見出し画像

書きたい記事と読まれる記事や売れる記事とは必ずしも一致しない 有料記事の書き方入門01

私たちnoteクリエイターは様々な動機を持って記事を書き始めます。例えば、「たくさんの人に読まれる小説やエッセイを書きたい」や「思いつくがままに記事を書いて自己表現を楽しみたい」、あるいは、最初から「有料記事を販売して一稼ぎしたい」などと夢を描いて、記事に挑戦する人もいることでしょう。

noteを始めた動機がどうであれ、私たちが書いた記事は多くの人に読まれそれなりの評価を受けたいものです。

しかし、現実は非常に厳しく、1年後のnote挫折率は1%前後のような話も聞きます。そして、1週間後は30%しかnoteを続けていないという悲しい現実もあります。

実は、私も過去に何度もnoteを挫折しそうになった経験があります。しかしその度に、多くのnoteクリエイターに支えられたり自分を見つめ直す記事を何回も書いたりして現在に至っています。

そんな中である時を境に有料記事を書き初めました。そうしましたら、意外と記事が売れるのです。そして、記事が売れることによって、以前以上にnote継続の気持ちが強くなりました。今ではそれが揺らがないレベルにまで達しています。

それで、今現在自分のnote継続に自信がない皆様には、少しだけ有料記事のことも視野に入れてほしいのです。それは決して短期的な計画ではなく、中長期的にnoteに取り組み将来記事を売るための計画です。

noteにおいて有料記事を書いてすぐに売れるほど、この世界は甘くはありません。私の場合も無料記事を815回も投稿してから、有料記事を書き始めました。そして、その最初に投稿した有料記事は、私の想定の10倍以上売れています。

このような経験を踏まえまして、多くのnoteクリエイターにお役に立てるであろう「有料記事の書き方入門」という企画を考えました。

今回はこのシリーズの第1回目の投稿で、初回のみ無料とします。次回からは核心に迫りますのですべて有料とさせていただきます。

今回の記事は約3,500字です。

自分の書きたい記事を書いてみよう

人は自己表現が楽しいものです。そして、あらゆる生物の中で唯一自己表現を楽しんでいる動物かもしれません。

もしnoteやブログを使って自己表現を楽しむならば、自分の好きなことを書きたいものです。

その場合、最初は好きなテーマで好きなだけ無料記事を書くことをお勧めします。そして、その反響を確認するのです。できることならば、多分野に跨(またが)って複数のテーマで書くことが望ましいでしょう。

例えば、小説が好きならば1回で読み切れる短編小説がお勧めです。そして、その中でも恋愛小説や推理小説に人気があるかもしれません。

また、私のように情報系の記事が好きならば、日常における様々なテーマを扱うこともできます。

いずれにせよ、その記事投稿回数は数十回や数百回が理想です。

書いた記事の反響を分析しよう

ある程度記事を書きましたら、自分のダッシュボードを見てその反響を確認しましょう。そして、簡単な分析をするのです。そうしますと、その人固有の傾向が出てきます。その傾向がその人の進むべき道を示している可能性があります。

ちなみに、ダッシュボードは自分のアイコンを押せば出てきます。ダッシュボードは上から8番目にあります。


そして、ダッシュボードをクリックしますと、下のように表示されます。そこを見れば読まれている記事とそれに関する数字が出てきます。数字はビューとコメント、そしてスキに関するものです。やはり、ビューが一番大切です。その次はスキの数でしょう。


分析の結果が予想と反する場合

おそらく多くのnoteクリエイターはその分析結果に驚くはずです。それは、記事が意外と読まれていないことに。そして、自分の書きたいことが必ずしも世の中のニーズに合っていないことも。

私の場合は、最初に将棋(詰将棋)に関して書きましたが、全くビューもスキもありませんでした。確かスキは3人でした。その次はいろいろな情報を取り上げたのですが、やはり鳴かず飛ばずの反響ですぐに挫折しました。

