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高永 しゅん
2021年3月13日 14:25
いつの日か空と海とがとけあってわたしとあなたひとつになるの
2021年3月12日 20:37
見上げれば昨日の君の頬の色よく似た紅い葉さえ可愛い
2021年3月11日 21:44
まっさらな空の青さの向こう側確かにそこで煌めく星よ
2021年2月13日 20:41
雑踏に紛れるあの瞳覚えてる出会った場所や名を忘れても
2021年2月16日 16:09
枯れてゆく姿さえもが美しい散る花びらは僕だけのもの
2021年2月17日 15:18
さんかくの屋根に積もるは粉砂糖御伽の国の冬の風景
2021年2月22日 22:32
元気でと笑った顔でうつむいた君越しに咲くハシドイの花
2021年3月4日 22:56
唇に胸に背中に内ももに痕をつけても足りない夜に
2021年3月8日 14:13
この人と生きてゆこうか過ぎる日を互いの背に分け手に手を取りて
2021年3月9日 22:54
振り向けばまたその椅子に君浮かび揺らぎ消えゆき我の名を呼ぶ
2021年3月10日 21:26
秋乱れ黄金に染まる清流に涙の雨の降りて輝く
2021年2月28日 18:13
ふわふわのフォームミルクでおもてなし動詞『 込める』の中にわが棲む