ゆき

写真、落書き、詩、弾き語り、沖縄のこと、コーヒーのこと、取るに足らない雑記まで。多分色…

ゆき

写真、落書き、詩、弾き語り、沖縄のこと、コーヒーのこと、取るに足らない雑記まで。多分色々綴っていきます。

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記事一覧

夏の少年

ボロボロのスリッパと キイキイ音のなる自転車 ポケットにはおばあちゃんからもらった虎の子の百円玉 それだけで僕は無敵だった 青空の大きな あの夏に溶けていく

ゆき
3年前
2

ねじまげる普遍を僕は強がりと呼んだ

何も変わっちゃいないのさ 信じるものが 神様から科学に変わっただけ 愛するものが 君から孤独に変わっただけ だから 何も変わっちゃいないのさ

ゆき
3年前
1

私を包むもの

カーテンが手招きをする 心地よい風が 突き抜けるほど碧い世界を連想させる 私はいつだって この空に抱かれていた

ゆき
3年前
2

じこしょうかい

自己顕示欲と承認欲求の塊なので100の質問に答えてみた。 ・お名前は?  ゆき ・その名前の由来は?  本名から ・性格タイプは?(他の診断もよければ/自分がそう思う…

ゆき
3年前
7

こっそり遺書を書く14歳の夜に

今ほど「逃げ」が許されない時代を生きる14歳の君へ あと1年耐えれば、少なくともその後の20年は毎日が楽しくなる 嘘だと思うならあと1年耐えてみるといい 「死ななくて…

ゆき
3年前
5

4月って始まりのイメージとかなんとか言われてるけど、自分は切なさを感じる。なんでだろう。

ちなみに写真は1〜2月のものなのであまり関係ない。

ゆき
3年前
1
+25

最近撮ってきた写真

ゆき
3年前
3

風がカーテンを押しのけて部屋に入ってくるくらい当たり前に、幸せみたいなやつが自分の脳みそに入ってくりゃあいいのに。

ゆき
3年前
2

「〇〇ができないあたり、自分も重症だな(笑)」って自分もよく言うけど、一体なにがどう重症なのかよく分かってはいないあたり、自分も重症だと思う。

ゆき
3年前
2

星のない空をゆく時は、手探りで。

繋いだ手から君の絶望が伝わる 虚空 その淵に立つ 踏み出しても 受け止めてくれる大地がない この道の先に 幸せがあることを願う 誰にも言葉は届かない 誰の言葉も届かな…

ゆき
3年前
3

窓を開けると心地よい風が通り過ぎてゆく。青色のカーテンはふわりと舞い上がる。まだ冷たさの残る空気に混じって、夏の匂いがほのかにしている。

そんな日の誘惑に負けて、アイスコーヒーがぶ飲みしたからお腹が痛い。後悔。

ゆき
3年前
2

リモートワークってコミュ障な私にとって最高の働き方なんじゃないかって思った23:23。

ゆき
3年前
3

やるべきこと

あれもやりたい これもやりたい でも あれをしなきゃ これをしなきゃ ・・・ねえ 私、どうしたら良い? と、問う君に 「まずはたっぷり寝てから考えてみよう」 そう言…

ゆき
3年前
3

自我の生まれ

15:56 時計を見るとちょうどこの時間だった 別にゾロ目とかではないし 00分とか15分とか30分とかキリの良い数字でもなければ 誰かの誕生日を示唆するような数字でもない …

ゆき
3年前
3

裸足の

さらさらと 砂が海に還っていく その肌触りを確かめている 静かに寄せる波に 真っ白なスカートが少し濡れた 掬えば 透明が手のひらから零れ落ちていくだけなのに 誰…

