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日常の小さい具体的な出来事に鬱陶しいほどいちいち立ち止まって…(日記 2024/8/14 水)

さすがにどこかへ出かけねばなるまいと思い、以前から気になっていた鶴舞図書館に行った。「つるまとしょかん」と読むらしい。ついでに鶴舞公園(これも「つるまこうえん」)を散歩しようかと思ったが、暑すぎるので断念。これから何度も通うことになるだろうし、涼しくなってから散歩することに。

夏休み中、それもお盆期間中ということもあり、想像以上に賑わっていた。どの図書館もいつ潰れてもおかしくないと思っていたが、名古屋市で最大の蔵書数を誇る図書館ということもあって、ここはしばらくは大丈夫そうだと思った。

新聞を読んでる老人、何か調べ物をしている中年、受験勉強をしている高校生、児童書や夏休みの読書感想文に用いる本を探しにきたのであろう子ども……たくさんいた。特に何か勉強らしきことをしている社会人の姿は、同胞であることを感じて勝手に嬉しくなる。

読みたいと思っていた話題の本は当然ながらどれも貸出中だった。いくつか本屋で気になっていたが、買うまでは行かなかった本を借りた。また、仕事に関する本も。

その後、付近に2軒古本屋を見かけたので足を運んだ。これが懐かしき神保町の古本屋を思わせる古き良き佇まいで、どちらもワクワクする品揃えだった。こちらもちょくちょく足を運ぶことになるだろう。プルーストの伝記、中井久夫著作集4巻、プルースト全集から2冊見繕った。

帰宅後、早速中井久夫の文章を読んでいると、「フロイトがいなかったら20世紀の精神医学はプルースト的になっていただろう」というような言葉が紹介されていた。日常の小さい具体的な出来事に鬱陶しいほどいちいち立ち止まって、そこから心理的な意味を取り出していく、あるいは個人的な真理を直観する、そういった作業が必要な人間と、そうでない人間がいる。

岸田が総裁選不出馬の表明。岸田は辞めるべきだが、今後はさらにカスみたいな政治状況になるだろうと暗澹たる気持ち。本当に進次郎が総理になってしまうのだろうか。
夕方暗くなるまで気絶するように昼寝をした。明日から仕事再開だ。

今日の写真

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