2021年12月の記事一覧
専門家に判断させるのは愚策:彼らの間でも意見は一致しない。
同じ病人を二人の医者に診せると異なる診断が出る(注1)。
事例研究として、架空の同一の犯罪事案について10人の裁判官に量刑の判断を求めたら、下は1ヶ月から上は1年までと全くバラバラだった。
要するに、彼らにも一貫した判断基準など無いし、どうしたら良いかわからないのです。
これは別に専門家が無能だというわけではない。
根本的に、この種の高度な問題は人間の能力では手に負えないのです。つまり難問
経済学は役に立つか?:私は否定的です。
私は経済学の有用性に非常に懐疑的だ。
有り体に言って絵に描いた餅だと思う。
それは例えば、次の一点を指摘するだけでも十分だろう。
「経済学は、共産主義者が市場に参入する事を想定していない」
むろん、習金平と鄧小平のことだ。
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また、悪意に満ちたアウトローの存在も想定していない。
収賄、インサイダー取引、株価操作、ほら吹き、テロリズム、ハッカー、人種差別、独裁者が私利私欲で起こす
努力抜きの成功は難しい。でも努力だけじゃダメです^^;
ちなみに私は「努力すれば報われる」とは思っていないです。普通は報われない。
でも努力しなければ、ほぼ確実に失敗するでしょうね。努力は勝率を高くするために必須だというのが、私の意見です。
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たぶん、この辺りは概ね同意見の人は多いと思います。努力の価値を否定する人は少ない。
ただ、これをあまり強調しすぎたせいか、問題が発生しています。
「努力しかしない」人が多いのです。
語学教育とは?:パーティでどちらと話したいですか? ^^;
平凡なオッサンに話しかける人はいない。カタコト日本語でも魅力的な女性の方がいいに決まっている(笑)
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そりゃあ、英語をネイティブのように喋れたらすごいと思います。しかし、それは通訳や外交官には求められますが、普通の人には大きな価値はない。
だって仕事で米国に行ったら、みんな流暢な英語を話す。同じことをやっても勝ち目はないですよ。
「自分の話を聞いてもらう能力」の方が重要です。
独裁者は自国が敵視された方が嬉しい。救世主を演じられるから。
ヒトラーもこれを見事に利用した。
世界中から総スカンを食らう中で「ドイツを救うのは私しかいない」と訴えて、圧倒的な支持を得た。
「世界中を敵に回しても君を守ってみせる!」という、アレです(笑)
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また、現代の戦争は総力戦なので、政府が国民の共感を得られないと勝てない。そのためには「敵」は強くて大勢いて欲しい。周囲が全て敵だとなお良い。
習近平はもちろんそれを知っているでし