いろいろと挑戦している内に、note関連の記事、特に、自分なりの分析をした記事がたくさん読まれるようになり、スキも多くなりました。

しかし、それらは本来私が書きたかった種類の記事ではないです。

ここまでご覧になっておわかりいただけるとは思いますが、
書きたい記事と読まれる記事や売れる記事とは必ずしも一致しない
ということをこの記事ではご銘記下さい。

自分が書きたいことがすぐに世の中に評価されるほど、世間は甘くはないのです。そして、これは人間社会すべてに言えることかもしれません。

会社に就職してもすぐに自分がやりたいことができるわけではありません。仮に自分のやりたいことができるようになっても、すぐに顧客から評価されたり会社からそれなりの報酬を受けたりするわけではないです。

それと同じことがnoteの世界でも起きるわけです。

ほとんどのnoteクリエイターは、記事投稿の中で藻掻き苦しみます。そして、その過程で自分の進むべき道を発見します。

有料記事で結果を出したいならば、まずはその藻掻く時間を体験することです。それがないまま先に進んでも、中期的には大した結果も得られないはずです。もちろん、中には最初の投稿から記事が売れる人もいるかもしれませんが、そういう人は極一部だと断言しても構いません。

noteの世界でも中長期的に成功したいならば、下積みをしっかりやった方がいいです。あらゆる世界に言えることですが、底辺からしっかりと足場を固めた方がより遠くへ、そして深く進めます。

世の中にはこれらを省略した安易な「~法」なんてものがすぐに求められるようですが、短期間で何かを成就できるほど人間社会は決して甘くはないです。やはり、千里の道も一歩からなのです。


私のダッシュボード

私のダッシュボードをご覧になりたい方には、下の2記事をご紹介しておきます。

下の1番目の記事はnote関連記事のランキングです。スキの数が180以上ありますが、これは最初の72時間だけ無料にしたからです。

下の2番目の記事はnote関連以外のランキングです。本来私が書きたかったことが徐々に上位に食い込むようになって、私の将来の可能性を広げてくれた大切なデータです。個人情報の中では超重要機密事項なので、最初から有料にしました。そのため、スキの数も少ないです。今は当初よりずっと高めの価格設定になっています。


最後に 一番言いたいこと

noteの世界は誰にでも可能性があります。しかし、自分に適した道は誰にもわかりません。そしてそれは、自分で苦労しながら見つけるしかないのです。

この記事を通してその点をご理解していただければ、私が一番言いたかったことは通じたと思います。

なお、どこの世界でも挫折者はいますが、結局のところ、続ける人が一番遠方へ、そして一番深部に行けるようです。

これはnoteだけに限ったことではないのですが、継続できない人に明るい未来はないです。

継続関連の余談

私は英会話の学習を開始して、今春で12年目に突入しました。

この11年間を振り返ってわかったことは、語学の基礎・基本は永久に固まらないということです。

私は日本人として50年以上日本語を使用していますが、日本語の文法や語法をしっかりマスターしているわけではありません。それゆえ、日本語の基礎・基本を熟知しているレベルでもありません。

今後さらに英語(英会話)を数十年間学習し続けたとしても、やはり基礎・基本が固まることはないのです。

これと似たようなことが、noteの記事投稿でも言えるかもしれません。

つまり、常に初心に帰って記事投稿を繰り返しませんと、すぐに行き詰まるような気がするのです。

もちろん、この場合の初心とは、基礎・基本、あるいは土台という意味です。なお、基礎と基本の意味は正確には異なるのですが、ここではほぼ同義の意味で使用しています。


<今日の3行日記>

上の記事の<今日の3行日記>(2022年11月22日投稿)を読みましたら、卵が10個268円と書いてありました。今では10個300円で、特売では10個278円です。大きさまではチェックしていないので一概に比較はできませんが、やはりたった10円でも値上がりは嫌なものです。


イラスト素材:座っているシンプルでかわいいパンダの全身

このパンダも二頭身でかわいいですね。いつも以上にシンプルなイラストですが、これならば私も書けそうです()。



今日の記事はここまでです。
最後までご覧いただきありがとうございます。




この記事が参加している募集

noteのつづけ方

noteの書き方

記事が気に入りましたらサポートをお願いいたします。いただいたサポート料金は今後の活動費に使わせていただきます。