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#140字小説『ぱなしさんの最期』/お題:遺言の意味を考える日/Xへポスト1/13

2024年1月にX(旧Twitterと呼ばざるを得ない)へポストした
140字小説を紹介します

※改行などは、Xへポスト時点より修正している場合があります。

『ぱなしさんの最期』

「一人きりにするのが心配だから、私は主人を見送った次の日に逝きたいわ」
古い邦画の台詞にありそうな言葉に酔う良妻然とした友人に辟易した。
ただの自分勝手。実際そうなったら親族に負担かけまくるだろ。
喪主も施主も務めたことがある看取り経験豊富な私は、現実的な遺言書の作成をお勧めした。

2024年1月13日作

◆1月13日は「遺言の意味を考える日」なので
 自主お題として創作しました。

相続に関わるさまざまな問題を支援をする「NPO法人 えがおで相続を」が
制定したそうです。
日付は、「遺(1)言の意味(13)」の語呂合わせから。
相続法の改正で、遺言書の方式緩和が2019年1月13日から施行されたこと
にもちなんでいるようです。
この相続法の改正により、遺言の手続きが一般の人にさらに身近になる
ことから、遺言の大切さ、その意味を考えるきっかけの日とするのが
目的のようですよ。

★Xのアカウント:想田翠/140字小説・短編小説 @shitatamerusoda
 #今日は何の日 タグを付けて、投稿(ポスト)したものです。

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◆同じく、Xにポストした140字小説を紹介した記事はこちら。↓

◆こちらは、「遺言の日」で創作した140字小説です。
 1月に2回も「遺言」にまつわる記念日があるとは、驚きですね。
 30秒程度で読了可能だと思いますので、ぜひご一読ください。↓

はじめましての方へ……プロフィール記事はこちら。 ↓


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