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パリの街並み

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パリの地下鉄の広告ポスターとルーヴル美術館とオペラ座のポスター

パリの地下鉄の広告ポスターとルーヴル美術館とオペラ座のポスター

パリの地下鉄構内には、色んな角度で広告ポスターが貼られています。

ネットが発達しても、地下鉄構内は戦後と変わらず、ずっと紙広告が優勢で、カッコイイ広告が目立っています。

【モードとスポーツ】

このテニスの広告は、【モードとスポーツ】 Mode et sportと題して、装飾芸術美術館 (Musée des Arts Décoratifs)であるエクスポの広告です。

ルーヴル美術館の隣にある

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ジャン・リュック・ゴダールの死去とヌーベル・バーグ

ジャン・リュック・ゴダールの死去とヌーベル・バーグ

先日フランス人の漫画家のジャン・ジャック・サンペさんが、8月に亡くなってしまい、それに続き今月13日に、ジャン・リュック・ゴダール(Jean-Luc Godard)映画監督が死去しました。

ジャン・リュック・ゴダールの生まれたパリのコニャックジェイ通り

ジャン・リュック・ゴダールは、ヌーベルバーグの父と言われている、フランスの映画監督で、91歳でした亡くなりましたが、老衰ではなく自殺でした。

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パリ16区パッシーのバルザック美術館!オノレ・ド・バルザックという作家

パリ16区パッシーのバルザック美術館!オノレ・ド・バルザックという作家

パリの16区 にある閑静なパッシーの丘に「バルザックの家」があります。Maison de Balzac, 47 rue Raynouard, 75016 Paris

ここにフランスの文豪オノレ・ド・バルザック(1799-1850)が晩年に暮らしていたのです。

現在はバルザック美術館となっています。

トゥール生まれのバルザックはパリに来てから35年間に、マレ地区、カルチェラタンと、左岸と右岸と

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クリスチャンディオールがシャンゼリゼ通りでお引っ越し

クリスチャンディオールがシャンゼリゼ通りでお引っ越し

今年のパリのシャンゼリゼ通りで一番目立っているのは、個人的にはクチュリエのクリスチャンディオールかなと。

先日シャンゼリゼ通りの赤いライトで覆われたクリスマスデコレーションの様子をお伝えしましたが、

このクリスチャンディオールの建物は今、改装中で、外壁が白いラッピングで覆わています。

その上に、クチュリエ、デザイナーのクリスチャンディオールの当時のオートクチュールの作品が映し出されています。

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パリのヴィクトル・ユーゴ館のデッサン展とヴォージュ広場

パリのヴィクトル・ユーゴ館のデッサン展とヴォージュ広場

いま、ヴィクトル・ユゴー(Victor Hugo)のデッサン展が開催されています。

ヴィクトル・ユゴーはパリ4区のヴォージュ広場に住んでいました。

この広場は、元々17世紀に設計され、建設は1605年に始まり、ルイ13世とアンヌ・ドートリッシュの婚約のおりにお披露目となり、今に至りますが、1954年から歴史建造物に指定されました。

ヴィクトル・ユゴーは、私邸ロアン・ゲメネ館(hôtel de

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エッフェル塔のシャンパンフラッシュとユネスコ誕生75周年祝い

エッフェル塔のシャンパンフラッシュとユネスコ誕生75周年祝い

昨日セーヌ川を渡りエッフェル塔まで行ってきました。

今年は、ユネスコの誕生75周年で、エッフェル塔でもお祝いに75周年とメッセージをつけてライトアップがありました😊

シャンパンフラッシュは夕方の毎時にあります。

その時は、ピカピカです。

75周年のメッセージ "75 years" が出ていました。英語で書かれているのは観光客受けを狙っているのか、なにせ共通語ですものね。

シャンパンフラ

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ピカソ展「Picassol'étranger」がフランス国立歴史移民博物館で

ピカソ展「Picassol'étranger」がフランス国立歴史移民博物館で

こんばんは😊

いま、パブロ・ピカソ(Pablo Picasso)展がパリ12区 、「フランス国立歴史移民博物館」で開催されています。

博物館➡【Musée national de l'histoire de l'immigration:
293, avenue Daumesnil 75012 Paris 】

