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落花生を茹でながら、
あのね、今日あなたがいない間に落花生を茹でたの。隣のおばさんがね、落花生が採れたからってボウルいっぱいにくれたの。最初ね、小さいザルを持っていったら「そんな小さいのじゃ入らないよ、もっと大きいのにしておいで」って笑われちゃった。だから今度はさっきよりも大きめなボウルを用意してね。そしたら、おばさんが「山盛りにしちゃうね」っていっぱいくれてね!ボウルから落ちちゃうくらいだったのよ。
茹でて食べる
シネマ06 感じるままに
「どんな足枷があったとしても。私たちなら……」
水溜りに映る月を見ていた。色なき風が通り過ぎて、月が揺れ動く。
時計の針は、駆け足で進む。二十三時五十分。ちょっと、散歩にでも、そう思って出てきて、もう一時間。……そろそろ、帰ろうかな。と、もう少しだけ、がぶつかり合う。あっ、私。こんなことでも、迷ってる。ここのところ、迷ってばかりだ…。
思い返す。ちゃんと、目標だってあった。やりたいことも