自らに哲学を据えることで、人生・仕事を成功に導く
今日は朝から社内でフィロソフィー勉強会を行いました。フィロソフィーとは、日本語に意訳すると「哲学」という意味です。
私が師として尊敬している京セラの稲盛和夫さんが、自らの経営哲学、人生哲学のエッセンスを社員教育に導入し、京セラを世界へと導いたのが京セラフィロソフィーです。
弊社にもこの京セラフィロソフィーを土台にした進和フィロソフィーを作りました。人生がうまくいくためには、仕事がうまくいくためには、人間関係が良くなるためには、などなど、壁にぶちあたった時にフィロソフィーに基づいて判断することができるように社員に落とし込んでいます。
今回は最も基礎にあたる、稲盛さんの考え方についてご紹介します。
『人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力』
能力とは、頭脳のみならず健康や運動神経も含みますが、多分先天的なものです。しかし、熱意は、自分の意志で決められます。この能力と熱意はそれぞれ0点から100点まであり、それが積でかかると考えると、自分の能力を鼻にかけ、努力を怠った人よりも、自分にはずば抜けた能力がないと思って、誰よりも情熱を燃やして努力した人の方が、はるかに素晴らしい結果を残すことができるのです。
そして、これに考え方が加わります。考え方とは、人間としての生きる姿勢であり、マイナス100点からプラス100点まであります。つまり、世をすね、世を恨み、まともな生き様を否定するような生き方をすれば、マイナスがかかり、人生や仕事の結果は、能力があればあるだけ、熱意が強ければ強いだけ、大きなマイナスとなります。素晴らしい考え方、つまり人生哲学を持つか持たないかで、人生は大きく変わってくるのです。
人間として素晴らしい考え方を持つためには、やはり日々の努力を怠ってはいけませんね。