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人間の心理と進化、行動経済学

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#中国

人は対等だという価値観を否定する一大勢力がある。儒教文化です。

人は対等だという価値観を否定する一大勢力がある。儒教文化です。

 儒教文化では人には必ず上下関係があります。だから争いが起こる。これは儒教が原因と言うよりも、儒教を生んだ中華思想の問題でしょうね。
 中華思想では帝が絶対的に「偉く」、それ以外の人々は帝に従う。特に外交関係では、「蛮族国家」は中国に従うのが「あるべき姿」です。
 困ったことに蛮族国家には、欧米と日本が含まれるのですね^^;

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 今、中国は瀕死です。チャンスなので中華思想を叩きつぶした

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自己愛性人格障害とは?:モラ夫とXi国男子の事です^^;

自己愛性人格障害とは?:モラ夫とXi国男子の事です^^;

 NPDの略称で呼ばれる事が多いようです(注1)。ここのところ、この言葉を目にすることが増えました。私が「サイコパス/ナルシスト」だと考えていた人々の多くは、本当はこれらしいです。

 サイコパスは意外と少ないようです。NPDはそれに似て非なるもので、パワハラ、セクハラ、モラハラ、校内暴力&性犯罪者(いじめ加害者)の多くがこれに該当する。そして実に多い。

 代表的な人物で言うと、ずばりトランプ元

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経済学は役に立つか?:私は否定的です。

経済学は役に立つか?:私は否定的です。

私は経済学の有用性に非常に懐疑的だ。
有り体に言って絵に描いた餅だと思う。

それは例えば、次の一点を指摘するだけでも十分だろう。
「経済学は、共産主義者が市場に参入する事を想定していない」

むろん、習金平と鄧小平のことだ。

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また、悪意に満ちたアウトローの存在も想定していない。

収賄、インサイダー取引、株価操作、ほら吹き、テロリズム、ハッカー、人種差別、独裁者が私利私欲で起こす

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独裁者は自国が敵視された方が嬉しい。救世主を演じられるから。

独裁者は自国が敵視された方が嬉しい。救世主を演じられるから。

ヒトラーもこれを見事に利用した。

世界中から総スカンを食らう中で「ドイツを救うのは私しかいない」と訴えて、圧倒的な支持を得た。

「世界中を敵に回しても君を守ってみせる!」という、アレです(笑)

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 また、現代の戦争は総力戦なので、政府が国民の共感を得られないと勝てない。そのためには「敵」は強くて大勢いて欲しい。周囲が全て敵だとなお良い。

 習近平はもちろんそれを知っているでし

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親ガチャ:おめでとう!あなたの親は人間です!

親ガチャ:おめでとう!あなたの親は人間です!

私の親は人間だ。ああ、牛じゃなくてよかった^^;

最近、親ガチャという言葉が流行っているのですね。少し広く解釈すると、「人生は運で決まる要素が多い」という意味でしょう。

そして、「だから努力をしても意味がない」とつながるらしい。

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私は前半は同意です。投資やビジネスだってほとんどは運だ。

ビル・ゲイツ氏だって1980年代に20代じゃなければ、どうにもならなかった。

イチローさんだ

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なんでオレだけ?:マスコミの吊し上げ

なんでオレだけ?:マスコミの吊し上げ

どんな人でも叩けばホコリは出る。聖人君子などいない。それを利用してマスコミは自分が攻撃したい人を攻撃する。

これがマスコミの基本戦術です。そして「報道しない権利」があるので自分は正しいと主張する。(注1)

注1:私は「いじめの風潮」を作っているのはマスコミだと考えています。
 誰だって欠点はある。そして人間は余裕があるときは「善人」でいられますが、追い詰められると嫌な面が出てきます。例えば感情

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中国、マスコミを完全国有化:濡れ手に粟の大儲け^^;

中国、マスコミを完全国有化:濡れ手に粟の大儲け^^;