ピカソ美術館はパリ4区マレ地区にありますが、今回の、ピカソ展のタイトルは「外人、ピ

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映画パリジュテームとオムニビュスとカフェ「 ル・ロスタン」

映画パリジュテームとオムニビュスとカフェ「 ル・ロスタン」

「オムニビュス」という言い方はきいたことがありますでしょうか。

「un omnibus」で、各停の乗り物の意味です。ないしは中世時代にあった人を運搬する馬車のことです。

ですので乗り物をさす言い方ですが、オムニビュスは映画にも使われ、短編の寄せ集めの映画のこともさします。

2006年にできた「Paris, je t'aime パリ・ジュテーム」という映画があり、この映画もオムニビュスです。(

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パリ3区 「コニャック・ジェイ美術館」

パリ3区 「コニャック・ジェイ美術館」

先日コニャック・ジェイ美術館(Musée Cognacq-Jay)に行ってきました。

「表象の帝国、ブーシェからグルーズまで」展が7月18日まであったのです。

このコニャック・ジェイ美術館の創始者は、エルネスト・コニャックです。

エルネスト・コニャックは、あのデパート、サマリテーヌの創始者なのです。

美術館とデパートの組み合わせはピンときませんが、働いて美術品を収集していった人なのです。と

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ラ・サマリテーヌが16年ぶりに再オープン(パリ1区デパート)

ラ・サマリテーヌが16年ぶりに再オープン(パリ1区デパート)

パリ1区に、デパートのラ・サマリテーヌが16年ぶりに再オープンとなりました。

当初の計画では、2020年に150周年記念でオープンの予定でしたが、コロナもあり、今年6月末となったのです。

2005年にクローズされたサマリテーヌから一新され、ニューサマリテーヌです。

デザインが格好いいのです。

ラ・サマリテーヌがクローズとなったのは、2005年6月でした。

正規の理由は老朽化で、当時の建築

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パリ11区の屋根がないパッサージュがいい

パリ11区の屋根がないパッサージュがいい

パリでパッサージュができたのは1850年代、当時は屋根で覆われパッサージュは150もあったと。

今は、約30が残っていると言われています。

有名どころもあれば、ほぼ無名というのもあります。

ホテル・ショパンのあるパッサージュ・ジュフロワ(Le Passage Jouffroy)などは、歴史建造物に指定されて有名です。

先週フラフラと歩いていたら、良さげなパッサージュがありました。

ここは

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カフェでまったり時間・パリ17区のヴィリエ駅前

カフェでまったり時間・パリ17区のヴィリエ駅前

週末に行ってきた、パリ17区のヴィリエ駅前のカフェです。

昨日からカフェの内部も開きました。いまの時期はお天気も良く、カフェではテラス席が人気です。

この時期にわざわざ奥で食べる人もいません。

開放的な時期です。

なんで、こんな背後からの写真なのかは、行ったカフェで、飲み物だけなら、こっちの席へと通されて、テラス席との間でした。

人の後ろ姿が見える席でした。

このカフェは、ヴィリエ駅前

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ルーヴル美術館の外壁が黒くともチャーミング

ルーヴル美術館の外壁が黒くともチャーミング

今週のルーヴル美術館前です。

改めてルーヴル美術館の前に立って見てみると、外壁が黒くなっていると感じますよね。

黒くなってきたなと思いながら、また暫くしてから行ってみると、いきなり白くなっている時があります。

そんな時は、外壁の掃除をした後です。

壁の清掃の法律があり、確か10年か15年に1度清掃の義務があります。

美術館には、エクスポを見にいくので、外壁の黒さを気にするわけではないです

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マレ地区のサンポール駅~シシリア王通りとピエール・カルダン

マレ地区のサンポール駅~シシリア王通りとピエール・カルダン

パリ4区マレ地区はおしゃれな雰囲気がいつもする地区です。

サンポール駅からは、ピカソ美術館や、カルナヴァレ美術館までもすぐですが、美術館へ行かずとも、駅からシシリア王通り(Rue du Roi de Sicile)まで行くと、思わず足を止めてみたいところだらけです。

地下鉄1号線のサンポール駅から、シシリア王通り(Rue du Roi de Sicile)までは徒歩3分くらいです。

つい最近

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