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心の整理をした3歳に気付かされたこと

息子はたまに自分の心が環境に追い付かず感情が爆発することがあります。

朝の出発の時間、夕方の家に帰宅する時間、寝る時間に心の時間が追い付かないのです。

何をしていても時間は過ぎていく。

今を生きている子どもはまだ理解できない。

息子の中の時間のスピードは1分150秒くらいの感覚です。

私と夫が朝食を済ませて身支度を始めると息子は、一緒に食べたいと大号泣。

(息子は食べてる途中に遊びたくてなって食べることに集中できません)

周りがバタバタとしていると焦燥感を感じて、気持ちが落ち着かなくなるのでしょう。

この乖離に心が急かされて感情の行き場がなくなったのだと思います。

自分を客観的に見ると心が落ち着く

泣いている時は何を言っても私の声は聞こえていません。

自分を客観的に見てもらおうと泣いているのを動画で撮って息子に見せました。

すると、自分が泣いているのを見て我に返ったように泣き止んだのです。

落ち着いてから、「一緒に食べたくて泣いてたんやね。でも、保育園に行く時間は決まってるから、遊ばないで一生懸命食べよう。ママも横にいるから。」と言うと、集中して食べるようになりました。

この日だけでなく、次の日からずっとです。

心の整理

自分を客観的に見た後に、自分の気持ちを理解した様子でした。

泣いている自分。

朝食をみんなで食べたかった自分。

遊んでしまった自分。

集中して食べないといけないこと。

彼の中で色々理解したようです。

次の日、夫に「〇〇ちゃんはママと食べたい!って泣いてたの!」と泣いてたことを説明していました。

感情が言語化されて自分を理解し、心を整理した3歳はたくましくなったように感じます。

心の中のモヤモヤ

客観的に見て、自分の感情を言葉にしていくことは子どもだけでなく、大人でもできないことはよくありますよね。

感情が大爆発してしまう時は感情の正体そのものが分かっていない状態。

そのような場面で、周りのことが見えず聞こえずの状態になるのは大人も子どもも同じです。

自分を理解して心の整理をすることで初めて自分が何をするべきなのか見えてくるのだと思います。

心の整理をした3歳を見て、色々と気付きがありました。

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