

肩の力を抜いて、リラックスしてデトックスする時間も大切。

1週間の巣ごもり生活で、今ある幸せや、喜びを感じながら、何もしない、ボーッとする時間も必要なんじゃないかと感じました。

私たち夫婦は、責任感が強くてつい頑張りすぎてしまう。

だからこそ、あえて何もしない時間を作りなさいと言われているように感じました。

余白の時間は無駄ではない。

何かひらめいたり、アイデアが出てくる時はいつもリラックスしている時間だったりします。

家族に感謝し、日常を大切に過ごしていけたら、こんなに幸せなことはないと感じたのでした。

GWは仕事をお休みもらっていましたが、私は仕事に出ることになり、我が家は通常モード。

なんだか一足早くGWを終えたように日常が帰ってきました。

日常がありがたい。

子どもはどこにも行けずかわいそうだけど、そんな子どもは私たちの想像以上の別の感情を抱いていそうです。

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