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掃除する時間を変えただけで、1日の過ごし方が大きく変わった<後編>

前編はこちら

朝食前に掃除をすると、1日がとても長くなる

朝食前に掃除・洗濯を片付けてしまうと、午前中がとても長くなる。

それまで午後にしていた家事を午前中に片付けられたり、空いた時間に好きなことができたり、時間の使い方が変わって「1日」そのものの時間がとても長くなった。

少しだけ時間のかかる「いつもより少し突っ込んだ掃除」も後日に回さず、「気付いた今やってしまおう、1日は長いから」という気持ちが起こる。

新聞を溜め込むことも無くなった(2、3日分積み重ねてしまうこともよくあった)。

寒いからと避けていた散歩(買い物前の遠回りを含める)も、ここのところ続いている。
じっくり時間をかけて日記を書いたり、趣味の時間を設けたり、読書の時間も長くなって、1日の充実度が上がった。

スマートフォンを見る時間が減った

スマートフォンを使う時間が、極端に減った。

思うに、朝食後に掃除をしていた頃の「なんとなくダラダラ」は、スマートフォンを使っていたせいなのだ。

朝食後に掃除をしていた頃は、お昼まで時間あるしゆっくり掃除しよ、とスマートフォンで聴き逃しラジオや音楽をかけながら作業していた。

ポケットにスマートフォンが入っているので、掃除をしているにも関わらず「そう言えばあの話題はどうなったんだろう」「今朝のウェブニュースはまだチェックしていなかったな」「明日の天気は」「献立の参考にレシピアプリを」なんて、ついスマートフォンを起動してしまっていたのだ。

ぽちぽち、ぽちぽち、たった数分でも積み重ねれば結構な時間になる。

そして、一度「ちょっとスマホ」の癖がついてしまうと、なかなか抜けない。

少し前に話題になっていたこの本、2回読んでいて今3回目に突入しているのだが、自分がいかにスマートフォンに振り回されているのかを感じた。

スマホ脳

この生活リズムになってから自由時間が増えたのだが、せっかくの自由時間をスマートフォンをいじる時間にしては勿体無い、と思うようになったのも大きいと思う。

目覚めが良くなった

朝が爽快になり、自分でも驚いている。
以前は、ぱっちり目が覚めて起きられる日は月に数えるほどしかなかった。

今では起きたい時間の20分前くらいには覚醒していている。ぼんやり夢と現実を行き来し、目覚ましが鳴ったらスッキリと起きる、と言った具合だ。

スマートフォンを使う時間が減ったことも影響していると思う。日中も夜も、あまりスマートフォンを触らなくなった。ブルーライトの影響は、自分が思っている以上に大きかったのかもしれない。

朝食前に掃除を片付けてしまうと、朝食後の時間が長くなる。
それまで午後にしていたことを午前中にまとめて片付けられるようになり、午後の自由時間がまとめて取れるようになった。
このおかげで「ちょっと寒いけれど身体のために散歩に行こう」「遠回りをして散歩を兼ねながら買い物に行こう」と外に出られるようになった。適度な運動が身体に良い影響を与えているのかもしれない。

早起きは三文の徳、は紛れもない事実

1日が長くなり、スマートフォンを使う時間が減り、朝の目覚めが良くなった。これら3つは複雑に関連し合いながら、良い方向へ相乗効果をもたらしてくれたのだと思う。

何より「1日は長いから、〇〇しよう」と思うことができる。

読みたかったあの本を読む時間をしっかりとれる。
家計簿をつける時間を作ることができる。
余裕を持って色々なことに取り組める。

「鏡の掃除しておこうかな、その方が快適に過ごせるから」「コンロの掃除も朝のうちに片付けてしまおうかな、汚れがこびりつくと後が大変だから」と、物事をその場で解決し、後回しにしない癖も身についてきたように思う。

朝、朝食前に掃除・洗濯を済ませるだけで、人生が変わったと言っても過言ではないくらい、日常が変わった。

この習慣は、一生手放したくない。

おわり


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