マガジンのカバー画像

スキマインタビュー

20
「好き!」でスキマじかんを埋めちゃってる人に聞いていく、 「スキマインタビュー」。 そこから垣間見える人生をのぞかせてもらいにいきます。
運営しているクリエイター

#手製本

スキマインタビュー総まとめ 5編

スキマインタビュー総まとめ 5編

こんにちは。「スキマじかん研究所」を書いております、絵はんこ作家のあまのさくやと申します。

日常の中で、ふとした時間に現れる「スキマじかん」。通勤電車の間。友達と待ち合わせの間。ぽっかりと空いたおやすみ。寝起きのぼんやりとした布団の中。日々の中にちょっとしたスキマじかんってありませんか。

きっかけや宝物がつまっている「スキマじかん」私にとって、いま、はんこを彫ることは仕事でありますが、元々は仕

もっとみる
スキマインタビュー第3弾 予告編

スキマインタビュー第3弾 予告編

スキマじかん研究所では、スキマじかんを「好き!」で埋めてしまっている人に「スキマインタビュー」を行っています。

さて、早くも第三弾ということで。今までも濃ゆいラインナップが続きましたが、今回もなかなかの濃度でございます…。という予告をば。

第三弾は「満員電車で読める本を作った人」こと、鴫原利夫(しぎはら としお)さん。

「小さな本工房」という屋号で、「はん・ぶんこ」という、その名の通り文庫本

もっとみる
スキマインタビュー:「満員電車で読める本を作った人」(後編)

スキマインタビュー:「満員電車で読める本を作った人」(後編)

さて、インタビュー前編では、休みの日はだいたい神保町にいるという鴫原さんの、「みんながやらないことをやる」「根っこの部分が好き」という軸で物事を選択する独自の視点について伺いました。

後編では、古書集めがどのように「小さな本工房」に生かされているのか?を具体的にお聞きしました。
そこには、「ないものをつくる」という基本精神がありました。

読むために語学を勉強し、勉強のために本を作り始めた

もっとみる
スキマインタビュー: 満員電車で読める本を作った人(前編)

スキマインタビュー: 満員電車で読める本を作った人(前編)

今回お話を伺ったのは、【小さな本工房】の鴫原利夫(しぎはら としお)さん。

私が「スキマじかん研究所」をはじめます、と宣言したとき、鴫原さんは真っ先に、「私の本も、まさにスキマじかんのための本というコンセプトから始まったようなものです」というコメントをくれました。

【小さな本工房】の名の通り、鴫原さんは「小さな本」を作っています。

初めてお見かけしたのは、雑司が谷で行われている鬼子母神手創り

もっとみる