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#140字小説『アンティークと呼べる価値』/お題:骨董の日/Xへポスト9/25

2023年9月にX(旧Twitterと呼ばざるを得ない)へポストした
140字小説を紹介します

※改行などは、Xへポスト時点より修正している場合があります。

『アンティークと呼べる価値』

「古い物ほど価値があるなんて、とても素敵」
アンティーク家具収集家のマダムは、目を輝かせている。
「若いほど価値があるなんて、日本のロリコン文化にはうんざりなの」
「希少性が重要なんだよなぁ。日本語の骨董には『古いだけで価値がなく役に立たなくなったもの』という意味もあるそうですよ」

2023年9月25日作

◆9月25日は「骨董の日」らしいので
 自主お題として創作しました。

骨董・美術品のオークションを手掛ける株式会社古裂會(こぎれかい)が
制定したそうです。
日付は、江戸時代の戯作者で『骨董集』を刊行した山東京伝が
『骨董集 巻之三』に記した文化十二乙亥九月二十五日が由来らしいですよ。
記念日をきっかけに、日本の古き良き文化の一つである骨董品を多くの人に
愛してもらうことを目的としているようです。

★Xのアカウント:想田翠/140字小説・短編小説 @shitatamerusoda
 #今日は何の日 タグを付けて、投稿(ポスト)したものです。

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◆同じく、Xにポストした140字小説を紹介した記事はこちら。↓

◆【シロクマ文芸部】という企画に、今回はエッセイで参加しています。
 747字:2分程度で読了可能だと思いますので、ぜひご一読ください。↓

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