深読みする「専門家」もいますが、そんなややこしいことではない。政略、思想がどうこうじゃない。ぶっちゃけ共産党幹部が儲かるのだ。

中国人には「中国国民」というアイデンティティがない。それが米国と違うところだ。「中華思想」はある。しかしあれは「中国人は世界の中心」という思想であって、同族の連帯感を高めるものではない。

中国人にとって、実のところ「世界」とは一族郎党のことだ。身内の利益が全てに優先す

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核保有国の軍事対立は驚くほど「平和的」だ^^;

核保有国の軍事対立は驚くほど「平和的」だ^^;

これは今日現在の、印中国境線における軍のにらみ合いです。

核保有国の対峙ってこういう形を取るのですね。
互いに紛争拡大が恐ろしくて銃を持つこともできない。

素手のにらみ合い。ほとんど動物の威嚇。
新しい戦争形態です^^;
ちなみに一昨日は石で殴り合っていました。冗談みたいですが本当です。

さて翻って核を持たない日本はどうですかね?
敵国の戦闘機、軍艦が毎日のように領空、領海を侵犯しています。

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実はあと2つあって「行けたら行く」と「いつでも電話して下さい」だ^^

実はあと2つあって「行けたら行く」と「いつでも電話して下さい」だ^^

電話しても出ないじゃん!!!

いや、ほんとにみなさん、電話に出ないですよね。

まあ、気持ちはわかりますけど、だったら番号を教えるなよ! (笑)

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「〇〇さんは特別!」、「あ、だめ、そこイッちゃう」

もありますが、これは優しい嘘なのでOKです^^

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おまけ

最新の流行は、これです^^;

「中国から金を受け取っても、政策には影響

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青い目の女性が人気がある理由:目の動きがわかるからです^^

青い目の女性が人気がある理由:目の動きがわかるからです^^

類人猿で白目があるのはヒトだけです。

 ゴリラには白目がない。「敵」に視線を悟られると戦いに負けて死ぬからです。ゴリラはどこを見ているのかよくわからないですよね^^;

 他の動物も同じ。自分の意図を簡単に察知されるようでは、生きていけないのです。(注1)

ちなみに、この人達がサングラスを掛けているのも同じ理由です。どこを見張っているか、バレてはいけない。

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 ところが例外中の例外が

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結局の所、アフガニスタン国民は米国式民主主義にNOを突きつけたらしい。

結局の所、アフガニスタン国民は米国式民主主義にNOを突きつけたらしい。

もっともアフガニスタンは多民族国家であり、その世論も決して一枚岩ではないですが。

米国人は、民主主義が絶対的な善だと(たぶん)信じているでしょう。日本人も同じではないですかね。

でも、歴史的、世界的に見れば、民主主義はここ300年ほどの「キリスト教文化圏にローカルな」政治制度に過ぎない。数ある選択肢の一つに過ぎないのです。

社会主義、共産主義、封建主義、専制君主制など、「体制」は他にも選択肢

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ゴールドマン・サックス「中国へは投資不可能」[bloomberg(JP)]

ゴールドマン・サックス「中国へは投資不可能」[bloomberg(JP)]

中国株は危険過ぎて投資できない領域に入ってしまったのか-。ゴールドマン・サックス・グループの顧客の間では、中国当局による企業への締め付け強化を懸念する声が増えている。
 ゴールドマンのストラテジスト、劉勁津(キンガー・ラウ)、ティモシー・モーの両氏はリポートで「最近では中国株への投資に関する顧客との会話で、『投資不可能』という言葉がよくささやかれるようになった」と指摘した。

Bloombergと

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聖書を印刷した男は火刑で殺された。教会は「知識」を独占したかった。

聖書を印刷した男は火刑で殺された。教会は「知識」を独占したかった。

昔から、支配層は「大衆」には無知でいて欲しいのですね。

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これは読書感想文です。実は私の日記なのですが、せっかく書いたので転載します。元が日記なので独善的で不快な文章です。繊細な方は読まないことをおすすめします^^;

内容は、15世紀の活版印刷の実用化が、宗教、ひいては文化にどのような影響を与えたかというような話です。

***以下、日記より転載*******************

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