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マーケティング 人と社会の幸福を実現する

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#経営戦略

マーケティング マーケティングの2つの視点:講義の課題を紹介します

突然ですが、今回はいつもとは少し違った視点からマーケティングについて考えたいと思います。

僕は今、メインで教えている学校である広告デザイン専門学校では、1年生のロジカルシンキングと2年生のマーケティングを担当しています。
専門学校なので、講義は午後、13:20から16:00までです。かなり長丁場なので、学生さんの様子を見ながら、途中で休憩を挟みますが、おおよそ大学の講義2回の時間です。
この時間

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ビジネスフレームワークの使い方

先日、ふと面白いことに気づきました。

今担当している、広告デザイン専門学校、マーケティングの講義では、最後の課題として、いくつかのビジネスフレームワークを使用し、実際の製品・サービスについて分析を行います。
内容は、PEST分析、FIVE FORCE分析、3C分析、SWOT,クロスSWOTを通じた市場分析。そしてユーザーモデル(ペルソナ)、カスタマージャーニーマップ、エンバシーマップ、UXマップ

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マーケティングリサーチ 情報分析:意義ある情報は文章で構成される

noteでは、何度かマーケティング・リサーチについて記しました。その中で、「情報」について記したことがあります。
情報を「インフォメーション」、「データ」、「インテリジェンス」に分けて考えるというものです。
これについて、「具体的にどうすればよいかわからない」とか「インテリジェンスまでいきつかない」という質問を受けました。

そのため今回は、この考え方について、もう少し詳しく説明したいと思おます。

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価格についてついて考える 今こそ適切な価格で生き残る

先日ある集まりの会議で、例年開催されているセミナーが議題に上がりました。他の例に漏れずwebセミナー形式による開催という話になる中で、価格についての話題が出ました。
少し付け加えると、このセミナーは、高度な専門家の団体によるセミナーで、昨年までは公共機関との共催でしたから、価格は公共機関の意向も考慮する必要がありました。しかし今回は開催形式等か異なるため、どのように価格を決めるか考える必要がありま

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「知っている」ことが「できる」こととは限らない

先日ある企業の依頼で、SWOT分析の方法を指導しました。
SWOT分析とは企業や組織などの特徴を強み(Strength)、弱み(Weakness)、機会(Opportunity)、脅威(Threat)に分類し、その後TOWS分析(クロスSWOT分析)に置き換え、積極的展開、弱点改善、差別化、回避・撤退といった戦略方針を検討するための分析フレームワークです。

今回お手伝いした企業の担当者ならびに経

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