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雑記・日誌

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今年読んだ本、観た映画のマイベスト

今年読んだ本、観た映画のマイベスト

友達がまとめていたので僕もまとめてみようと思いました。しかし、読んだ本のメモをとっていないために、詳細に思い出せていないので観た映画のベストも含めることで補おうと思います。まず読んだ本から

ACE アセクシュアルから見たセックスと社会のこと

何度取り上げたかわからないけれど、間違いなく僕の人生に影響を与えた一冊になることは間違いない。僕はACEではないけれど、アセクシュアルとアロマンティックの

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僕は恋愛をしない人と友達になりたい

僕は恋愛をしない人と友達になりたい

恋愛社会という大海原に身を投げ出され、どうにかして溺れないように浮かんでいる木材にしがみつき、恋愛のない離れ小島まで移動することはとてつもなく難しい。そもそもそんな小島がほぼ無いからである。僕のように恋愛しない人には、この社会は大変不親切設計なので、あらゆる人間関係が、恋愛を起点にぶち壊れることがある。

例えば、友達が恋愛をし始めたことをきっかけに、明らかに疎遠になったりだとか、相手の恋愛話に興

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”本能”という言葉のナイフが人を刺す

”本能”という言葉のナイフが人を刺す

一つの言葉選びがその人自身を表すことがある。相手にとっては些細な一言でも、いかに言葉に気を使っているか分かったり、また時にはそうでないことを露呈させる。肌感覚では後者の方が多いのだが、その言葉の内に”本能”とか”生物学的”が使われることが多い、と感じる。というか、僕の場合、上にあげた二つの言葉を使われるとまず身構える。

大抵はその後に爆弾発言が続くからだ。例えば「女性には本能的に母性本能が備わっ

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自分で髪を切ること、少しのアナキズム。

自分で髪を切ること、少しのアナキズム。

髪を自分で切り始めて早くも2年が経った。そのやり方と経緯を説明していこう。

まずセルフカットのメリットを列挙してみると
毎月の美容室代が浮く
予約が要らなくなる
会話をしなくて良くなる
場所を選ばなくなる
回数を重ねるほど技術が磨かれる
 などがある

セルフカットのやり方として僕はまず髪を濡らして逆立てる。超サイヤ人状態だ。(僕は短髪なので、短髪にするやり方を説明していく)

そこから全体的に

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好きなもの・影響を受けたもの100個まとめてみた

好きなもの・影響を受けたもの100個まとめてみた

さまざまなジャンルから自分の好きなものを100個ピックアップしてみました。作ってみると好きなものを再確認できて楽しかったです。
それではどうぞ

映画 (監督)

1『ファイト・クラブ』 デヴィッド・フィンチャー
2『アイズ ワイド シャット』 スタンリー・キューブリック
3『ジョーカー』 トッド・フィリップス
4『インセプション』 クリストファー・ノーラン
5『マトリックス』 ラナ・ウォシャウス

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この社会の恋愛文化に思うこと

この社会の恋愛文化に思うこと

これは僕のためのリストです。恋愛に関する疑問を言葉にしておかなければならないと感じていました。多くの人にとっては共感できないかもしれませんが、僕にとって、また一部のアロマンティックな感覚を共有している人にとってはわかるかもしれません。

なぜ友情より恋愛の方が重要だと思われているのかがよくわからない。

(異性愛において)長年同性なら同性同士で固まっておいて、一番重要な人間関係は異性に限定するのが

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性的同意について考えてみる。

性的同意について考えてみる。

当たり前すぎてほとんどの人は深く考えたこともないかもしれないが、性的同意について自分なりに明文化することは大切だ。また、どのような人とセックスをするのが適切なのかということもこの際考えてみたい。

まず断っておくと、以下の文章で述べられる基準は誰にでも当てはまる尺度ではない。

僕はアロマンティック・パンセクシュアルなので、誰にも恋愛感情を抱かないが、性的惹かれはある。

その上で、恋人関係ではな

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図書館に住みてえ、、、

図書館に住みてえ、、、

これはもう何十回何百回と言ってきたことなのだけど、 僕は図書館に住みたいと思っている。図書館にこもって1日中本を読むというぜいたくな暮らしをしてみたいと思ってる。みんなもしてみたいよね?わかるよ。最高だもんな。

しかし、、、残念ながら日本には24時間空いている図書館が存在しないのだ。アメリカには大学の図書館が24時間空いていたりするが、日本の場合は大学の図書館であっても大体7時とか8時には閉まる

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2023年の目標リスト

2023年の目標リスト

せっかくなのでやりたいことリストをまとめてみたいと思いました。 ぱっと思いつきのものもありますが書き出していきたいと思います。随時更新予定。

デヴィッド・グレーバーの本を読む

グレーバーの読書会を3回は開く

現代アートについて語れる場を作る

いろんな人の家に泊まってみる

フェミニズム交流会の雑誌をみんなで作る

現代アートとジェンダー史の図を作成する

『artsince』の60年代以降

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おじさん成分と『陽なたのアオシグレ』

おじさん成分と『陽なたのアオシグレ』

『陽なたのアオシグレ』という短編アニメーションを観た。公開年は2013年。監督は石田裕康。2017年公開の『ペンギン・ハイウェイ』の監督も務めている。『ペンギン・ハイウェイ』も観たので今度批評するが、今回はこの『陽なたのアオシグレ』を取り上げたいと思う。理由は単純で17分と短いから観やすいのだ。

ストーリーは小学4年生の男の子、陽向くんは同級生の女の子、時雨ちゃんに片思いをしている。二人は少しず

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ニットの重ね着。それが『マトリックス』のファッションだ。

ニットの重ね着。それが『マトリックス』のファッションだ。

多分僕しか格好いいと思っていないマトリックスのボロボロな服。

『マトリックス』というとみんなスタイリッシュな黒い服をきているイメージがあると思うけど、僕の場合はそんなオールブラックコーデよりも、マトリックス内における現実世界のボロボロの服の方が好きだ。(あの船の中で着てる服ね)

そんなわけで『マトリックス』のズタボロファッションを紹介していく。

例えばこの服。ダボダボのオーバーサイズニットに

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『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』から見る女性性

『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』から見る女性性

スーサイド・スクワッドは今まで見たことがなかったのだけど、ネットフリックスにあったので観てみることにした。今までこういうヒーローもの(?)というのは避けてきたのだけれど見てビックリ、めちゃくちゃ面白いい。

ハーレイクインの格好よさとチームの連携感最高だし、こんなにやりたい放題な映画もなかなかないので脳天突き抜ける感覚を味わえる。

特にハーレイが囚われの身から脱走して槍で兵士を突きまくるシーンは

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『来世ではちゃんとします』のすごさについて

『来世ではちゃんとします』のすごさについて

ドラマ版『来世ではちゃんとします』を観てとにかくすごいなーと思ってしまったので何がすごかったのかちょっと書いていきたいと思う。

女性にしか描けない脚本

まず『来世ではちゃんとします』の舞台設定について説明すると、主人公の大森桃江は若干の性依存気味でマッチングアプリで知り合った5人のセフレがいる。セフレにはそれぞれAくん、Bくん、Cくん・・・と名前が振り分けられており、特にお気に入りのAくんには

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