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随筆

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メインのエッセイをまとめています。
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記事一覧

父を見送ったこと

父を見送ったこと

お立ち寄り頂きありがとうございます。
さて、今日はタイトルの通りです。先日、父を見送りました。
noteでは介護のこともぽちぽちと書いていたので、一応きちんとお伝えしなければと思いつつ、いざ書こうとするとどう書いて良いのかまとまらず、現在もそんな調子でこの記事を打ち込んでいます。

詳しいことを書くと身バレが決定的になってしまうので、それはしません。

正直なところ、多分まだ現実が受け入れられてい

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清水の舞台から飛び降りること

清水の舞台から飛び降りること

お立ち寄り頂きありがとうございます。
さて、私は先日から、思いも寄らぬ形だったのですが、少し時間を手にしました。精神的には落ち着きませんが、時間だけは手に入れました。
この隙に、清水の舞台から飛び降りることにしました。

現在私が使っているのは、このもっさり重い、どうやらメモリは4GBのノートPCです。このところいい加減、動かなくなりました。
上記記事を書いた後、色々教えて頂いたことを試したり、デ

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アジフライのお話

アジフライのお話

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さて、少し前のことになりますが、ふとテレビから、アジフライの話題が流れてきました。今日はアジフライのお話をしたいと思います。

私はお魚が得意ではありませんでした。骨があるからです。
お刺身だとかたたきだとかは好きでした。骨が刺さる心配はしなくて良いからです(ごくまれにありますけれど、骨)。

父がよく食べたので、子供の頃、お昼ご飯に頻繁に焼き魚が出ましたが、

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最近のあれこれ

最近のあれこれ

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さて、最近のあれこれの日記的なことを、また綴ってみておこうと思います。

このところ、noteの下書きを準備しておく時間がなくなりました。
なのでつぶやきでつないで、どうにか100日連続投稿を目指してきました(これで100日連続投稿達成のはずです)。最近上げている随筆は、少し前に書き溜めておいた分でした。

介護の体制が変わったことがやはり大きいのですが、何だ

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破り捨てた絵

破り捨てた絵

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タイトルを考えていて気付いたのですが、自分で描いた絵を破り捨てることが、割と多かったのだな、と。いつかの母の日の絵もそうでしたが、今回はまた別の絵を破ったお話です。

それもまた、小学生の頃のことでした。六年生のときの担任は、芸術系の科目に力を入れていたようでした。二学期になると、各種コンクールに応募するための絵を、図工の時間にたくさん描かなければいけませんで

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アナログが好きなこと

アナログが好きなこと

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さて、時代はデジタルですが(と言いつつアナログでないと手続きなどができないこともありますが)、私はとてもアナログが好きな人間です。
何だか以前も、そういう風なことを記事にしたような気がしますが、気にせず綴っていこうと思います。

俳句を詠むのには、A5サイズのコピー用紙を数枚重ねて半分に折って綴じて、簡易的なノートにしたものを使っています。九冊目に突入しました

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時間は戻らないこと

時間は戻らないこと

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さて、何を今さら、なのですが、時間は戻りません。
今日はしみじみと考えたことのお話です。

例えば一年前、現在の状態を想像することはできませんでした。現在の状況、というのはつまり、父が病気をして、要介護認定を受けて、介護が始まって……というような状態です。
考えなかったことの方がおかしい気もするのですが、自分が父を介護している状態、というのを、あまり思い描けず

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ぼんやりする時間

ぼんやりする時間

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さて、生きていくのには様々な時間を過ごしていくものですが、その中で、私はぼんやりとする時間が苦手です。今回はそんなお話を綴ってみたいと思います。

私はあまり体力がありません。人と比べてかなり疲れやすいです。以前はそうでもなかったように思うのですが、何だか段々体力が落ちているように思います。
なので、休息の時間は欠かせないはずです。はずなのです。そのはずなのに

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最近のあれこれ

最近のあれこれ

お立ち寄り頂きありがとうございます。
さてさて、今回はエッセイと言うよりは日記寄りの、ここ最近の父との様子を徒然に綴ってみたいと思います。
ちなみにこの記事を下書きしている現在、父はデイサービスを利用しているところです。リハビリは頑張っているでしょうか。疲れて寝ているところでしょうか。

家のお風呂には入れないので、デイサービスを利用するときに入浴をしてもらうようになっています。デイさんにはリハビ

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もっさりPCとの付き合いのこと

もっさりPCとの付き合いのこと

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さて、私はnoteに文章を打ち込むのに、ノートPCを使用することが多いです。スマホでぽちぽちすることもあるのですが、少し前に機種変更した私のスマホさんは、何故か狙ったところと違う文字が入力されてしまいます。
ある程度の長さの文章を綴って、それをnoteに載せたい私には、少々ストレスがかかりすぎてしまうので、パソコンで入力する方が楽です。

……が。

私のPC

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ことばの刃

ことばの刃

お立ち寄り頂きありがとうございます。
さて、タイトルからもう何だかヒリヒリしますね、また少し暗めのお話です。

母と中々うまくいかない話を度々書いていますが、今回も母のことばで傷付いたお話がメインです。
母は自分では認めませんが、かなりの激情家です。そして、その場の勢いだけで、信じられないようなことばを吐く能力に長けています。ここまで来ればもう、特殊能力と呼びたいです。

あれは、私が二十三歳前後

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作文の思い出

作文の思い出

お立ち寄り頂きありがとうございます。
さて、今回は、小学校の頃の作文についてのことなどを綴ってみたいと思います。

毎日、一時間目の授業が始まる前に、「朝礼」がありました。十五分ほど、運動をしたり、歌を歌ったり、読書をしたり、曜日によって決まったメニューが組まれていました。
読書朝礼は好きでしたが、あとはあまり好きではありませんでした。
特に水曜の朝の「作文朝礼」が、嫌で嫌で仕方ありませんでした。

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好きなプロ野球チームのこと

好きなプロ野球チームのこと

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さて、私には贔屓のプロ野球チームがあります。でも、そこまで詳しいわけでもありません。それでも、そのチームのファンです。何故か。答えは簡単です。父がそのチームのファンだからです。

小学生の頃、どういう状況だったのかは忘れてしまいましたが、父がライオンズファンであることを知りました。ちなみに母はホークスのファンだと言っていました。まだ幼い弟は、バファローズに興味

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初夏のきらきら

初夏のきらきら

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下書きのストックが尽きかけていて焦りました。父が退院してから、少しサポートの体制が変わったりもしたので、以前よりちょっと忙しくしていて、文章を綴る時間があまり取れません。

そんな風にばたばたしている間に、初夏もそろそろ終わりそうです。歳時記を意識した生活から、また少し離れています。そろそろ梅雨がやってきますね。

初夏の光は、他のどの季節よりもきらきらしてい

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