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筋肉が増えない原因:歳を重ねるにつれ必要な筋トレ

 男女共、ある程度の年齢が過ぎたら急激に、特に目立つ部分としては脚・お尻の筋肉が落ちて細くなっていく様を目の当たりにしますし、衰えは足腰からという言葉もありますが、元々、運動を日課にしてない方にもみられる兆候なので、運動・食事よりもホルモン等の体内の変化に由来する部分が大きいのだろうとは推察しますし、運動により体内の変化を抑えたり維持できる事は、運動を日課にしている方々の若々しさが物語ってるとは思います。

 そういう意味で、運動は若い頃よりも、年齢を重ねるにつれ必要になるとは思いますが、運動に対する意欲は逆に、年齢を重ねるにつれ落ちていくとも言えるとは思いますので、なかなか難しい問題ではあると感じてます。

 しかしながら、転倒などによる骨折・怪我などの回避の為にも、やはり、運動を日課にしてる方としてない方を比較した場合、その後の人生の愉しみや、周りに迷惑をかけない等の、自分と周りを取り巻く方々に与える影響は大きく異なるとは思いますので、年齢を重ねるにつれ、運動は日課にすべきだと考えます。

 筋肉量の衰えは、基礎代謝の低下にも直結する様ですが、基礎体温が僅かに上がるだけで免疫力が大幅に向上する様ですし、その観点からも年齢を重ねるにつれ運動を日課にして筋肉量を増やすべきでしょう。

 別にボディビルダーやスポーツ選手ほどの筋肉量は必要ないにしても、間違った自己流などの方法で運動した場合は、なかなか筋肉量が増えない事も確かで、やはり、経験に基づいた客観的な視点で指導・助言してくれる方に依頼する事は、経済的・時間的にも無駄を省く効率的な選択だと思います。

 筋肉は個人差はあれど、年齢や性別に関係なく増えますし、いつまで経っても筋肉量の変化が無いという事は、何かが間違ってる証でもあり、その間違った方法を選択している自分で試行錯誤するのではなく、専門家に依頼するのが近道であり、そうする事で驚くほど身体が変化していく筈です。

 筋肉量が増えない理由は主に①運動内容、②食事内容、③睡眠・休養の内容、④心・メンタルなどの内面的な部分が挙げられ、それぞれについても更に細かい内容が含まれますが、それぞれについて簡単に説明します。

 ①の運動内容ですが、例えば、懸垂にて「バーに胸が付くまで引いて」との指導された場合、どうしても、胸に付ける意識が優先し、付ける為に余計な必要以上の腕の屈曲の為に腕が先に披露してしまい、肝心の背中の筋肉が疲労しないという事態に至る訳ですが、そもそも、背中の筋肉の可動域が非常に狭い事は、腕を全く曲げずに真っ直ぐに伸ばした状態で背中の筋肉を動かしてみれば判ると思いますけど、懸垂時、ある程度は仕方なく腕が曲がっていく点は仕方がないにしても、なるべく、腕は曲げない方が、負荷がダイレクトに背中に乗る筈ですし、姿勢や各関節の位置・向き次第で、いわゆるフルレンジと言われている全体の可動域は長くも短くもなりますので、胸に付くまでという風な根性論的な指導は本質からズレている場合が多々あると個人的な感想ではあります。
 その事は、デッドリフトという、腕を曲げずに腰を支点にしてバーベルを床から引き上げる種目をメインに鍛えるウエイトリフターの背中の発達具合が論より証拠とばかりに物語ってると思います。

 ②の食事内容ですが、例えば、アルコールを分解する能力が欧米人は、ほぼ100%で日本人には少なく、逆に海苔や海藻は日本人が100%で欧米人は0%に近いというデータがあるそうで、それだけ、人種による違いがあり、十人十色の如し、同じ人種でも千差万別でしょうし、基本的にデータの類は欧米優先と申しましょうか、人種などの細かい分類を考慮してない場合が多々あると思いますので、どの食材が自分に合うのかは自分で自分の身体を実験台にして探すのが最短・最良でしょうし、食べる食材の順番や1日に何食が自分には適してるのかも同様だと思いますし、幾ら、雑誌や動画で1流選手を真似ようとも結果に繋がらない理由は、まさに、人は十人十色・千差万別で、身体の機能・構造・素質から、持ってる酵素・ホルモン等の量・内容・質まで、各々で全く違うからに他ならないと考えます。

 ③睡眠・休養の内容、④心・メンタルなどの内面的な部分については、それぞれに細かい注意点や考慮点がありますが、中でも、せっかく摂取した栄養が上手く消化吸収できない事に繋がる点を最も憂慮すべきであり、悩みやストレスなどで胃痛を起こしたり消化不良に至らぬ様な心・メンタル・価値観・考え方・捉え方に変える事が筋肉のみならず、その後の人生に於いて何よりも大切であると思います。

 私は、操作・統制・虚偽が入り混じってるであろう情報・常識・歴史などや伝聞は鵜吞みにせず程々に、あくまでも実体験を軸にして、誘導や流行りなどに流される事なく、ありのままの自然な自分にて思考よりも感じる事を大事にし、白黒・左右・上下と分ける事なく全て許容、もしくは、中道・中庸・公平・平等の立ち位置にて、基本は順守しつつも、進歩というよりは変化を常に心掛けて、過去でも未来でもなく今のみに集中し、他に責任転嫁する事なく、自業自得・因果応報・自己責任の精神で責任・原因は全て自分に帰結させ、自分自身で未来を創るという価値観・考え方で悩みやストレスとは無縁の生活を送ってますので、その類の記事も投稿予定です。

 以上、ここまでの記述は専門誌や動画でも、あまり見聞きしない側面からの内容になってるとは思いますが、従来の主流なトレーニング理論の全てが正しいとも限らないでしょうし、トレーニングで破壊した筋繊維の修復の為の食事はトレーニングと同等か、それ以上に大事だと思いますので、その内容と消化吸収を円滑に進める為にも、③睡眠・休養の内容、④心・メンタルなどの内面的な部分の充実には、見落としがちな方が多いかもしれませんので、運動内容・食事内容と共に不可欠な重要事項だと考えます。

 ビタミン・ミネラルなどよりも重要度が高いと感じてる栄養素、停滞期を打破した際の食事内容、悩みやストレス無い日常に至る迄の秘訣など、機会がありましたら、更に詳しく掘り下げた内容の記事を投稿します。

 最後に、宜しければ、こちらの記事も御覧下さい。


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