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フリーランスマザー

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2016年3月に長男、2019年10月に次男を出産。 フリーランスライターという立場からみる、妊娠・出産・育児のこと。
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#子育て

「自分がどう生きていきたいか?」という問いの中に、仕事も子育てもあった【#男性育休 インタビュー】

「自分がどう生きていきたいか?」という問いの中に、仕事も子育てもあった【#男性育休 インタビュー】

今回から、育休を取った男性への不定期インタビュー連載をはじめます。

これまで、フリーランスで働きながら子育てしている女性へのインタビューを通じて、キャリアと育児の両立を探ってきました。
でも、いろんなお話を伺っていると、ともに育児と向き合うパートナーの存在は無視できないと感じます。もし夫婦という単位で子育てをしているのなら、夫の協力は大きなカギ。この4月には改正育児介護休業法も施行され、男性の育

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小学校入学の前後6ヶ月間、なにがどう大変だったのかを振り返る

小学校入学の前後6ヶ月間、なにがどう大変だったのかを振り返る

「小1の壁」って、よく聞きますよね。「子育て 歳の壁」でググるとほぼ毎年のように壁が出てくるけど、なかでも高い壁のひとつです。一般的には「おもに共働きの家庭において、小学1年生が夕方以降どう過ごすか?」という問題として受け止められています。
メディアなどでは学童に入れなかったり、入れられても預かり時間が短かったり……といった時間的な問題が取り上げられがちなので、学童に入れればなんとかなるのかな? 

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仕事とシングル育児。両立のカギは「切り替え」「中長期的な投資の視点」――起業家・田村梨江さん

仕事とシングル育児。両立のカギは「切り替え」「中長期的な投資の視点」――起業家・田村梨江さん

フリーランスで働きながら妊娠・出産・育児と向き合っている方への、不定期インタビュー連載。第6回は、HANGOUT COMPANY株式会社 代表取締役の田村梨江さんです。バリッバリに働きながら、シングルマザーとして5歳児の子育てもされています。

連載タイトルに「フリーランス」と冠しておきながら、この方は厳密にいうと、経営者。でも、自分自身で仕事の舵をとり、働きながら子育てをしている点では、通じる部

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子どもを優先しながら、でも自分らしく働きたい。そのためにフリーランスを選んだ――エシカルプランナー 鈴木有希さん

子どもを優先しながら、でも自分らしく働きたい。そのためにフリーランスを選んだ――エシカルプランナー 鈴木有希さん

フリーランスで働きながら妊娠・出産・育児と向き合っている方への、不定期インタビュー連載。第5回は、エシカルプランナーの鈴木有希さんです。

出会ったときはオーガニック・スキンケアの会社で働いていた有希さんが、フリーランスになったと聞いたのは、1年半ほど前のこと。有希さんの息子くんが、幼稚園から小学校に上がるタイミングでの転身でした。いまはエシカルイベントの企画・PRなどをしながら、フード系の新事業

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青森へのUターンは、紙媒体中心だった仕事とワンオペ育児をどう変えた?――編集者/ライター 栗本千尋さん

青森へのUターンは、紙媒体中心だった仕事とワンオペ育児をどう変えた?――編集者/ライター 栗本千尋さん

フリーランスで働きながら妊娠・出産・育児に向き合っている方への、不定期インタビュー連載。第4回は、編集者/ライターの栗本千尋さんです。

ライフスタイル系の雑誌・Webで活躍している栗本さん。仕事のかたわら、6歳と4歳の兄弟を育てています。「紙媒体をつくる最前線は東京」というイメージがあるなかで、2020年夏に地元の青森県八戸市へUターン。それまで担当していた案件も続けつつ、八戸中心商店街のWeb

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「妊娠中も/産後すぐに仕事してる人は偉い!」の呪いを解きたい

「妊娠中も/産後すぐに仕事してる人は偉い!」の呪いを解きたい

「産む前日まで原稿を書いていた」「産後1ヶ月で取材復帰した」みたいな話をすると、しばしば「妊娠中もずっと働いてたなんてすごい」「産後すぐ復帰したなんて偉いね、私なんかめっちゃ育休とってたよ」などと言われます。褒めてもらえるのはありがたいことだけど、じつは偉くもないし、すごくもありません。

そういうこと言われて嫌な気持ちになっている、とかじゃないんですよ。私自身も人のことを「えらいね! すごいね!

