本質なんか捉えなくていいのかもしれない
わたしはnote開設当初に"本質をみる目を持て"というような記事をあげました。
今は別の考えをもっています。
本質をみることよりも、ぐるぐる考えあぐねる部分に人間らしさ・泥臭さがあると考えます。
本質に辿り着いたらもう考えなくなるかもしれない上、"これが本質だ"と傲り、それ以上探究しなくなると思うのです。
それはわたしの中ではナンセンスであり、人間らしさを欠くことに思えます。
ゴールに辿り着いてしまえば、それ以上・それ以外を求めなくなる。
思考・追求の世界は、"これで終わり"がないのが、最高に楽しいと思うのです。
いつまでもぐるぐる考えていたい。ああでもない・こうでもないと思考していたい。
ゴールを見つけても、また別のルートからゴールに向かうのを楽しみたい。
考えることは、答えを見つけるばかりが全てではなく、その過程が美しく、人間らしい。