自我の生まれ

15:56
時計を見るとちょうどこの時間だった

別にゾロ目とかではないし
00分とか15分とか30分とかキリの良い数字でもなければ
誰かの誕生日を示唆するような数字でもない

ただ本当に何となく
時計が目に入った時、この数字が目に止まった

何か特別な意味があるかも知れないし
何もないかも知れない
一言声に出た「もうこんな時間か」

この瞬間に
私は自分の世界に存在する「時間」というものを認識したのだった

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?