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産んでも働き続けられる方法が、きっとある――ヨガ講師・磯沙緒里さん

産んでも働き続けられる方法が、きっとある――ヨガ講師・磯沙緒里さん

フリーランスで働きながら妊娠・出産・育児に向き合っている方への、不定期インタビュー連載。第3回は、ヨガ講師/イベントプロデューサーの磯沙緒里さんです。

磯さんとは、5年ほど前にインタビューをさせてもらったときからのお付き合い。すこやかに楽しく生きる女性の暮らしをうかがう企画でした。取材のとき、長男を産んで半年ほどだった私には、身体の声にしっかり耳を傾けて生きる磯さんが、いっそう素敵に見えたのを覚

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身体と仕事を整えて、産みどきをつくるーーフォトグラファー・石野千尋さん

身体と仕事を整えて、産みどきをつくるーーフォトグラファー・石野千尋さん

子どもを持つことに不安を感じている人、とりわけフリーランスで働いている人たちに、なにかポジティブな妊娠・出産・育児の情報を伝えたくてはじめた、この「フリーランスマザー」マガジン。

私自身がフリーランスのライター・編集者として、もしくはアラサー/ワーママ/二児の母として、ごく個人的な気持ちや考えを書いてきました。

40本近い記事をアップしてきて、はたと「ほかの人の話ももっと聞いてみたいな」と思っ

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家族と話し合いながら、自分が優先する「軸」を持つ――ライター・藤堂真衣さん

家族と話し合いながら、自分が優先する「軸」を持つ――ライター・藤堂真衣さん

フリーランスで働きながら妊娠・出産・育児に向き合っている方への、不定期インタビュー連載。第2回目はライターのまいもんさんこと、藤堂真衣さんです。

まいもんさんには、彼女が編集者をしていた時代にお仕事をいただいたのが出会い。同い年、同じ関西出身ということもあり、交流が生まれました。その後まいもんさんもフリーランスのライターになり、いまではビジネス系のかっちり案件からアニメや漫画などのカルチャー案件

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夫がしてくれた4つめのこと【出産の夜】

夫がしてくれた4つめのこと【出産の夜】

「いい夫婦の日」まで、夫がしてくれたいろんなことを振り返ってみる企画。4本目です。

妊娠中や産後は、ホルモンの関係で情緒が不安定になるといわれています。だからこそ、イヤなことをされるとより深く傷ついて、記憶に残りやすいのかな……。私はたまたまあんまり不安定にならないで済んだのですが、産後にしてもらってうれしかったことはいくつか覚えています。

■深夜の発酵ビスコとマウントレーニア長男を産んだのは

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夫がしてくれた3つめのこと【子どもと遊ぶ・闘う】

夫がしてくれた3つめのこと【子どもと遊ぶ・闘う】

「いい夫婦の日」まで、夫がしてくれたいろんなことを振り返ってみる企画。3本目です。

学生時代から付き合ってきて、一番大きく変化したことといえば、やはり子どもが生まれたこと。いまだに、お互いが二児の親であることにいまいち慣れず、ほんのり面白みを感じています。

■子どもの扱いがうまい単純に彼のパーソナリティといってしまえばそれまでなのですが、夫は子どもの扱いが上手です。子どもの下手な迷路やお絵描き

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わずか3年半でめっちゃ進化してる育児アイテムに感動しっぱなし

わずか3年半でめっちゃ進化してる育児アイテムに感動しっぱなし

もうすぐ次男が8ヶ月になります。驚くほど速い。「わたし本当に育ててるのかな?」と不安になるくらい、光速で乳児期が過ぎていきます。長男との年齢差は、3歳半。そのわずかな期間で進化した育児アイテムに、おもわず感動する日々です。

ムーニーマン(おすわり~ハイハイ)がすごい長男のときから、テープタイプはパンパース。パンツタイプはムーニーマンを愛用しています。テープは産院で渡されたメーカーをそのまま使い続

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子育てしながら働くために、考え続けている3つのこと

子育てしながら働くために、考え続けている3つのこと

子どもを産むとき、私がいちばん不安だったのは「子育てと仕事は両立できるのか?」でした。具体的な手段は、つねに試行錯誤。だけど3つだけ、明確に「意識しておいてよかった!」というポイントがあります。

「子どもを産んだらどうする?」という視点で考えたポイントだったけれど、意外と、私たち夫婦のワークを支える指針にもなっている気がします。

実際、コロナによって仕事が不安定になったり、登園自粛で在宅勤務&

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子育てマガジン、リニューアルします

子育てマガジン、リニューアルします

つらつらと「私の妊娠・出産・育児」について書いてきた、こちらのマガジン。この春からリニューアルしようと思います。

まずは、以前「フリーランスと子育てのリアル」というトークイベントでお話した内容を、note向けに再編集していきます。

<妊娠・出産編>
・妊娠しながら、どれくらい仕事ができるの?
・妊娠中も働くために心がけた「4つのポイント」
・フリーランスにも適用される公的支援から、資金繰りを考

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