マガジンのカバー画像

法華経・観音菩薩

26
運営しているクリエイター

#精神疾患

鬼子母神 立ち上がることを教える

鬼子母神 立ち上がることを教える

心を許すことと全身全霊を他人に委ねることは違う。友人であっても親ではない。家族であっても夫婦はあくまでも他人だ。受け入れてくれたからすべてをさらけだして、相手に依存してはいけない。

過干渉の結果、どうなったかというと自分の処理を自分でできない大人になり、問題解決が非常に困難で、結果、社会や周囲と摩擦が起き生きるのが苦しい。生きている意味がわからない。
なぜ自己を貶めてしまうのか。

ころんだ子を

もっとみる

人間の成長の図
壁、何かを指摘される→悩む→受け入れる→自分の再構築→一皮むける

再構築の時に他責になると、記憶を書き換えたり自分は悪くない理由の肉付けが歪んでおかしくなる。繰り返すと霜降り肉みたいに複雑になる。認知が歪む。
また、自責になりすぎると今度は抜け出せなくなる。

知恵

知恵

 自分に都合が悪い人がどうにかなれと常々願う者がいた。必死なのはわかるが都合の悪い相手が居なくなれと願うことは「魂の殺人」であり、殺人者と同じような感覚を疑似体験している。

 その後、その方が最後に連絡をよこしたときは、ご祈祷に金を払うからなどと言うほどになり、あまりにもなので話を聞いてみた。本人にとっては重大問題で疲弊しているのだが、整理して要約すれば両親の介護が大変になったという話だった。

もっとみる
堤婆達多(文殊菩薩のおはなし)

堤婆達多(文殊菩薩のおはなし)

妙法蓮華経 堤婆達多品

堤婆達多(だいばだった/ディーバダッタ)は仏教上の極悪人のような表現で伝わっていますが、地獄を理解するうえで非常に大切な要素になるでしょう。
読み始めたばかりなので、何を得られるかは今後の文殊菩薩のお話でつないでいきたいです。

このYouTubeは解説が極端かもしれませんが、いわんやこうゆうことなのだという筋はわかります。

提婆達多といえば、宇賀神さんの陀羅尼経で「堤

もっとみる

餓鬼とはなにか

 「餓鬼」とはなにか。
地獄に住む鬼だろうか。亡霊のようなものだろうか。もがき苦しむ地獄に落ちた人の姿だろうか。

乳飲み子に例えた依存心を捨てなさい、自立しなさいという弁天さんの話を出しているが、「不安」の大きな原因の一つが「依存心」である。何かを頼らなければ不安なのだが、頼っても結局不安は消えないのだ。

そして、餓鬼が好むものが依存心。
依存心に群がる不安が餓鬼。依存心が小さくなると、餓鬼の

もっとみる

針金くらいでもいいから一本筋が通るようにスッと姿勢を改める。その「スッ」のトレーニングが教えられてきたことなのだ。
神様とかスピスピして「やったつもり」発言でできることなんかないんだわ。自分でやらなきゃ経験にならないのよ。経験が自分を成長させるんだから。

お釈迦ポンな方向音痴

お釈迦ポンな方向音痴

人からなにかしてもらったら
直接なにかしてもらっていない別の存在にお礼をいう方向音痴がいる。

子供が難病で治療費がかかるのです。たすけてください。

多くの募金が集まり治療をした。

そして方向音痴はこういうのだ。

目の前の相手を視界にいれることなく、斜め上をみつめながら

「神様ありがとう」

物を乞う(2)

物を乞う(2)

苦しんでいる自分は助けられて当然だ
困っている自分は助けられて当然だ
泣いている自分は助けられて当然だ

「してもらって当たり前」だと思っている当人は、他人からそれを指摘されても意味がわからないしまったく検討がつかず困惑する、もしくは反発をする。なにせ「当たり前」のことなのだから、わかるはずもないだろう。

「当たり前」がどういうことなのかというと、「水道の蛇口を捻れば水がでる」くらい当たり前のこ

もっとみる