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〈世界一周〉ベトナム・ハノイで器探し。バッチャン焼き
「器(うつわ)」。この言葉を聞くと、ピーンッと鬼太郎みたいにアンテナが出ちゃうのは私だけだろうか?
日本にいる頃(学生時代)から、沖縄に行けば血眼でお気に入りのやちむんを探し、下北沢のアンティークショップでファイヤーキングを眺めては「高い…でも全部揃えたい…」と、お小遣いで少しずつコレクションを追加していた。
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気づいたら実家の部屋はうつわだらけ。しかも「将来のパートナーと一緒に使うかも…(妄想)」と、必ず2つセットで買っちゃってたもんだから、量は倍である(笑汗)。
さて、そんなうつわ大好きの私が訪れたのは「ベトナム・ハノイ」。ベトナム陶器といえばハノイの「バッチャン焼き」と言うのは前から知っていたので、もちろん宝探しを決行。正直、ハノイ郊外のバッチャン村(産地)まで行く時間はなかったので、今回はハノイ中心地で見つけた「バッチャン焼きを買えるおすすめの場所」を紹介する(次は村まで買い付けに行ってやる!w)
1、日本語を操るおばちゃんがいる「ハンザ市場(Hang Da Market)」
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見てほしい。わかる人にはわかる、このうつわがめっちゃ並んでいる感じ。もちろん、テンション爆上がり(心の中でキャーッと静かに叫んだ)。
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私の心の描写は置いといて、ここは「ハンザ市場」と呼ばれる、割と大きなマーケット。中に入ると洋服とか土産品とかたくさん売っていて、「うつわはどこ!?」と最初混乱したが、うつわコーナーは階段を下がった、半地下1階にあった。入るとなぜかシーフードコーナーがあり、その奥にあるので素通りしないように。
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うつわの量に感激しすぎて、入り口で突っ立ってたら「こんにちは〜見てってね〜」と、おばちゃんにガッツリ日本語で話しかけられた。「日本語上手ですね!」と言うと、「昔はたくさん日本人きたよ〜」とカタコトで答えてくれた。お店はいくつかあるけど、品揃えはほぼ一緒なので、話しやすい(交渉しやすい)おばちゃんのところで買うべし。
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ちなみに今回は、同じくうつわオタクの妹(日本在住)にも買い付けを頼まれていたので、おばちゃんに「今から日本の妹に電話して聞いていい?合わせて買うから安くしてくれる?」と交渉。結果、かなりリーズナブルにしてもらえた。ポイントは「他も見てみるね!」と、値段を渋ったら無邪気に言ってみること(笑)。一個1500円以下のものが多いし、元々日本に比べれば安いので、おばちゃんのためにも攻めすぎないことをおすすめする。
2、ニューバッチャンが揃う「セレンダー・セラミック(Cerender Ceramics)」
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バッチャン焼きには「ニューバッチャン」と「オールドバッチャン」が存在する。文字通り、ニューは新しいデザインのもので、オールドは言わばアンティーク品である。古い方が価値も上がるので、1.5倍くらいのお値段になったりする。この「セレンダー・セラミック」は斬新なデザインのニューバッチャンが買えると、ガイドブックなどには必ず載っている人気のお店。
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個人的に好きなのはシンプルなアンティーク派だが、新しいデザインも結構面白いなと、このお店に来てから気づいた。特にベトナムのシンボルとされる「蓮」などがデザインや、名物フォーなんていうのもあった。
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注目は、お皿の「ハンドメイド」感。ここのお皿はふちが歪んでいるといった、なんとも言えない独特のぬくもりを感じられるデザインなのがいい。ここで値切ることはできないが、一個300円の豆皿なんていうのもあるので、かわいいお土産を買うお店としてもおすすめ。
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ちなみに私はこの草間彌生風のデザインが気に入って、コーヒーカップと豆皿をカナダに持って帰った。今では、カナダの友人からも絶賛されるお気に入りである。
3、高級陶器「amai(アマイ)」のアウトレット店「ドラゴンフライ(Dragon Fly)」
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泊まったホテルから歩いて10秒のところにあり、たまたま見つけたお店。「シンプルでかわいい〜、妹が好きそう」と思い、思わずまとめ買い。後で調べたら、なんとホーチミンで有名な高級陶器ブランド「amai(アマイ)」のアウトレットを扱う店だった。まとめて買うから安くして!と言ったら「すでに安いよw」と、笑われた。確かに、日本で買うと3000円するカップが1000円以下だった、おばちゃんごめん(笑)。
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そのシーズンによって品揃えは変わるみたいだが、ぜひお得なお宝を見つけてみてほしい。
他にも、ハノイの中心地では「⚫︎⚫︎通り(例えばボタンばっかり売っているボタン通り」と言うように、通りごとに販売するものがわかれているので、気軽に散策してみるのも楽しい。
ちなみに私は現地のお店が使っている蓮柄の「フォー専用のスプーン」がどうしても欲しくて、「金物通り」を散策。問屋さん営業のお店が多いので、数量では買えず20枚セットを購入(200円だったw)、友人や家族に配ったら意外に喜ばれた。他にも、通りすがりのお店で貝殻が入ったキュートなお箸とアイス用のスプーンも見つけた。
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これだから、海外でのうつわさがし(雑貨買い付け)はやめられない。近々、世界中の器を集めて売るサイトを計画中なので、私と同じ趣味の方はぜひ心の片隅に覚えておいてほしい(笑)。
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