ゆき
3年前
2

真っ白なキャンバスにエマーティノスの絵の具を

私は赤の絵の具を持っている 強く握りだすと飛び出してしまうような そんな鮮烈な赤い色を ただひとつだけ

ゆき
3年前
3
夏の少年

夏の少年

ボロボロのスリッパと

キイキイ音のなる自転車

ポケットにはおばあちゃんからもらった虎の子の百円玉

それだけで僕は無敵だった

青空の大きな

あの夏に溶けていく

ねじまげる普遍を僕は強がりと呼んだ

何も変わっちゃいないのさ

信じるものが
神様から科学に変わっただけ

愛するものが
君から孤独に変わっただけ

だから
何も変わっちゃいないのさ

私を包むもの

私を包むもの

カーテンが手招きをする

心地よい風が
突き抜けるほど碧い世界を連想させる

私はいつだって
この空に抱かれていた

じこしょうかい

じこしょうかい

自己顕示欲と承認欲求の塊なので100の質問に答えてみた。

・お名前は?
 ゆき

・その名前の由来は?
 本名から

・性格タイプは?(他の診断もよければ/自分がそう思うでOKです)
 INTP 5w4 bbaab

・性格診断をしてみたきっかけは?
 転職活動を機に

・血液型は?
 A

・星座は何座?
 獅子座

・いま住んでるのはどういうところ?
 海きれい

・地元はどんなところ?
 

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こっそり遺書を書く14歳の夜に

今ほど「逃げ」が許されない時代を生きる14歳の君へ

あと1年耐えれば、少なくともその後の20年は毎日が楽しくなる

嘘だと思うならあと1年耐えてみるといい

「死ななくてよかった」と笑い話にできる日が必ず来る

捨てるのは命ではなくしがらみであれ

破るのは生まれた時に両親と交わした約束でなく手元にたたずむ遺書であれ

こっそり

こっそり

こっそり遺書を書く14歳の夜に

思い浮かべるのもの

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4月って始まりのイメージとかなんとか言われてるけど、自分は切なさを感じる。なんでだろう。

ちなみに写真は1〜2月のものなのであまり関係ない。

風がカーテンを押しのけて部屋に入ってくるくらい当たり前に、幸せみたいなやつが自分の脳みそに入ってくりゃあいいのに。

「〇〇ができないあたり、自分も重症だな(笑)」って自分もよく言うけど、一体なにがどう重症なのかよく分かってはいないあたり、自分も重症だと思う。

星のない空をゆく時は、手探りで。

星のない空をゆく時は、手探りで。

繋いだ手から君の絶望が伝わる
虚空
その淵に立つ

踏み出しても
受け止めてくれる大地がない
この道の先に
幸せがあることを願う

誰にも言葉は届かない
誰の言葉も届かない

繋いだ手から君の絶望が伝わる
断絶された

窓を開けると心地よい風が通り過ぎてゆく。青色のカーテンはふわりと舞い上がる。まだ冷たさの残る空気に混じって、夏の匂いがほのかにしている。

そんな日の誘惑に負けて、アイスコーヒーがぶ飲みしたからお腹が痛い。後悔。

リモートワークってコミュ障な私にとって最高の働き方なんじゃないかって思った23:23。

やるべきこと

あれもやりたい
これもやりたい

でも

あれをしなきゃ
これをしなきゃ

・・・ねえ
私、どうしたら良い?

と、問う君に

「まずはたっぷり寝てから考えてみよう」
そう言ってみた。

自我の生まれ

15:56
時計を見るとちょうどこの時間だった

別にゾロ目とかではないし
00分とか15分とか30分とかキリの良い数字でもなければ
誰かの誕生日を示唆するような数字でもない

ただ本当に何となく
時計が目に入った時、この数字が目に止まった

何か特別な意味があるかも知れないし
何もないかも知れない
一言声に出た「もうこんな時間か」

この瞬間に
私は自分の世界に存在する「時間」というものを認識し

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裸足の

さらさらと

砂が海に還っていく

その肌触りを確かめている

静かに寄せる波に

真っ白なスカートが少し濡れた

掬えば

透明が手のひらから零れ落ちていくだけなのに

誰の心を透かしたから

海はこんなに青いのだろう

さらさらと

砂が海に還っていく

耳に残るのはあのさざ波

目に宿るのは青の海

髪をなでるのはそよ風

私は

ただその肌触りを確かめている

真っ白なキャンバスにエマーティノスの絵の具を

私は赤の絵の具を持っている

強く握りだすと飛び出してしまうような

そんな鮮烈な赤い色を

ただひとつだけ