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人間関係・関係性・距離感

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#発達障害

くらげ×寺島ヒロ 発達障害あるある対談 第346回 「ASDがあると物を共用するのが難しいしADHDがあると物を買いすぎる?適度な買い物ってなんだろう?」ってお話

くらげ×寺島ヒロ 発達障害あるある対談 第346回 「ASDがあると物を共用するのが難しいしADHDがあると物を買いすぎる?適度な買い物ってなんだろう?」ってお話

登場人物過去記事マガジンも作ってます本文
[く] こんばんは。くらげです。

[寺] こんばんは。寺島です。

[く] 世間ではゴールデンウィークですね。我々にはあまり関係ない気がしますが(笑)

[寺] そうですね、私もフル仕事です。むしろいろんな事務的な作業が発生しない分、漫画とかの描き仕事が捗りますねぇ…。

[く] フリーランスの仕事をしている人の宿命ですね…。まぁ、私は昨日は乙

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ままならない

ままならない

 少しずつ築いていけばいい。これから繋がることができる可能性だって、あるかもしれないから。
だけど、時々不安になる。本当に繋がることができるのか。繋がりたいと思う人と、心を通わすことができるのか。

 ……障害を言い訳にするつもりはない。「健常者」と呼ばれる人たちだって悩んだり、迷ったりすることがあるというのも、少しはわかっているはずだ。
だけど、自分の障害にもっと早く気付けていたら、こんな風に悩

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ほっとするから抱きしめて

ほっとするから抱きしめて

うちの子ども達は、「ぎゅーして!」と言いに来ることが多い。
もっぱら次女の言葉だったけど、最近は長女もハグしてもらいに来るようになった。
これが言えるようになったってことは、甘え方を少し勉強したのかなと微笑ましく思ってます。

『微笑ましい』レベルを超えてるのが次女の「ぎゅーして!」の頻度なんだけど、今は30分に1回くらい。
一番頻繁だったときは5分に1回という頻発ぶり(笑)
小学校入学直前がこの

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「人は人、自分は自分」の線引きが、実は困っている人に対する思いやりの始まりなのかも…

「人は人、自分は自分」の線引きが、実は困っている人に対する思いやりの始まりなのかも…

高速道路で事故渋滞。全く進まない。イライラする。
そんな時、救急車のサイレンの音がする。

アメリカでは(州にもよるらしいけど)、救急車両のサイレンが聞こえると、モーゼの十戒のようにみんな素早く道をあけ車を停止させる。それは渋滞の時でも、高速で走っている時も同じ。本当に素早い。

そして、アメリカに来てしばらくして気づいたんだけど、多くの人が緊急車両が通り過ぎる時、十字架をきって祈りを捧げるんだよ

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パーソナルスペースの違いから考える、「自分がされて嫌なことを相手にしてはいけない」の危うさ

パーソナルスペースの違いから考える、「自分がされて嫌なことを相手にしてはいけない」の危うさ

人と接する時、そこには自分と相手の境界線があるよね。でも厄介なのは、自分と相手の境界線がずれてる事。

自分の境界内(パーソナルスペース)に相手が侵入してきて不快な思いをしても、相手にはそれはわからないんだよね。だからその不快感を態度で示す。そしたら逆に相手はその態度を失礼だと怒ったり…。だってそもそもその相手に悪気はない(不快な思いをさせているとは気づいていない)んだからね。

例えば、電車でく

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