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記事一覧

夜

わたしは、読者の方々が自分のこころの闇や自分の苦しみを持て余していたら、そのこと自体と向き合ったり、自分が持っている問題意識と少しでも向き合うきっかけになれたらと思いながら作品を投稿しています。

最近の書店で平置きされている本たちはみな、ポジティブになることを押し付けてくるようなものばかりです。わたしはこのことを問題として捉えています。
暗いことや、翳りがあることは悪いことではありません。誰に

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理解(わかる)とは何か

理解(わかる)とは何か

あなたが相槌に使っている"わかる"は、ほんとうに"わかった"から使用したのだろうか?

コミュニケーションにおいて、相手を本質的に理解することは出来ないと考えている。

自分ですらも自分を理解出来ないのに、誰かの気持ちや考えを"完全に"理解することが出来ないのは仕方ない。

仕方ないのだが、そこで諦めるのは違うと思う。

コミュニケーションの上での理解とは、自分と相手の飽くなき探究であるから。

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光

文学フリマ東京35にて頒布されたZINE『三人が苦手 VOL.1』には、『”ひとり”を”自分”と生きる』というタイトルのエッセイを書きおろして寄稿させていただいた。

自分の中にあるスパイラルと、これからの自分への課題を2000字弱に詰め込んだ。

本屋に並ぶきれいごとの数々。

ブログや記事にも、悪態をつきたくなるレベルの、ごくごく当たり前で、でも、出来たら苦労しない”うつ抜け”メソッドが書き連

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食らいつく覚悟はあるか

食らいつく覚悟はあるか

「人生を変えるための●●の方法」のような類のツイートや書籍が氾濫していますね。それらを盲目的に信じて、読むことだけで変化があると思ってしまう状態からして、全く根本が変わらないことに気付いていないんだなと思います。

わたしがnoteを書き始めたのも、自分の人生を変えるためには自分がアクションを起こすことから始めるのだと思って行動を起こしたのがきっかけです。

動き出さねば変わりません。別人になるく

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わたしにとっての読書の意味

わたしにとっての読書の意味

 わたしにとって”読書”という行為は進化・成長のための営みである。

 読書をして自分の内面が後退することはないと思う。

 というのも、内面の成長のためにできることを考えたときに真っ先に思い浮かんだのが”読書”だった。
 実際、読書を積極的に始めるようになってからわかることが増え、周りの人の話題についていけるようになったり、自分の内面に湧き出た考えを自分で言語化することに躊躇いがなくなった。
 

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4ヶ月

4ヶ月

哲学を学び始めてから4ヶ月が経っていた。

今は読書会を主催するまでに成長した。

わたしの哲学に対するモチベーションは、"難しければ難しい程テンションが上がる"というスタンス。

ある種変態的かもしれないが、それでも何も興味がなくボーっと生きているよりはマシかなと思っている。



わたしは本当に人に恵まれているなと思うのが、#きょうてつ に集まってくださる方々がプロアマ限らず集まってくれてい

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変化

変化

6年間続けていた配信の世界から、身一つでnoteの世界へ逃避してきた。

自分に文才があるなんて、一切思っていないところから活動は始まった。

毎日、自分のもつ問題意識から投稿を続けた。

いつのまにか、記事の閲覧が目を疑うような数字になっていた。
これにより、自分に少しずつ自信を持ち始める。
以降、数字を目標・指標にすることになる。

8月の終わり頃には、スタンドエフエムを始める。

そこから、

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言葉

言葉

安易に使いたくない言葉がある。

その言葉がカバーする範囲が広すぎる・捉え方が人によって異なる言葉はなるべく使わないようにしている。

誤解を避けたいし、自分の考えていることや想いを適切に、ピンポイントに伝えたいから。

言葉や表現を、適当に扱う人間にはなりたくない。

それは、わたしがエッセイを書いているからだけではない。

日本人として生まれたからには、日本語を学んできたからには。

日本語を

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本質なんか捉えなくていいのかもしれない

本質なんか捉えなくていいのかもしれない

わたしはnote開設当初に"本質をみる目を持て"というような記事をあげました。

今は別の考えをもっています。

本質をみることよりも、ぐるぐる考えあぐねる部分に人間らしさ・泥臭さがあると考えます。

本質に辿り着いたらもう考えなくなるかもしれない上、"これが本質だ"と傲り、それ以上探究しなくなると思うのです。

それはわたしの中ではナンセンスであり、人間らしさを欠くことに思えます。

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失敗と完璧主義

失敗と完璧主義

勇気を振り絞って踏み出した一歩が、いとも簡単に台無しになってしまった。

はじめこそ絶望感に苛まれたものの、今となってはもう馴染んでしまった。

どれだけ自分の能力をかいかぶっていたんだろう。そんな自分にも辟易した。

致命的な失敗ではないし、自分の糧になる・してやる そう思えば大丈夫な気がした。

人はそうして失敗や絶望をこなしていくんだ。

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失敗は怖い、してはいけない。したら取り返しがつ

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わたしのこと

わたしのこと

いつもnoteを読んでくださりありがとうございます。

わたしがnoteを始めたきっかけの話をしますね。

新卒入社の介護事業所でパワハラにあって休職をしたとき、とある配信コミュニティに出会いそこで活動をはじめて6年目になります。

毎日障害による気分の波と闘いながら配信していました。そこでわたしは6年間ずっと漫然とした"変わりたい気持ち"を抱えていました。

ここに書けないような経験もし、今は無

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はじめまして

はじめまして

はじめまして、夜燈(よあかり)です。

この度noteで記事を書いてみようと思いました。

わたしなりの大きな一歩です。

というのも、わたし自身がまだ迷走の渦中にいるからです。

迷走の渦中にいるからこそ見える世界があるとわたしは考えます。

様々な苦悩・先の見えない迷路の前に立たされた不安・途方もない寂しさ。

体験した者にしかわからない、見えない世界があります。

そんな方々の道標になること

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