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語学教育とは?:パーティでどちらと話したいですか? ^^;

 平凡なオッサンに話しかける人はいない。カタコト日本語でも魅力的な女性の方がいいに決まっている(笑)

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 そりゃあ、英語をネイティブのように喋れたらすごいと思います。しかし、それは通訳や外交官には求められますが、普通の人には大きな価値はない。

 だって仕事で米国に行ったら、みんな流暢な英語を話す。同じことをやっても勝ち目はないですよ。

 「自分の話を聞いてもらう能力」の方が重要です。これは人間的な魅力だ。例えば笑顔。
 しかし、それはなかなか難しい。もっと達成しやすいのは「話題」です。聞くに値するネタがなければ誰も相手にしてくれない。(注1)

注1:もっと下世話なことを言いましょう。
あなたが大金を持っていて、なおかつケチでなければ、多くの人が話しかけてきます(笑)

 極端な話として、あなたがVIP(例えば大発見をした学者)であれば、相手が日本語で話しかけてきます^^

 この方向は実践しやすいでしょう。営業でも、お得な情報を持っていれば、相手はあなたの英語がカタコトであっても話を聞く。

 逆は不可です。これは日本人セールスマンの話を聞く日本人がほぼいないことから明白です^^;

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私の意見は、「英語よりも日本語の方が重要」です。

英語教育は中学校レベルでいいんじゃないですかね?
その先に進む必要のある人、語学が得意な人は続ければいい。独学もできるし、専門の学校もある。

 特に文字情報は機械翻訳が実用的になってきた。長文は読めなくていい(注1)。

注1:私は日常的に、海外の5~10社ぐらいのネットニュースを読みます。でも英文は読みません。google翻訳です。英語は読もうと思えば読めますが、何倍も時間がかかる。
 小説ではないので、日本語として質が低いのは許容できます。

   なお多少難解な文章を読む場合には、機械翻訳はDeepLがおススメです。googleよりも、日本語としてずっと質が高い。

 蛇足ですが、CNNやWSJには最初から日本語版が存在しますが、英語版を読んだ方が良いです。日本語版は英語版の翻訳ではないのですね。掲載している記事が違うのです^^;

 現状では、日本語で十分にコミュニケーションが取れない人が大量にいる。まずはそっちの能力を上げるべきです。(注2)

注2:そもそも言語は、たった一つを習得するだけでも至難の業です。
 ほとんどの人は(意識していないでしょうが)生涯にわたって学び続ける。言葉は変化しますしね。
 また、小学生の使う日本語と高校生の使う日本語、社会人の使う日本語は異なります。
 エンジニアの使う日本語と営業員の使う日本語も違う。

 直接相手に会って使う口語と、電話の日本語、プレゼンの日本語、書き言葉、メールの日本語、LINEの日本語、報告書の日本語、論文の日本語、随筆の日本語は全て違う。

 私の知る限りでは、日本語を自在に使いこなせる人は滅多にいないです。1000人に一人ぐらいじゃないですかね^^;

 具体的に言うと、人の輪に入って遊び、素養を身に付けることです^^

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補足

教育の話でよく抜けている観点があります。

時間は有限です。

英語を学ぶということは、他の事を学ばないということだ。

 確かに英語を話せると人生を有利に歩める。しかし、その労力と時間を他の事に費やすこともできる。それは数学でも歴史でも遊びでもいい。

英語の学習が最も有効なのか?

これを忘れてはいけないのです。これは、英語に限らず何でも同じですが^^;

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おまけ

営業にトークは必須だと思いますか?

実は、あるレベルより上では不要です。

「君が勧めるなら買うよ」
「適当に見繕って」

で終わるからです。

すし屋で「板さん、お任せ」って言うアレです^^

 そして、このケースで重要なのは、言語能力よりも洞察力と相手の感情を読み取る能力です。人間のコミュニケーションでは情報の9割は非言語手段で伝わります。典型的には表情です。
 相手が何を求めているかを知るには、それらが必須です

私はなじみの車屋がいて車もそれで買います。私の求めているものを彼は知っているからです。私自身よりも知っているかもしれない^^;

値切り交渉は「頑張ってね」とだけ言います^^

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