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西願広望
2024年5月19日 21:30
小学生の頃、生まれて初めてビッグマックを食べたとき、こんなに美味しいものが世界にあるなんて!と感動しました。でもあれから幾星霜。いまではアレを頂くと胃がきりきり痛みます。でもコンビニの揚げ物を頂いても同じ症状が出ます。マクドナルドだけが悪いのではありません。ちなみに僕は、政治的には、フランスのジョゼ・ボヴェ(1999年、マクドナルドを多国籍企業による文化破壊の象徴とみなして攻撃した)にむし
2024年5月19日 16:32
CMは消費に直結するのだろうか。僕の場合、CMに影響されて何かを購入したことはまれだ。しかしその経験がゼロというわけではない。例えば忘れられないのがこのCM。これに影響されて、買ってしまった。シャネルのアフターシェーブローション「エゴイスト」。若かったなあ。若いときはどれだけ多くの女性から罵られても、「関係ないね」とふてぶてしく言えたのでした。なつかしい。とはいえ、さすがに老
2024年5月19日 08:21
たくさんあるのだけれども、「若いひとに伝えたい」という判断基準で選べば、次のものでしょうか。女性を主人公にした編曲バージョンもあります。"Try to remember"の懐かしい曲のおかげで、いまの若者だけではなく、むかし若かったひとにも、受け入れられるCMに仕上がっていますよね。コーヒーを飲みながら、「自分は違いがわかる男なんだあ」とふんぞりかえるのではなく。若かりし頃の、甘くほ
2024年5月7日 07:26
ときどき本が見あたらなくなります。アレ、どこ、いっちゃったんだろう。書架を探すときの決め手は、本の形態です。とりわけ色と大きさ。タブレットでは不可能なワザですよね。タブレットで不可能なことは、あんがい多いのです。例えば押し花を作ることはできません。でも時流はタブレットなのでしょう。新聞も漫画も、紙媒体ではなくてタブレットで読むんだとか。たしかにnoteを、僕は電子媒体で読んで
2024年5月6日 07:01
CMのなかで、自動車はいつも元気と楽観主義の表象みたいです。「自動車を使って遺体を山中へ」みたいなCMは、ありません。以下、自動車CMの楽観主義の事例を三つ、ご紹介しましょう。①例えば、次の環境保護団体の女性。元気です。②次の方々も、元気です。③だって自動車に乗れば、若返るんですもの。ナレーションによれば、「なにごとも、続くこと以上の価値はありませんから。Fiat500xは1
2024年5月5日 17:20
ゴールデンウィーク、僕はテレビ漬けの毎日です。映画か海外テレビドラマを、ケーブルテレビかアマゾンプライムで観ています。ちなみにフランスにもケーブルテレビは在ります。カナル・プリュスが老舗です。今回はそんなカナル・プリュスのCMをご紹介したいと思います。①大冒険最後のシーンのセリフ若い男「それから配送用のトラックに積まれ、私はここにいるのです。」スーツ姿の男「信じられない。なあおま
2024年5月5日 05:24
今回、ご紹介するのはノルウェーのディスカウントショップのCMです。従って、舞台はノルウェー。主人公は「意識高い系」の男です。スマートなマシーンとは英語で話しますが、隣人とはシンプルにノルウェー語で話します。このCM、日本の中学校1年生の英語の教材として、使えないかなあ。
2024年5月4日 06:19
明日は、こどもの日。でもこどもの日、敬老の日、体育の日、文化の日と、まるでソ連かよと思うのは、僕だけかな。聖徳太子の日とか、戊辰戦争終戦記念日とか作ったら面白いのに。さて周知のごとく、育児はたいへんです。楽しいことばかりではありません。物質的苦労も精神的苦労も、なみのものではありません。今回は子育てにちなんだCMを二本、ご紹介しましょう。例えば次のCMでは、なによりもお父さんが頑張
2024年5月3日 05:54
なぞなぞ。馬がバカ笑いをしています。な~ぜだ。
2024年5月2日 06:43
日本では、チョコレート菓子は子供の食べ物とされています。でもヨーロッパでは、性別年齢に関係なく、ちょっとした休憩のために食べるみたいです。そりゃあ「自分を信じて」とか、説教臭いプレッシャーと一緒にチョコレート菓子を差し出されてもさ、オコチャマはともかく、オッサンには共感できないわなあ。少子高齢化を乗り切りたければ、子供相手だけじゃあ、まずいんじゃない?ヨーロッパでのCMです。三編つづけ
2024年5月1日 13:29
たとえ今日、僕が交通事故で死ぬとしても、このCMだけは誰かに紹介してから死にたい。そう思ってnoteで紹介する次第です。「西願、好きそう」とつぶやいてもらえれば、それで幸せ。じゅうぶんに楽しむために知っておくべきことは、次の2点。①このCMの最後の字幕のセリフは「危険は起きる前に、探知すること」。②このCMはベンツ社が公認したものでなく、学校(CM制作を勉強する学校)の課題で作られたもの
2024年4月29日 17:46
1960年代からフランスのミネラル・ウォーター、コントレックスのCMはすごい。1960年代から21世紀まで、かわることなく、BGMがフランソワーズ・アルディの「さよならを教えて」なのだ。おそらく歌詞で、繰り返される「エックス」という音。それが「コントレックス」と合ったからだろう。当初はアルディの次のような「語り」が入っていた。Quand je bois Contrex je me