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✏️何度も読み返したい「スキ」であふれているマガジン✏️

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心に残ったことば・しゃしん。 何度も何度も読み返したい。
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2019年10月の記事一覧

うちの息子が結構やばい話

うちの息子が結構やばい話

うちの息子はやばい。

乳児期は、夜ほとんど眠らず泣き叫び

幼児期は、常に動き回って止まらず

幼稚園では、行事ごとに参加を拒否して毎回逃走

小学校に入ると3日に一回筆箱の中身をほぼ全部無くしてきて

3、4年の頃は全盛期の山下清を思わせる放浪ぶりと、3秒後に何をするかわからない予測不可能な行動で周りを混乱に陥れた

小5の今は、周期表と数字を愛し、買い物に伴うと、お会計時毎回レジと、お会計暗

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お口の中に竹がほんわか香る。竹でできた歯ブラシ

お口の中に竹がほんわか香る。竹でできた歯ブラシ

1日に歯磨きをする回数は、3回か、もうちょっとか。

面倒だなと思う時もありますが、そんな時、口の中でふわりと自然の香りがする歯ブラシを使えたら気分もあがりませんか。

最近我が家のnew定番になった、竹歯ブラシを今日はご紹介します。

代々木八幡のサステナブルアイテムが揃うお店お店の名前を忘れてしまったのですが、参宮橋から歩いてすぐの小さなお店で、この竹歯ブラシは買いました。

アーモンドやハー

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「たとえあなたが何者でなかったとしても、好き」

「たとえあなたが何者でなかったとしても、好き」

最近、同じようなトピックスが気になっている。気がしている。

たとえばこういう話だ。

"努力しなければ自分のアイデンティティを見失うということは,やはりあってはならない"

あかしさんのこの記事も、同じカテゴリーに入っている。

“「人からの期待に応える」ことでしか、自分を認められない "

という話を、「#旅と写真と文章と」のコミュニティでぽつり、とシェアしていたら(#旅と写真と文章と、という

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金木犀の香りが次に消えてしまうまでは、まだ

金木犀の香りが次に消えてしまうまでは、まだ

旅のことを考える。いまから国際空港へ向かって、飛行機に乗って、何時間かかけて、海を越える。宿を取って、街を歩いて。

今はまだ少し違うな、と感じる。あんなにときめいた、異国の道を歩く時間。

振り返れば、私が欲しかったのは「人生への納得感」だったのだと知る。大切にしたかったのは、得たかったのは、「今を自分が選んでいる」実感だとわかる。

旅に出られない、という小さな檻にぎゅう、戸詰め込まれているよ

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「旅すること以外にも、楽しいことってたくさんある」と君は言うから

「旅すること以外にも、楽しいことってたくさんある」と君は言うから

小さなしあわせの種というのは、どこにでも転がっているよ。そんなことを言われても、ありふれた日常、毎日の繰り返しの中に、しあわせなんてものが隠れているとは、昔到底思えなかった。

けれど最近、どうしてこんなに毎日が満たされつつあるのだろう? と不思議に思っている。私はただ、「暮らしているだけ」で、長く遠い旅に出ているわけじゃなければ、目新しい出会いに日々身を浸しているわけでもない。

否。「暮らして

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秋と冬を、春と夏を。愛しい輪廻の午後に

秋と冬を、春と夏を。愛しい輪廻の午後に

窓の外を見ると、こもれびがチラチラ。日本に帰ってきたのだ、と私は思う。ソロソロ、きちんと語らなければ、と午後の光の中重い腰を上げる。

透明なガラスのポットを、目の高さより上の棚から取り出して、同じく透明なガラスのグラスを手に取る。ふわり、湯気。ルイボスでも、カモミールでも、ほうじ茶でもいい。

コーヒーが飲みたい、といったら、淹れようか、と小さく声が返ってくる。挽いて、よい香りが部屋の中に。ポト

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なぜ物語は、スタートに戻るのか -『ついやってしまう体験のつくりかた』より

なぜ物語は、スタートに戻るのか -『ついやってしまう体験のつくりかた』より

たとえば私が東京で暮らしていたとして、多くの人と同じように、コンクリートで固められた道を踏み、日々同じ場所へ通い、箱の中で「仕事」と呼ばれ、与えられた作業をこなしていたとして。

「そうではない場所」に憧れを抱いたとき、「どうしてこんなところに、居るのだろう」と、遠い「何処か」へ想いを馳せたくなる。

そして私は、旅に出る。長く、ながく、数年は帰ってこない世界の旅に。「今まではとは違う場所」を求め

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どうして今まで、みんなと旅に出なかったんだろう? #旅と写真と文章と

どうして今まで、みんなと旅に出なかったんだろう? #旅と写真と文章と

どうして今まで、みんなと一緒に旅に出なかったんだろう?

つい、そう後悔してしまいそうになるくらいには、本当にほんとうに、楽しかった。

この夏私は体調を崩してしまって、正直にいうと瀬戸内海までたどり着けるのか、たどり着いたとしても同じようにはしゃげるのか、半々くらいで怪しいぞ、と到着の前日まで心配していた。

けど。そんな気持ち、吹き飛ぶくらい楽しくて、うれしくて。

EVERY DENIMの島

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果たして、旅先の一期一会は【デンマーク・コペンハーゲン】

果たして、旅先の一期一会は【デンマーク・コペンハーゲン】

少しだけ思い出話をしたくて、もし書き留めておかなければ、手のひらからこぼれ落ちてしまいそうな、デンマークのあの日の夜の会話たち。

名前はたしか、ケンさん、と言った。まだカメラを持たない旅をしていた頃の私。ううん、片手には、リコーのGRⅡだけがあった。iPhone6sとVSCOのフィルターC1。時間が経つと、途端に色あせてゆく。

あの時間は、決してなかったことにはならないはずなのに。それでも過去

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世界を気ままに散歩できる大人に、ずっとずっとなりたかった【#旅とわたし】

世界を気ままに散歩できる大人に、ずっとずっとなりたかった【#旅とわたし】

ふわっと、私の体を通り抜けてゆく風が吹く。

地球の裏側、ペルー・マチュピチュの丘の上。日本を出て、ロサンゼルスの街を歩いて、メキシコとキューバを経て、ここへ来た。リマからクスコへ。クスコから列車「ペルー・レイル」に乗って、まだまだ山の奥へ。

遠かった。すごくすごく、遠かった。日本からだと、まっすぐ向かって30時間くらいかかるだろうか。

けれどだからこそ、人生で一度は来てみたかった。テレビで雑

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